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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第一章】冒険者になろう。
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第十七話 火事は怖い的なお話

ですが、ステータスは高い方なので冒険者も向いているとも言われた。

いきなり廃業しなくて良かった。


でも、鍛治師も向いているか。暇な時にでも漫画とかの武器を……ってこの思考はいかん。

なんか神の意思的なプレッシャーを感じる。


それは置いといてセフィア達のステータスを確認しよう。

連携や依頼にも影響するからな。


ーステータスー


名前:セフィア


種族:獣人(狸人種)


LV:12


HP:1984/1984

MP:92/92

ATK:37

DEF:29

MAT:36

MDF:28

AGI:48

DEX:32


スキル

料理LV2

変化LV1(固有)

幻視LV2(固有)

風魔法LV1

土魔法LV2


称号


狸人の星


犯罪歴



ーステータスー


名前:リリン


種族:人族


LV:24


HP:2428/2428

MP:169/169

ATK:58

DEF:46

MAT:52

MDF:49

AGI:74

DEX:71


スキル

短刀LV3

加速LV2

掃除LV4

水魔法LV2

闇魔法LV1


称号



犯罪歴



「セフィアの狸人の星って何?」

「僕たちの種族は変化と幻視っていう固有スキルがあるんだけど、どちらか一つだけ覚えるんだよ。」

「えっ?でも両方あるよ。」

「うん。普通はね。でも偶に両方覚えてる人がいて、その人には自動的にこの称号が付くんだって。」

「へえ〜。そうなのか。」

「私のも見て。」

「リリンは掃除が高いな。なんでだ?」

「店番してたら高くなった。」

「えっと、店番の依頼の時に掃除してて、気付いたら高くなってたってことでいいかな?」

「セフィアの説明の通り。後、家の掃除も良くしてた。」

「そうなのか。」

「ん。」


なんて事をステータス鑑定してすぐにしゃべっていたものだから受付の人に注意されてしまった。

受付の人に謝ってから受付から離れる。


「これを見るとセフィアとリリンはAGIが高いな。」

「ん。そしてレントは鍛治師向き。」

「それを言うなよ〜。」

「あはは…。」

「でも、みんなDEF低いな。タンカーは無理だから、セフィアに魔法で足止めして貰って俺とリリンが前衛。雑魚が相手なら各個撃破かな。」

「ひとまずはそれがいいかな?」

「ん。」


それからの数日間は色々な依頼を受けながら過ごした。ウサギ狩りやファング狩り、薬草採取。商店の店番に街の掃除に喫茶店のウェイター……ってバイトかよ。


そしてEランクのゴブリン退治。単体だとFの上位。ちょっとした集団だとEランク、もっと数が増えたり武装したり上位種が混じるとDランクになる油断出来ない相手。といってもリリンのお陰で早期発見。先手を取る事が出来、魔法で殲滅して貰い生き残りを俺が倒す。火事が怖いので火魔法は自重してる。


そんなこんなで俺とセフィアはランクアップの試験官ないし、依頼が来るのを待つのみとなった。

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