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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第四章】 挨拶。それと…
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第二百五十話 モンスターパレード(4)的なお話

あの怪物に挑むということになったので先ずはそこまで行こう。

怪物まで最速で最短で真っ直ぐに一直線ってね。

道中に出てくる魔物は殺せるなら殺すし、無理ならダメージを与えて怯んだところをさっさと駆け抜けていく。


最初に出たのはオーク。

こいつは嫌いだから全力で斬るが、一撃では倒せなかった。

そしたら俺に続くようにリリンが斬ってセフィアも斬る。

そこまで行くと流石に死ぬ様だ。


次に出てきたのは多分オーガ。

これまで見たことないけどきっとオーガ。

といってもまともに戦うことなく一太刀、二太刀、四太刀と順に攻撃が増えていったら死んでいった。

オークと同じ道を辿っている。


それからもアーマードッグやコボルト、ゴブリン等の雑魚が出てくるが正直に言っていちいち相手にするのがめんどくさい。


「面倒くさいし、飛閃で一気に道を開こう。」

「分かった。」

「ん。」

「せーの。」

「「「飛閃!」」」


俺の斜めの斬撃、リリンの横の斬撃、セフィアの十字の斬撃が魔物達を斬り裂きながら飛んでいく。

俺達はその後を追うようにして駆け抜けていき、遂に怪物の所に辿り着いた。


「みんな、さっき言った通りに。」


俺がそう言うとみんなもそれぞれに返事をして散会していく。

そしてここに残っているのは俺、セフィア、リリン、アカネの4人だ。

うちのメンツの上位4人。

ちなみに一番強いのは俺じゃなくてリリンだったりする。

俺は多分4番目。


遠間から見た時は細かい部分までは分からなかったが、改めて見てみるとかなり強そうだった。

一目でわかる筋肉質な身体。

更に太い腕が4本もある。

頭の上の角ととっても厳つい顔が更に恐怖を倍増させている。


「結構強そうだな。誰かこいつがどんな魔物か分かる人いる?」

「ごめん。分からない。」

「私も知らない。」

「流石に知らないわ。」

「そっか。それじゃ仕方ないか。」


初見だから何か情報が欲しかったけど知らないのならしょうがないか。

それに俺も知らなかったんだし責めることなんて出来ない。

なんてやり取りをしていると焦れたらしいこの怪物は咆哮を上げながら襲いかかってきた。


右上部の腕で殴りかかってきた。

俺はそれを横に躱すとそのまま右下部の腕も追撃で襲ってきており、躱した瞬間だからバランスが悪く剣で防いだものの軽く飛ばされてしまった。


「「レント!」」

「俺は大丈夫だから。それよりも集中!」


嫁達は過保護というか心配しすぎな気がする。

俺もそうだけど。

しかし戦闘中にそれは命取りになりかねないしもう少し話し合ったほうがいいな。

後、もっと強くならないと。

そうすれば心配されずに済むし。


俺が飛ばされはしたもののその隙をついてアカネが左腕の方から攻撃している。

意識を怪物の方に向けたセフィアとリリンが持ち前のスピードを活かしてヒットアンドアウェイをしている。


俺も3人に任せっぱなしにするわけにはいかないと起き上がると怪物の元へと駆け出した。

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