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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第三章】 挨拶しないと
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第百二十三話 ダンジョン準備的なお話

家のリビング的な所に向かい、そこで既に起きていたアカネとレイダさんに挨拶をする。

そうしていると後ろからルリエが起きてきて、挨拶をするから俺達も挨拶を返す。


「おはようございます。」

「おはよう。」

「おはよう、ルリエちゃん。」

「おはようございます、ルリエ奥様。」

「お、お、おお、奥様〜!?」


レイダさんからの奥様呼びに思いっきり狼狽えるルリエ。

うん。

うちの嫁は今日もかわいい。

そんな嫁を眺めるのもいいけど、朝食を食べたいのでルリエ鑑賞もほどほどに台所に向かう。

そして台所にルリエ達を招いて必要な食材を聞き、ストレージから取り出していく。

そして、着火をすれば俺の仕事は終わる。

俺はそそくさと台所から退散すると、俺と入れ替わるようにセフィアが台所に向かう。

リリンはテーブルを拭き、食器を用意し、水を魔法で出したりしている。


そうして暫く待てば出来立ての朝ごはんが出来上がる。

今日も美味しい。



朝食も終わったので今日の予定……具体的には武器防具についてを話す。


「今日はダンジョンに行くことになっているけど、その前に武器屋と防具を売っている店に行こう。」

「そういえばルリエちゃんとレイダさんのが無かったね。」

「そう。だからまずはそこからかなって。」

「そうだね。」


というわけで先ずは買い物だ。

アカネには日本のラノベをいくつか渡してある。


革製品の店に行ってルリエとレイダさんの防具を買っていく。

レイダさんの尻尾穴を空けなければいけないとかで少し時間がかかるとかで、その間に武器屋に向かう。

ルリエには自衛が目的だから短剣を。

レイダさんには取り敢えず槍を買う。

剣ならば俺のバックアップウエポンの市販の黒鉄の剣や一度も使ったことない鉄の剣がある。

そして盾だが、腕につけるのではなく昔の剣闘士が使ってたような丸いのを買う。

盾、意外と高いな〜。

どんどんお金が減っていくな〜。

これも必要経費なんだけど、やっぱきついわ〜。

今日は出来るだけ倒していこう。

もちろんルリエに危険がない範囲でね。


革製品の店に戻ってレイダさんの防具を受け取る。

全身を覆うタイプじゃないからサイズはある程度調整可能だからルリエのはすぐに受け取れたんだけどね。



そんなわけで街中の露店で色々買いながらダンジョンに向かい、今、ダンジョンの目の前にいる。

ダンジョンの中でのマッピングはいつも通りセフィアに任せる。

今回は取り敢えず三層までをうろうろしようと思う。

四層からは罠が出てきたから最初はそこまで行くのはどうかと思うからね。


ダンジョンに出てくる魔物の種類をルリエとレイダさんに伝え、その上で隊列について話し合う。

レベル上げが主目的だから索敵にリリン、その後ろにレイダさん、レイダさんに守られる形でルリエ、その後ろにセフィアで殿が俺ということになった。


最後に各々の装備や持ち物を確認する。

取り敢えず戦闘を多くするであろうレイダさんにポーションを多めに渡し、その後ろのルリエにも渡しておく。

セフィア、リリンは最低限持っている。

まあ、ストレージ持ちの俺が一番多いんだが。

そして、ルリエに武器の使い方を簡単にレクチャーする。

教官はリリンだ。


そうして暫く待って必要最低限教えて、すべての準備が整った。


久々のダンジョンだし、気を引き締めてかからないとな。

それに、ルリエにカッコ悪いところは見せたくないし、頑張るぞー!

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