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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第1238話 これ、結構散財しちゃう感じ? 的なお話

遅くなってしまいすみません。

一昨日は書く時間が取れず、昨日は精神的に疲れてて書けませんでした

祭りを堪能するのはいいとしてもだ。


「まずはどこから回る?」


そこを決めない事には始まらない。

適当にぶらぶらと見て歩くのも良いだろうけど、それでもちょっとした目的くらいはあった方がいいだろう。


「そんなのは決まっておろう! まずは腹ごしらえだ。何せ妾もレントもまだ昼を食べてないからの。」

「そういえばそうだった。」


突然の事ですっかり忘れていた。

だが、そういう事なら決まりだな。

まずは腹ごしらえだ。


「で、結局どこに行くんです?」

「祭りで腹ごしらえと言えば決まっておろう。屋台だ!」

「帝が屋台の商品を食べたいだなんてこの国の大名が聞いたらどう思うのやら……。」

「そんな事どうでもよかろう。祭りで屋台で食わぬなど、祭りに対する冒涜じゃ!」

「その熱意はどこから来てるんだよ。」


まあ、とはいえお偉いさんだからね。

こういう庶民的な店は一切利用出来ないとかありそうだし。


「1軒目は串焼きじゃ!」

「あ、そんなに引っ張るなよ。」


全くはしゃいじゃって……。


「串焼き全種類5本ずつじゃ!」

「全種類!? って、ああ、買い出しか。」

「いや、全部妾が1人で食うぞ。」

「1人で!?」

「レントはどうする?」

「俺はとりあえず全部1本ずつ。気に入ったのがあったらその時は追加で買うよ。」

「それでも全種類は食うのかよ……。全くとんでもねぇな。」


串焼きのおっちゃんは驚きつつもその手は止めないあたり、流石プロだね。

それにしても、確かに全種類とは自分でも驚いた。

普段なら気になるのを少しだけなのに……紅白巫女に釣られたのかねぇ。

と、そういえば今は紅白巫女じゃないな。

じゃあなんで呼べばいいんだろ?

これまでは紅白巫女と会う時はいつも一対一だったから普通に話しかけたり文脈なんかで分かるから名前を呼ぶ必要はなかったけど、今はそうはいかない。


「そういえば、俺はお前を一体なんて呼べばいいんだ? 流石に名前はやばいだろ?」

「ならばミコと呼ぶが良い。」

「ミコとはまた安直な。」

「何事も分かりやすいのが1番じゃからな。では妾の神名で呼ぶか? ちなみに妾の神名は聖白炎姫命せいびゃくのほむらひめのみことじゃ。」

「長い。面倒。ミコでいいよ。」

「妾の神名を面倒の一言で片付けるとか……なんと罰当たりな。」

「罰当てるのか?」

「せぬわ! せぬが……今日の払いは全てレントが持て。それで許してやるわ。」

「はいはい。」


というわけで紅白巫女改め、ミコの分の代金も支払う事に。

自腹じゃなくなったからと更に追加で串焼きを注文しにおっちゃんの元に向かったので、俺もついでに気に入った牛串と焼き鳥、うさぎ串を少し多めに買っておく。

あ、お土産とかも用意した方がいいかな。

ま、後でいいか。

何度も買いに行くのもおっちゃんに申し訳ないし。


「次はあそこじゃ!」

「えーと、あれか?」

「うむ!」


屋台の定番、古き良き日本の伝統。

たこ焼きである。

ミコが指さした屋台のはサイズが大きめで、タコも大きい。

そして他の所もそうなのかは分からないが、変わり種も扱っているようで、イカ、ハム、チーズ、ちくわ……ってそういえばちくわとかの練り物系は買ってなかったな。

というか、あると思っていなかったというか……。

とはいえ、あると分かった事だし今度買うか。


「全種類大サイズ5個じゃ!」

「大を5個!? って、ああ、買い出しか。」


ここでも買い出しと思われてる。

まあ、見た目普通の美少女だしな。

いくらなんでも1人で全部食べるとは思わないよな。

俺だって食べる所見てなかったらそう思わないもの。


「焼きもろこしも買うぞ!」


うーむ。

食欲がなかなか治まらないな。

これ、結構散財しちゃう感じ?

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