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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第三章】 挨拶しないと
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第百四十八話 カッ、キューッ、バーン的なお話

元爽やか青年は置いといて、さっさと魔法の練習をしよう。

雑草は…………生えてないな。

って今は蒼井の練習が先だ。

というわけでセフィア先生。出番です。


セフィアは今蒼井に俺にしたのと同じように魔力を感じる為のやつをしてる。

あの、手をつないで魔力を流す奴だ。

それをすること三十秒で魔力を感じれるようになるわ、そのまま魔杖を発動させるわで差を感じる。

本当にこいつは相変わらず天才肌な奴だな。

ちょっと詳しく聞いてみるとカッとやってキューッてやってバーンてやるそうだ。

うん。

分からん。


まあ、いいや。

これだけ出来ればあとは自分で出来るだろう。

というわけで自分の練習をしよう。

異世界の先輩として負けるわけにはいかない。


実をいうとずっとやってみたかったんだよね、魔法剣。

アカネがやっていたし、出来ないことはないはずだ。

というわけでやってみよう。


アリシアさん謹製の黒鉄の剣を両手で持って意識を集中する。


イメージは剣の根元から炎が噴き出している姿だ。

剣に魔力を流してそれを火に変える。


「はあぁぁぁぁぁ……あっつっ!!!」


剣が熱を持ってとてもじゃないけど持ってられなかった。


無理だねこりゃ。

もっと魔力をコントロール出来るようになるか柄を耐熱仕様にしないと出来そうにない。

アリシアさんなら出来るかもだけど、あんまり頼りっぱなしはどうかと思うからこの事は黙ってよう。

どうせするなら自分でなんとかしよう。


さてと、憧れの魔法剣は無様な結果に終わったし、せめて普通の魔法くらいはやっとかないと示しがつかん。


先ずはヒートバーナーだ。

こいつは火の圧縮と射程の強化かな。

確か今は大体3mくらいか?

というわけで5mを目指してみよう。

まあ、これは接近戦してる時に空いた手で隙をついて出来るっていう利点があるからそこまで射程を伸ばす必要は無いんだけど……なんかかっこいいよね。

こう指差してそこからビームみたいにやるのって。

だから無駄だけど取り敢えず練習する。


「うおっ!」


5mを目指してやってみると確かに5mにはなったけどその分収束が甘くてかなり太くなってしまった。

しかも圧縮しようとするとどんどん魔力が減っていく。

うーん。

なかなか上手くいかないな。

よし。

次にしよう。


次はランスだ。

ぶっちゃけこれは数が一本しか撃てない。

一撃必倒がコンセプトだったけど複数撃てるに越した事は無い。

だからリリンのランスみたいに複数撃てるように少し練習してみる。

よし。

やるぞー。



ふう。

結構時間使っちゃったな。

ランスは結局貫通力が少し上がっただけで増やすことができなかった。

でも、代わりにドルヒを五本までなら無詠唱で出来るようになった。


さて、蒼井の方はどうなってるかな?

そう思って蒼井がいた所を見てみるとスケートリンクが出来てました。

何やったんだ一体!?

以前一度だけ書いてあったあいつとは優姫ちゃんの事です。蓮斗は小学生までは仲良くしてたので優姫が天才肌で感覚派な事を知っています。

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