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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第三章】 挨拶しないと
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第百三十二話 メンテしますね。的なお話

朝になった。

今日は仕事は休もうかな?

二日連続でダンジョンに潜っていたし休んでもいいよね?

それに二日潜っていたお陰で十万ほど稼げたし、武器のメンテなんかもした方がいいはずだから。


というわけで服をきちんと着てからリビングに向かう。

俺は服のセンスがないからセフィアが用意してくれている。

夜致す前に箪笥から出してくれてるのでそれを着ればいいだけなんだが……なんか既に人としてだめな気がする。

まあ、結婚しているし別にいいか。


リビングに着いた俺はそのまま既に起きていたレイダさんの元へと向かい食材を渡す。

後は待つだけだ。


リビングでこっちの世界の本を読みながら待っているとルリエが降りてきて、それに少し遅れる感じでセフィアが降りてきた。

アカネは昨日張り切っていたしまあ、仕方ないか。


リリンも起きてきたが台所は既に人が三人いるので手招きして自分の横に座るように促す。

二人でまったりとしているとそろそろ出来るからアカネを起こしてきてとセフィアが言ってきたのでリリンに行ってもらう。

人を働かせて自分は何もしてないじゃないかと思われるかもしれないが、ラッキースケベな余計な事になるのを避ける為に行ってもらってるだけだ。

決して楽がしたいわけじゃない。



起きてきたアカネも交えてみんなで朝食を食べる。

その際に今日はのんびりしたいと言うとアカネがブーたれる。

一日しか冒険者できてないのだからそう思うのは仕方ないかもしれないが俺とリリンの武器は二日連続で使っていたわけでそのメンテをしないといけないし、というか俺は休みたいと言うと渋々といった感じだが一応納得してくれた。

じゃあ、今日は武器屋行くの? と言われたので俺がやるよと言ったらじゃあ私のもお願いと、なんだかんだで全員分渡されてしまった。

………俺、休めるのかな?


朝食を終えたので言った通りに武器のメンテをする。

場所は庭でアリシアさんに貰った鍛治道具と何かと重宝している魔道具を取り出して準備する。

炉に火をいれる。

この辺は充填されている魔晶石があるので楽だ。

火の温度が上がるのを待つ間に武器を見ていく。


うん。

リリンとセフィアのは歪みとかは無いな。

俺とレイダさんのは少し歪みがあるかも。

ルリエのは結構歪んでるな。刃こぼれも他のよりも目立つかも。

やっぱり初めてだったからかな?

そんでアカネのなんだが、先端が少し欠けてて全体的に細かい傷がついてるな。

これはあの風のやつの影響か。


よし。

そろそろやるか。

先ずはルリエのからだ。



順調に作業をこなしているとセフィアがお昼ご飯を持ってきてくれた。

今やってるのはレイダさんので残りはセフィアとリリンのだけど、こっちは研ぐだけで済みそうだからレイダさんのを終わらせてからお昼ご飯を食べよう。


そう告げたからなのか、お昼を食べる頃にはみんなが集まっていた。

なんか嬉しかったのでそのまま外で食べる事にした。

魔道具を使えば防風も出来るし、騒いでも外には漏れないからね。


メンテの進捗状況を話したり、午前中はみんなは何をやっていたのかを聞いたりしながらお昼を食べる。


さてと、お昼も食べた事だし、残り二つも頑張るか。

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