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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第1235話 後は着替えて宿に帰るだけだな。的なお話

昨日はすみません。

寝付きが悪くて全然眠れなくて、その結果睡魔がひどくて頭が働かず書けませんでした。

「母がすみません、レントさん。」

「何がですか?」

「レントさんにも予定があるでしょうに、突然家に招くだなんて言った事ですよ。」

「いや別に特に気にしてませんよ。それにキリハさんはユキノの幼馴染みだって話ですし丁度いいかなって。あ、連れて行っていいですよね?」

「あー、多分大丈夫だと思います。私の方で人数を調整しておきますので。」

「なら良かったです。」


キリカさんが去っていったタイミングで一旦休憩時間となったのでこうしておしゃべりする事ができる。

じゃなきゃすぐに別の大名がやって来るだろうし。


「レントさん分かって……いや、でもそんな素振りはないし……。」

「分かってって何がですか?」

「ああ、いえ、何でもないです。(やっぱり分かってなさそう……。)」


なんかよく分からないけど、俺は分かってないらしい。

うん。

本当によく分からない。

だけどまあ、本人は何でもないって言っているんだしあんまりしつこくするのも良くないしこの話はここで終わりにしておこう。


そういえばこういうのも取り込みに入るのだろうか?

いや流石にないだろう。

娘と一緒に演舞をしたからというのと幼馴染みのユキノが勧誘員だから丁度いいと思ったんだろう。

いくら大名でも娘の友人……でいいんだよね、俺。

その友人を取り込もうとは思わないはずだ。


「あ、そうだ。ユキノと言えばキリハさんとユキノはどういう経緯で知り合ったんですか? ユキノとキリハさんの家では家格に差がありますし……。」

「ああ、それは園遊会で会ったんですよ。家が開いてそこにユキノのキサラギ家も招かれていて、そこで同い年という事もあって自然と仲良くなっていったんですよ。子供に大名とか家格とか関係ありませんからね。」


夜会とか舞踏会的なのかな、園遊会って。

天皇のイメージしか無いけど多分ニュアンス的にそういうのだと思う。


「そういうレントさんこそ、どうやってユキノと知り合ったんですか?」

「ああ、それなら、突然目の前に現れた。」

「……? えーと……はい?」


いやー、あの時は驚いたなぁ。

ダンジョンアタックしようとしたら突然目の前に人が現れるんだもの。

それに帰還結晶が使われるを見るのは初めてだったからな。

で、話を聞けばシアとルナを助けてくれって言われて即断即決で助ける事を決めたんだよな。

あの時は本当に助けられて良かった。


その辺の事をキリハさんに説明して理解してもらった。

もらったが、突然目の前に人が現れるということに関してだけは懐疑的だった。

まあ、限定的とはいえ転移の道具だからな。

話を聞くだけじゃ信じられないよな。

とはいえ、あるのだからあるとしか言えないけど。


その後の事も聞きたそうにしていたけど、流石にそれだけの時間はない。

今は面会の合間のほんの少しの休憩時間でそろそろ面会再開すると思う。

なのでその事を伝えてまた改めて話をすると言っておく。

ま、実際は本人の口から聞いてもらおう。

今度家を訪ねるんだしさ。

しかし、その辺の事は前に二日酔いになった時に聞かなかったんだろうか?

まあ、それは気にしないでおこう。

気にしたところで答えが出てくるわけじゃないし。

それよりも今は気持ちを切り替えていこう。

この後は知り合いの大名達が来るかもしれないんだしね。



来なかったよ。

結論だけ言えば、ヤスカネさんもフミカゲさんも来なかったよ。

うーん……絶対に来ると思ってたんだけどなぁ……やっぱり領地持ちともなると忙しいのだろうか?

後、キサラギ大名も来ると思っていたんだけど来なかったな。

ユキノの事もあるし来ると思ってたんだけど予想が外れたな。

ま、気にしても仕方ないか。


ひとまずは、今日の予定はこれで終了。

後は着替えて宿に帰るだけだな。

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