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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第1262話 休憩時間をオーバーしました。的なお話

明後日はバレンタインですね!

というわけでバレンタインネタ準備の為に明日はお休みします。

ちなみに12時超えたら翌日だろというツッコミは心の中に留めてもらいます。

寝るまではその日の内だからいいの。

残るは決勝と三位決定戦だが、その前に休憩を挟むらしい。

まあ、どちらを先にやるにせよ、連戦になる人とそうでない人で疲労度に差が出来てしまうから当然だよね。

休憩の時間は30分なのでトイレに行くにしても余裕を持っていけるだろう。

でも会場周辺の屋台のものは時間内に買えるのか微妙といった所。

同じことを考える人は間違いなく他にもいるし、その数によっては遅れる可能性はある。

あるが、せっかくの祭り。

用意された簡単な軽食だけじゃ満足できないんだよ!

それに軽食で小腹は満たせてもお昼食べてないからね俺達。

というわけで買いに行こう!

ついでにトイレも行こう!


買いに行く前にトイレに行ったんだけど……迷った。

ここどこ?

あ、ここに部屋あるぞ。

ちょっとここの人に外への出方を教えてもらえないかな。


ーーコンコン


ノックはちゃんとするよ。

マナーだし、ここに誰がいるか分からないからもしもお偉いさんとかだったらちゃんとしておかないと面倒ごとになるだろうからね。


「どうぞ。」


男性の声だ。

失礼しますと声を掛けてドアを開けると中にはシジマさんがいた。

どうやらここは控え室か何かだったようだ。

他には誰もいないし個室なのかね。


「む、君は確か……レント殿でしたな。」

「あ、はい。そうです。」


やっぱり顔と名前は知られてるんだね。

なんか複雑。


「それでレント殿は何の御用ですかな?」

「御用というわけじゃないんですけど、道に迷ってしまって……外にはどう行けばいいか分かります?」

「道、ですか?」

「はい。道です。」

「ぶわっはっはっはっは! そうですか! 迷子ですか! あ、失礼。英雄殿も道に迷うことはあるのですな。」

「いや俺、ただの英雄役ですから。」

「そうですな。それで外でしたか。それでしたらこの部屋を出て右に行くと下り階段があるのでそれを降り、そこから右に曲がっていけば出られるはずです。」

「そうですか。ありがとうございます。」


三位決定戦頑張ってとか、準決勝は惜しかったですねとか、そんな言葉が一瞬浮かんだが、言うべきじゃないだろう。

別に俺が参加して負かせたわけじゃないが、それで負けた人に気軽にそう声をかけるべきじゃないと思ったから。

同様の理由でサインをお願いしなかった。

せっかくだしサインでもって考えが少し浮かんだけど自重した。

それはそれとして、あんまり落ち込んでるようではなかったけど。

そこまで気にしてないのかな?


シジマさんに教えてもらった通りに進んでいくと外へと続く出口が見えてきた。

外に出ると……いや、外に出る前から既に人が沢山いて進むのも一苦労。

俺が観覧していた部屋への道にしておけばよかったかな……?

自分はVIPですよー。って言ってるみたいでなんか嫌だったから外に出る道を教わったけど、これじゃあ素直に教えてもらった方がよかったよ。

ま、仕方ない。

これも祭りの醍醐味の1つだ。

諦めて人の波に飲まれるとしますかね。


ガヤガヤワイワイと騒がしい声と共に人に押されていくが、自身の向かう所は自分で決めて人の波をかき分けていく。

そしてたどり着いた屋台はたこ焼きの屋台。

他にも色々あったが、祭りの定番の1つだからね。

そんなわけでまずはたこ焼きの確保から始めたわけだ。

とりあえず20パック程注文する。

最低1人1パックは食べられるし、それ以上食べたい場合も考えて少し多めに注文する。

というか俺が食べたいし。


その後別の屋台で揚げ芋……というかフライドポテトと唐揚げを確保した所で時間がやばいことに。

なので急いで会場の外をぐるりと回って最初に入場した所の門へと向かう。

出てきた門に入っても部屋の位置分かんないし……。

そんな遠回りしたもんだから当然のように、少しばかり休憩時間をオーバーしました。

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