表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
1252/1489

第1174話 まだ時間かかるのだろうか? 的なお話

未来は一本500リムと安い。

ヤマト酒を初めて飲む人でも飲みやすいようにって造られてるからかかなり安い値段。

そして響奏は一本3000リム。

それぞれ日本円に直すと5千円と3万円になるのかね?

物価とか人件費とか研究費とか製作にかかる費用とか輸送費用とかその他諸々が違うから一概には言えないけど。

そんで龍帝。

アデルが好きらしいね。

5万もするし、日本円で50万。

グラキアリスで飲めば500万か……。

俺だったら飲むのに躊躇った挙句賞味期限とかそういうのがギリギリになるね。

間違いない。

お酒に賞味期限とかあるかは知らないけど。

お酒はこっちきてから飲むようになったし。


あ、お酒と言えば味醂もお酒だったな。

昔の女性が飲酒用として飲んでたとかちっさい頃に見たテレビで言っていたような気がする。

ちっさ過ぎてあんま覚えていないが。

そんな味醂なら賞味期限とか書いてあったかも。

料理しないから結局知らないんだけどさ。


そんなことを考えている間も未だにアデルは買うお酒を選んでいる。

あ、100本超えた。

そしてまだ選ぶと。

うーむ。

あれ全部でいくらになるんだろうな……?

ギルドマスターって高給取りなんですね。


そしてようやく買い終えて店を出る事に。


「随分と買ってましたけど、合計でいくらになったんですか?」

「ん? 300万くらいかな。」

「さっ!? 俺、お酒にそれだけのお金をかける人初めて見ました。」

「まあ、これだけあっても本気で飲めば一月保たないんだけどね。」

「いやどんだけ飲んでるんですか!?」

「1日10本くらい? 酒精の強さとかその時の気分や仕事の有無とかでも変わってくるけどね。その気になればもっと飲めるけど一応自重してる。ダイサクが言うには飲み過ぎるとアルコール依存症とかいうのになるらしいからね。」

「自重してそれですか……。」

「本音を言えば生産国だし幻の龍神っていうお酒も欲しかったんだけど、やっぱり無かったよ。」

「そんなに凄いんですか?」

「んー、私も噂を聞いた事あるだけだから詳しくは知らないんだけど、なんでもかつてはそのお酒を巡ってヤマト内で戦争が起きたとか。」

「いや、いくらなんでもそれは……。」

「まあ、流石にそれは無いよね。でもそれだけ凄いお酒って事ではあるんだろうし、だから欲しかったんだけど。」

「そんな凄いのが街の酒屋に売っててもそれはそれで問題だとは思いますけどね。」

「あははは、言えてる。」


アデルのお目当てである酒屋の次はアイリスさんの行きたい所。


「さて、次はアイリスさんの行きたい所に行こうと思うけど、どこがいい?」

「私はやっぱり皮が見たいっすね。この国固有種の皮とかあるとなおいいっすね。後はコネ作りもしておきたいっす。」

「皮なんて、店としてやってるかな……?」

「流石にそれは把握していないぞ。普通に過ごす上で素材の方を取り扱う店など知る必要もないのでな。」

「やっぱりそうっすよね……。」

「ただ、革製品を扱う店なら知っているので、そこで良ければ案内するが……どうだろう?」

「そこでいいので案内お願いするっす。」

「分かった。ならばこっちだ。」


皮か。

そういえばこの前の鵺とかも革製品の素材とかになるのだろうか?

もしもそうなら売ったの失敗だったか?

いやいや、鵺なんてそうそう出てこない魔物だって話だしそもそもアイリスさん自体ヤマトの魔物素材なんて扱った事ないはず。

それなのに鵺なんて貴重なもんポンと渡されても困るだけだろう。

うん。

売ったのは何も間違いじゃ無かった。

まだお金貰ってないけど。

牛鬼の件もあるしまだ時間かかるのだろうか?

まだお金受け取ってなかった……よね?

なんか不安になってきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ