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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第三章】 挨拶しないと
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第百六十四話 受けてもいいかな的なお話

「レント、いつも通り食材出したらお風呂掃除お願いね〜。」

「おう。それで何を出す?」

「それじゃフロッシュのドロップアイテムの豚肉と……」


セフィアの言う通りの食材を出していく。

それはそれとしてフロッシュの豚肉は美味いからな。

今日の夕飯も期待大だ。


かまどに火を入れてからリリンと一緒に風呂場に向かう。

その際に蒼井に氷を出して料理の手伝いをするように言う。

氷を溶かせば水になるから、それを使ってもらおうと思う。

蒼井から文句が出るが魔法の練習になるし、居候なんだから手伝えと言う。

なんなら俺と一緒に来て風呂に使う水を用意するか? と聞くとこっちがいいと言う。

予想通りの返答ありがとう。


リリンに水を出してもらって一緒にゴシゴシとやる。

魔法で流してもらってから水を張ってもらう。

温度を調節することもできるんだけど俺の練習用に水のままにしてもらっている。

達人は一日にしてならずってね。


俺がバーナーで温めている間にリリンはセフィアと交代する為に台所に向かった。

今日はセフィアか。



いい湯だった〜。

セフィアと一緒に入った時は尻尾を洗わせてもらうんだけど、アレやると落ち着くんだよな〜。

なんでだろう?

でも、セフィアも照れくさそうだけど凄くリラックスしてるんだよね。

こういう感じがあるから結婚してよかったって思うんだよな。


その後、交代でみんなが入っていく。

途中で温めなおすけどね。


そして夕食をみんなで食べるといういつもの光景が広がる中、話の流れで今日の黄昏さんたちの話になった。

アカネは留守番であの場に居なかったからね。


「へ〜。ついにAランクになるんだ〜。私も早く上に行きたいな。」

「そういえば、アカネはCランク相当の実力があるわけだし、飛び級みたいに上のランクの試験って受けれないのか?」

「うーん。何か実績があるわけじゃないからね。CやBの魔物をソロで倒したとかいうのがあれば別だと思うんだけど…」

「そっか。それじゃあさ、今度一人で初心者用ダンジョンをクリアしてくればいいんじゃない? リリンの時もそれが試験の内容だったし。」

「それいいかもな。セフィアの言う通りあれをソロでクリアすればいい宣伝になるんじゃない? もしくは依頼ついでにCランクの魔物を狩りまくるとか。」

「うーん。今はいいかな。しばらくはルリエちゃんとかレイダと一緒にのんびりやるよ。」

「そうか。まあ、上に行きたくなったらいつでも言ってくれ。その時は俺達も手伝うから。」

「うん。ありがとね。」


会話を交えつつ、夕食を終える。

食後のまったりタイムにみんなでラノベを読む。

異世界言語適応のおかげでみんな読むことができるようなったんだけど、レイダさんがダン◯ちにガチハマりしてしまった。

また今度ダンジョンに行きたいって言うんだろうな〜。

その後、いい時間になったのでそれぞれ自室に向かう。


そして三人と致した後、ハードジャイアントの依頼をどうするかをセフィアとリリンに聞いてみる。

その際に俺は受けてみてもいいんじゃないかと考えていることとアベルさん達のお祝いの時に何かアドバイスが聞ければと考えていることも伝える。


「アイアンゴーレムの時に殴ったら手が少し痺れたんだよね。だから、魔法でやってみて駄目ならすぐに帰るって言うんだったら受けてもいいかなって思ってるんだけど、いいかな?」

「アイアンゴーレムよりも硬いらしいし、無理に物理でいく必要はないし別にいいんじゃないかな。それに無茶して怪我したら元も子もないしね。リリンは?」

「私もセフィアと同意見。」

「そうか。じゃあ、魔法を一当てして駄目なら帰ってもいいかアレクシアさん達に聞いて、それでいいなら受けよう。」

「うん。」

「ん。」

「お兄さん。それにセフィアさん、リリンさんも。あまり無茶しないでくださいね。」

「もちろん。」

「当たり前だよ。」

「心配ない。」


相談も終えたので、そろそろ寝よう。


「おやすみ、セフィア、リリン、ルリエ。」

「「「おやすみ。」」」

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