次回予告集+α
■宣伝用スチル
■連載前の予告
たわわに実ったおいしそうなぶどうはどんなに跳ねても届かない。オタクでぼっちの高校生・ビンゴは三次元の女に見切りをつけていた。しかし、秋葉原で見かけた黒髪乙女に恋をする。幼馴染でクラス一人気の女子・サニが、なぜかビンゴの初恋を応援し始めて――。「君が告白するまで面倒みるって決まりなの」「俺、オタぼっち。告白とか控えめに言って無理」「告白できないのは何もかも中途半端にしてるからでしょ?」「うぐっ、だったらな!」ビンゴは立ち上がる。立派なオタクになるために……。否。正々堂々オタクを卒業するために!
■Twitterに投稿した予告
男の娘な高校生・ビンゴはコミケ会場で絶望していた。欲しい本も買えないオタクで、仲間もいないぼっち。中途半端。原因は小学生の頃、幼馴染・サニによって『呪い』を掛けられたためだった…次回『2 現に貞操の危機である。』
ビンゴは秋葉原の年末ギャルゲーの日に訪れる。そこで出会った三次元の黒髪乙女に惹かれ、このまま行列が動かなければいいとさえ思った。三次元女はどうせすっぱいぶどうじゃないの?…次回『3 少女が歩いた後には道が出来ていた。』
三次元女に心惹かれた自分をビンゴは未だ信じられなかった。そんな時、三次元女を嫌いにさせた張本人の幼馴染が現れて…次回『4 運命的な出会いには、運命的な別れが待ってる。』
目覚めたビンゴを待っていたのは毒舌幼馴染・サニ。サニから相談を持ちかけられ、交換条件としてビンゴはこの気持ちの正体を尋ねた…次回『5 白雪姫のように起こしてあげたのにな』
男の娘が恋をしたのは黒髪乙女だった。ビンゴは自身の外見やオタク趣味を理由に告白を尻込みする。見かねたサニはビンゴの脱オタを助けることに…次回『6 告白するんじゃないの?』
目指せ脱オタファッション。ビンゴは渋谷に連行された。普通の見た目を手に入れて終わりかと思っていたら、トーノが女子をナンパしてこいと言い出して…次回『7 ……俺はレベル1』
女の子に慣れてないからって、恋をしたのにナンパするの? 相手に良く見せたいからって、漫画やアニメが大好きなのにオタクをやめちゃうの? …次回『8 好きに正直でいたいから』
大晦日の前日、有明には黒い人だかりができていた。ビンゴはオタクの頂点を目指し、コタローと一緒に徹夜をすることにしたのだが…次回『9 もう列形成は始まっている』
オタク狩りから逃れたビンゴは即売会に参加したものの、お目当てのものは買えずじまい。だけどあんまり落ち込んでいない? そこへトーノが現れて…次回『10 この意味、分かります?』
オタクの頂点になるために必要なものは仲間、準備、作戦だ。しかし、仲間を集める自信はない。ビンゴは憂鬱な誕生日を迎える。そこへ現れた幼馴染のサニは…次回『11 勝負しようよ』
勝負に負けて素顔で登校することになったビンゴ。その見た目はまぎれもなく美少女だった。メカクレ男子が髪を上げる時、クラスメイトの反応は…次回『12 兄がお世話になってます』
妹のふりをしたせいで修学旅行の班決めに参加できないでいた。次第に固まるグループ。焦るビンゴ。気まぐれなサニが手を差し伸べて…次回『13 君のホントの気持ちを聞いてみたい』
次は準備だ。仲間は集まってないけれど、無一文では即売会に参加するのは難しい。春休みに結婚式場でバイトを始めるビンゴだったが…次回『14 中二病は名前だけにしてくださいよ』
ただの幼馴染・サニを異性をとして意識してしまって三ヶ月。その間もサニは弁当を届けてくれた。ビンゴはなぜよくしてくれるのか疑問に思い…次回『15 後悔してからじゃ遅いんだ』
疑念の露見。それは更なる疑いを呼び、人を余計に不安にさせる。修学旅行先の函館は救急の聖地。気持ちを紛らわせようとするビンゴだったが…次回『16 だから、運命的な再会があるんです』
再来した恋する気持ち。サニへの気持ち。ビンゴの心は波のように揺れ動く。オタクの矜持と男の面子を秤にかけて、手に入れたのは…次回『17 俺の初恋の人が発狂しはじめたんですが』
孤独には二種類ある。物理的な孤独と精神的な孤独。温泉でビンゴを待ち受けていたのはその両方だった。紛れ込んだのは女子風呂。ビンゴ、絶体絶命…次回『18 呪い、呪われ、穴二つ』
仲間、準備が整った。運命の時まで残り一ヶ月に差し迫ったある日、ビンゴはトーノに仲間に誘われる。仲間を引き換えにビンゴが得たものとは…次回『19 これが噂のサークルチケット』
始まった夏コミ。灼熱地獄で任務を達成したビンゴはサークルスペースに戻る。そこには売り子のためにコスプレをするサニの姿があった…次回『20 精神は男の子って設定になってます』
順調に進んでいるのに納得できない。もやもやした感情が心に渦巻いている。ビンゴはコスプレエリアに迷い込んでいた…次回『21 引き合う二つの意思がいくつもの太陽系をなしていた。』
戦場に青春などない。好きに正直でいることをやめなかった時、サニの心、トーノの思惑、ビンゴの目的はそれぞれの方角を向いていた…次回『22 中途半端にも程があるんですよ!』
…次回『23 惨敗』
夏コミ二日目。黒髪乙女から助言されたビンゴはコタローから至急の連絡をもらう。サニが徹夜組に参加している?怖い思いが脳裏に蘇り、ビンゴは走る…次回『24 心の器を満たすもの』
夏コミ三日目。ビンゴは仲間を取り戻す。サニ、コタロー、ユキヒと合流し、ビンゴは勝利を誓う。一方、うつ主とツイッターで連絡が取れないでいた…次回『25 勝利の朝』
仲間と結束し、ビンゴは決心を固める。『レコーズメイガス』のスペースに来たビンゴに待っていたのは…次回『26 新刊がない』
誤搬入した先はトーノのサークル?ビンゴは決着を付けるため、トーノに本音をぶつける。しかし、オタクは卒業できないと反論されて…次回『27 想像力の時代』
歓喜、祝福、新刊を手に入れた者だけが味わえる至福の時。オタクの頂点を目の前にしたビンゴはサークルスペースへやってきて…次回『28 最後尾札は……、あっ、列の途中ですか』
戦いは終わった。今は戦利品を眺める至福の時。コミケ帰りのオタクはなぜかフィジカルが強い。彼らは堂々とそれぞれの思いを打ち明けて…次回『29 痛いよね、オタクって集まると』
卒業。別れ。それぞれの道が待っていた。振り返る日々は美しく、後ろ髪を引かれる。明日から違う自分になる。葛藤するビンゴにサニが囁いて…次回『30 このまま終点まで乗ろうか?』
オタクの頂点とその卒業、ビンゴの初恋・サニの呪い・マーヤの約束、それぞれが結末を迎える。最後に残ったもの、そして――…次回『31 青春ラブコメを送れる方法はありますか?』




