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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第五章】 迷宮都市でのいろいろ。
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第三百四十三話 しょうがないよね。的なお話

特にやることが決まってるわけじゃないから書くのに時間がかかる。

大変だ。

「全く、なんなのだあの歌は? 気が抜けてしまったではないか。」

「何って言われても、地元の童謡?」

「……何故疑問系なのだ?」

「細かいジャンルとか知らないし。」


というか、そもそも歌の名前すらど忘れしてしまってるんだよね。

なんて名前だっけ?

ま、いいや。


「次はどうする?」

「次とは?」

「まだ時間あるしみんなとの連携確認とか?」

「だから何故疑問系なのだ…」

「なんとなく?」


なんか、ユキノを相手にするとどうもふざけてしまうな。

なんでだろう?

やっぱりツッコミキャラだからかな?


「レントはいつもこうなのか?」

「いや、そんなことはないんだけど、なんでだろうね。」

「ユキノを弄るのが面白いせいだな。」

「私のせいとかいうな!」

「ほら。いいリアクションが帰ってくるし。」

「ぐっ!」

「ま、それは置いといて、どうする? 誰と組む?」

「………じゃあ、セフィアで。」


次はセフィアと組むそうです。


リリンが索敵し引っ張って来た魔物と戦うセフィアとユキノ。

相手はトライデントボア。

しかし、少し役不足かな?

動き回るセフィアとユキノに狙いを定めることができずにボアはキョロキョロしており、隙をついては2人がサクサクと攻撃していきあっという間に倒してしまった。


これは連携の確認になったのかな?

あ、でも高速移動しながら隙をつくというのはあり………ってリリンともやっているか。

となると、もう少しやった方がいいかな?

それをセフィアとユキノ、そしてリリンに伝えると分かったと言い再びリリンが魔物を引っ張ってきた。

本当に、頼れる嫁だ。


次に引っ張ってきたのはブレードマンティス。

ブレードマンティスは鎌が刃になっている魔物だ。

また、虫特有の強いパワーを持っている。

その蟷螂をどう攻略するのかと思っていたんだが、セフィアがタゲを取り、その隙にユキノが後ろから駆け上がる。

もちろん、背中を駆け上がっているのだから蟷螂も気づくが後ろを見ようとする。

そこを見逃すセフィアではなく跳び上がり鎌を根元から斬り落とす。

仰け反る蟷螂に対して駆け上がっていたユキノがすかさず手に持つ忍者刀? を一閃し首を撥ねとばす。

首を失って生きている生物はいない………はず。

ここファンタジーだし。

まあ、蟷螂は死ぬしそれでいいよね。

死んでバランスを崩した蟷螂から華麗に着地するユキノ。

俺だと尻餅つきそうだな。


「お疲れ、セフィア。どうだった?」

「戦闘スタイルがリリンと似てるから合わせやすかったよ。」

「なるほど、確かにそうだな。でも、それはまだユキノが忍者刀? だけを使っているからだけどね。鎖鎌とかを使う時の立ち回りもやった方がいいかな。」

「そうだね。」


その後も人を変えたり、人数を変えたりしながら連携の訓練を行う。

もちろん、途中でお昼休憩を挟んでる。

腹が減っては戦はできぬって言うよね。

戦なんかするつもりはないけど。

訓練相手になる魔物が可愛そうな気もしないでもないが、襲ってくるんだししょうがないよね。


そして日が暮れる前に街の中に入りギルドで倒した魔物を買い取ってもらう。

ダンジョンではドロップアイテムが落ちるけどそれ以外はないから全て揃ってる外の魔物は貴重だと言っていた。

それってつまりここの冒険者はダンジョンばかりに行ってるって事だよね。

それでいいのか、迷宮都市。

でもま、そのお陰で少しばかり買取金額が高くなってて、その点は良かった。

宣言通りユキノがまたお金を渡してきたけど、うん。

買取金額が高くて良かったよ。


そして宿に帰り夜のアレ以外ゆっくりと過ごした。

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