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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第三章】 挨拶しないと
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第百三十五話 肉食×2的なお話

「う〜ん。」

「どうしたの?」

「そういえば魚屋とか無いなと思って。」

「魚屋かぁ。ここ海が無いんだよ。だからもう少し北に行かないと無いかな。」

「海? 川は?」

「川でも魔物が出てくるから簡単に捕りに行けないんだよ。依頼だと高くつくしね。」

「なるほどなぁ。」

「魚好きなの?」

「まあ、そこそこ。ただまあ、三ヶ月も食べてないと流石に食べたくなってくるよ。」

「ふーん。じゃあ、今度釣りでもする?」

「良いね。行こっか。」

「うん!」


そんなことを話しながら街を歩いていると屋台で買い食いしているリリン達を発見する。

何を食べてるんだろう?

そう思って近づいていくと焼き鳥っぽいものを食べていた。


「あ、お兄さん。」

「レント。」

「おふふぁれ〜。」

「食ってから喋れよ、アカネ。……そんで、何食ってんの?」

「野鳥の焼き鳥です、ご主人様。」


そう言ったのはレイダさんなんだけど……食べ過ぎじゃない?

なんか、両手でえーと、八本くらい持ってんだけど。


「あ、こちらの四本はご主人様とセフィア様の分です。」

「お、おう。ありがとう。」

「ありがとね。」


そう言って渡してきたのは良いんだが、それでも四本余ってる。

流石はトカゲさん。

肉食なんですね。


リリン達と合流したのでそのまま一緒に家に帰る。


家に着くと定番になりつつある、俺とリリンが食材と水と火を用意してから風呂場に行く。

セフィア達はその食材を使って料理を作り、俺とリリンは風呂掃除と風呂の準備だ。


俺は武器のメンテで汚れてるし、リリンも訓練したんだろうから汚れている。

なので掃除が終わったらそのまま風呂に入る。

これも定番になりつつあるな。

火は俺だけだし、水もリリンだけだからセットになるのは必然だと思うけど。



風呂から出る頃にはいつもは夕飯ができている。

でも今日は完成する前に出れたから、そのまま四人……じゃない。三人と交代して風呂に入ってもらう。

ちなみにもう一人はアカネだ。

スキルも技術もないからとリビングで休んでいたからカウントしていない。


四人が二人ずつで風呂に入っている間に調理を終わらせる。


六人が揃った所でみんなで食べる。

食べながらお互いの今日のことを報告しあうが、リリンが燃えて模擬戦しまくったのには少し驚いた。

……そのリリン見たかったな。


食事が終わっても談笑は続く。

俺とセフィアは帰りに話していた釣りに行きたいという事を話して、どうせならルリエ達新人組の依頼をしながら釣りに行こうという事になった。

まあ、すぐに依頼は終わるだろうし気分はピクニックだ。

その後はみんなで片付けをして各自の部屋に行く。


俺は明日の事に思いを馳せながら寝る。

あ、ちゃんとやることやってからだぞ。

というか部屋に入ってすぐにリリンが準備万端って感じでスタンバイしてた。

やっぱり肉食系だねぇ。


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