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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第三章】 挨拶しないと
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第百八十四話 お土産いっぱい。的なお話

朝から頭が痛くて、それで少し遅れました。

「じゃあ、はいこれ。二人分の違約金二万八千ね。」

「どうも。」


あの場はとりあえず俺がいっぺんに払ったが、そのうちの二人分が返ってきた。


「しかし、まだちょっと早かったか〜。行けると思ったんだけどね。」

「そうだな。C+三人にCが二人だからなんとかなるかもと思ったんだけど……Bランクの壁は厚かった。」

「そうね。それで三人は今後どうするの?」

「どうって?」

「今回駄目だったじゃない? だから今後は上を目指すか、安定を求めるかってこと。」

「どうする、レント?」

「とりあえずスキルアップかな。全体的な技術の底上げとかしたいなって。」

「そう。」

「そういう二人は?」

「そうね〜、私達はCランクをいろいろ受けてみようかな? それでいい、エルナ?」

「う、うん。いいよ。」

「と、いうわけ。」

「そっか。まあ、機会があればまた誘ってよ。いつでもとは言えないけど、できる限りは参加するからさ。」

「ありがと。じゃ、私達はこれで。」

「おやすみ、なさい。」

「「「おやすみ。」」」


挨拶をして二人と別れると、タイミングを見計らってたのかすぐにルリエが話しかけてきた。


「依頼どうでした?」

「あーうん。駄目だった。」

「そうなんですか?」

「まあ、こればっかりはしょうがないよね。それで四人は今までどうしてた?」

「えっと、蒼井さんがさっさとランクアップするわよって言ってひたすら依頼をしてました。」

「そ、そうか。それはなんというか、お疲れ様。」

「本当に疲れました。それで、お兄さん。明日って暇ですか?」

「? 三時から少し予定があるけど、基本暇だよ。」

「そうですか。ではでは、明日はデートしましょう。」

「いいよ。」

「はやっ! え、いいんですか? 言ったのは私ですけど、疲れてないんですか?」

「まあ、俺もセフィア、リリン、ルリエとまったりできればって考えてたから。」

「そうですか。」

「それで、デートは二人っきり? それとも四人で?」

「えーと、四人で。」

「だってさ。」

「明日はよろしくね。」

「ん。」

「はい。」


嫁三人とのデート。

すごく楽しみだ。



帰り道でデートの約束をした後に家に着いた。

俺とセフィア、リリンはすでに風呂に入っているということでアカネ達に風呂を沸かした後入ってもらう。

その間にルリエにお土産を渡す。


「はい。ルリエにお土産。」

「ありがとう、お兄さん。」


ルリエに渡したのは防御力を上げる腕輪だ。

天使のレリーフが付いているやつだ。

その後も次々に出す。


「はいこれ。紙紐に、ペンダント。これはセフィアが選んだワンピースで、こっちのはリリンが選んだホットパンツ。後は靴に……」

「ちょっ、こんなにですか。」

「いやー、似合うかなって思ったらつい買っちゃって。」

「それは、その、ありがとうございます。でも、流石に買いすぎじゃないですか?」

「……あはは。まあ、また稼げばいいよ。………あ! そういえばブレードマンティスとか買い取ってもらうの忘れてた。」

「明日でいいじゃないですか。」

「そうなんだけどね。でもシアとルナとも分けないとだからどうしようかって。」

「すぐに会えますよ。」

「そうだな。」

「じゃあ、私はこれらを仕舞ってきますね。」

「おう。」


「ふぅ。いい湯だった。お風呂空いたわよ、ルリエちゃん……ってあれ? ルリエちゃんは?」

「ああ、お土産を仕舞いにいったよ。それで、こっちがみんなの分。」


そう言ってみんなの分のお土産をストレージから取り出す。

ルリエに比べて少ないがまあ、それは嫁との違いということで。


そして、ルリエが風呂に入った後は久しぶりの夜伽だ。

つい張り切りすぎて汗と汚れで再びお風呂に入ることになっちゃったけど、三人とも幸せそうだしいいよね。

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