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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第一章】冒険者になろう。
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第十六話 天職を見つけた的なお話

リリンのパーティーメンバー申請を終えてギルドをあとにする。

メンバー間でランクに差がある場合、受ける事が出来る依頼は一番低いランクの人が基準となると教わった。

つまりはEランクまでの依頼を受けれるという事だ。

しかし時間が時間なので流石に依頼を受ける訳にはいかなかった。


「リリンの戦闘スタイルはどんな感じなんだ?」

「短刀を使った速度重視。後、水と闇魔法を使う。」

「万能型って事か。そういや仲間を求めて来たって事は今までソロだったのか?」

「そう。」

「一人ならいろいろ出来た方がいいもんね。」

「でもランクを上げてくと一人だとキツくなる。だからこの街に来た。」

「でも俺らまだFランクなんだけど。」

「レント達なら直ぐに上がる。それに連携を確かめるには丁度いい。」

「それもそうだね。」


そんな事を話しながら宿屋へと向かった。

宿に着いたはいいが、ルリエちゃんからまた新しい女の子を連れて来たんですね。と言われてしまった。

否定出来ないのが辛い。


部屋を分けようと思ったんだが、今日は空き部屋がないと言われた。

結局、ベッドをひとつ大きいのに取り替えて貰い、リリンとセフィアがそのベッドで寝るという形で話はついた。


………頑張れ!俺の理性。


俺の理性さんが本能や煩悩との死闘の末、理性さんが勝利した翌日、ギルドへと向かう。


ギルドに向かう途中で俺とセフィアの戦闘スタイルをリリンへ伝える。

といっても俺は魔法の練習中でセフィアが魔法で足止めして俺がトドメを刺すだけで戦闘スタイルなんて大層な物ではないと伝える。


「依頼受けるついでにステータスを鑑定していこうよ。お互いの能力を把握してた方が動きやすいと思うし。」

「ん、分かった。」


セフィアがステータスを鑑定しようと提案し、リリンがそれに同意する。


ギルドでのステータス鑑定についてだが、冒険者の場合は無料となっている。

無料の理由は冒険者が命懸けの職業であり、自分の能力を把握する事で無理無茶無謀な依頼を回避出来るようにし無駄死にを減らす事と、依頼の達成率を上げ、ギルド運営に必要な利益をあげる為だそうだ。


ちなみに冒険者ではない一般の人も1000リムと少し割高だが、お金を払う事で鑑定して貰える。

ここは剣と魔法と魔物のファンタジー世界だからな。

自分が何に秀でているのか、どんな魔法が使えるのか知っておく事がいざという時の生死を分ける。

なんて事もあるだろう。

それにスキルを見る事でどんな職業を選ぶかの指針になる。


何故そんな事を考えるかって?


ギルドの職員さんに鍛治師を勧められたからだ。

火と木の属性がある上に相槌から派生進化した鍛治スキルがあるからな。

それにDEXが無駄に高い。

勧めない訳がない。

俺だってそうする。


ちなみにステータスはステータス鑑定のスキル持ちかステータスプレートという道具で調べる。

このギルドではプレートの方で、羊皮紙を乗せた上から手を置くと羊皮紙にステータスが書き込まれる。

そして俺のステータスはこんな感じだった。


ーステータスー


名前:風見蓮斗


種族:人族


LV:9


HP:3526/3526

MP:192/192

ATK:46

DEF:34

MAT:49

MDF:52

AGI:35

DEX:118


スキル

鍛治LV1

聞き上手LV2

歩法LV2

スキル鑑定LV1

アイテムボックスLV2

魔力操作LV1

火属性LV1

木属性LV1


称号


犯罪歴



本当にどうしたもんか。

超隠蔽スキルは意外と融通がききます。隠したり隠さなかったり、下位互換で表示出来たり。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「でもランクを上げてくと一人だとキツくなる。だからこの街に来た。」 ランクを上げたらキツくなる?ランクを上げようと思ったら、一人ではキツくなるでは?
[一言] スキル鑑定って事はスキル以外鑑定出来ないって事だろうし使えねぇ(笑)
2019/12/28 21:14 退会済み
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