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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第1172話 ドワーフの血、恐るべし。的なお話

蟹。

それは有史以来人類を魅了してやまない志向の食材……。

ソースは俺。

異論は認める。

そんな蟹料理の専門店という事でテンションが上がってます。

天元突破です。

ヤバイです。

語彙もヤバイです。

自意識もヤバイです。


「落ち着け。もう着くから、な?」

「大丈夫だ。餅をつけばいいんだろ?」

「なんでだ!? 全然大丈夫じゃないではないか!?」

「あー、それは言葉遊びだから、あんまり気にしなくていいわよ……というか、ふざける余裕あるし問題ないでしょ……。それよりも、もう少し静かにしてくれない? 頭痛い……。」


蒼井の説明で意味は分からないし納得は出来ないけどそう言うのならって感じでユキノが引き下がった。

とはいえ、テンションが上がっててふざけてしまったのはよくなかったな。

反省。


おかしなテンションを改めて、目的の店に向かう。

大阪とかで有名な店にはでっかい蟹の看板? 飾り? そんなのがあるけど、流石にこの世界にはそういうのは無いみたい。

あっても戸惑うだけだから無いほうがいいけど。


メニューはユキノが言う通り二日酔いさん達の胃に優しいだろう雑炊や飲兵衛さんご要望のお酒各種もある。

他にも蟹の天ぷらとか蟹出汁蕎麦とか蟹のスゥ・シーと気になるメニューが一杯。

蟹出汁、蕎麦もいいけどラーメンでも食べたいなぁ。

ヨージさん、今何してるかなぁ……?

蟹ラーメンとか作っててくれないかな?

前に一度だけ蟹のインスタントラーメン食べたことあったけど、凄い美味しかった。

インスタントでそれなんだからプロが作った場合どれだけ美味しいのか……まあ、ヤマトにまでラーメンは広まってないから無理なんだけど。


気になるといえば、雑炊だけどただの蟹雑炊の他に蟹盛り盛り雑炊なるものもある。

名前からして蟹が大増量されているんだろうけど、高いなぁ……。

普通の蟹雑炊の4倍近い値段してるよ。

ここまで来るとどこまで増量されているのか実際に見てみたくなる。

う〜悩むなぁ。

全部食べたい。

でも流石にそこまでたくさん食べれないしなぁ。


んー、良し。

蟹尽くし御膳にしよう。

これなら天ぷらも寿司も刺身も食べられる。

ご飯が炊き込みご飯か雑炊か選べるみたいだけどここで雑炊を選べばいいな。

炊き込みご飯もめっちゃ惹かれるけど、そっちはまた別の日に来ようと思うからその時に。


お昼を食べ終わったら物見遊山。

主にアデル達3人の手土産を買ったりするのが目的。

二日酔いさん達も薬が効いたのかすっかり良くなったようで一緒に買うものを選んでいる。

まず向かった先はリナさん希望の服屋。

ええ、服屋ですとも。

男1人に女の子一杯ですからね。

もう覚悟してます。

今から俺はファッションショーを見て、綺麗だね、可愛いよ、と言うロボットになります。

自分の語彙力の無さが恨めしい気もするが、多分語彙力が有ってもこの人数を相手にしたら尽きるだろうし、有っても無くても結果は変わらないか。

むしろ語彙力が無いという事が既に分かってもらってる分だけマシなのかもしれない。

語彙力が中途半端にあると、途中で尽きた時に機嫌が悪くなったりするだろうし。


服屋で2時間半程時間を使った。

その2時間半の間俺はずっと可愛いと言ってました。

いや、本当に可愛いとしか言いようがなかったんだよ。

そもそも素材がいいからどんな物を着ても似合うし、その上で普段見ないような和装をしてるんですよ。

可愛い以外あり得ない!

……まあ、アデルに関してはちょっとだけ微笑ましく見えてしまったがそれは内緒。

流石に七五三とまではいかないけど、浴衣着て喜んでる様は……ね。


そして次の目的地へ。

次はアデル希望の酒屋。

あなた昨日あれだけ飲んで、昼も飲んでたでしょうに……ドワーフの血、恐るべし。

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