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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第1171話 行かない理由がないよね? 的なお話

おはようございます。

昼です。

昼の時点で全然早くないけど、一応起きた時はそういう挨拶だからね。

えーと……それでなんでこうなったんだっけ……?

あ、そうそう思い出した。


昨日はあの後とりあえず宿に向かった所、普通にOKを貰えた。

なんでも、娼婦や花魁を連れ込んでそのまま泊まらせるなんて事もよくあるとかで代金さえ払ってくれればそこまでとやかく言う事はないとか。

確かにここかなり高級な宿だしそうなると娼婦やらなんやら連れ込んだとしてもおかしくないよな。

ここに泊まれるということはそれだけ財に余裕があるんだから。

そんなわけで無事に3人も泊まれる事になり、ひとまずお風呂に入った後はしっぽりと貪られたんだった。


あー、今思い出しても凄まじいと思うよ。

結構な時間会えてなかったからか随分と溜まっていたみたいで全然寝かせてもらえなくて、おまけにセフィア達まで普通に参戦したもんだから凄く変態……じゃなかった。

凄く大変だった。

そんで目が覚めたらこんな時間。

まあ、あんだけ貪られればこんな時間にもなるよね。


そして出来上がったのが、酒池肉林、死屍累々、屍山血河といった感じ。

なんか違う?

ま、いいや。

とにかく、周りがどエロい事になってる。

まずは色々と片付けないとなぁ。

その後は適当に一緒に街を見て回ろうかと思ったんだけど、大丈夫かな?

ちゃんと起きられるかな?


そんな心配は杞憂に終わり、みんな普通に起きてきた。

リナさんとアイリスさん、それと蒼井とコハルさんが二日酔いだったが……。


因みにルリエはとっくの昔に成人済みで全員飲める年齢なわけだけど、何故か飲もうとしない。

素面の人がいないといけないという使命感か、あるいは宿の娘の矜持で酔っ払いさん達の後始末をしないといけないと思ってるのか……。

気になったので聞いてみた。


「もしも自分が変な酔い方したらと思ったらそう簡単に飲もうとは思いませんよ。」


そういうルリエの視線の先には蒼井に向いている。

蒼井、酔うと脱ぐもんね。

そりゃ酔いたくはないよね。


買い置きしてある二日酔いの薬を処方してから街へと繰り出す。

お昼は頼めば持ってきてくれるだろうけど、せっかくヤマトまで来てもらったわけだし自分で食べたいものを選んでもらおう。


「私、軽めの物がいいです……。」

「私も、右に同じっす……。」


二日酔いの薬飲んだばかりだからリナさんとアイリスさんはまだ無理っぽい。

それに対してアデルはというと……。


「私はお酒が飲める所でヤマト料理の店ならどこでもいいよ。」

「まだ、飲めるんですか……?」


コハルさんが驚いている。

その人、ドワーフの血が入ってますから。

というか、昨日判明したけど結構チートっぽいスキル持ってるし、その上で基本6属性プラス氷、雷、重力なんていうレア属性も持ってるどころかレジェンドスキルもあるし、おまけにドワーフの膂力にエルフの俊敏さと魔力といういいとこ取りしてるし、マジでバグレベルじゃないかな、この人。

その内投げた剣に乗って海とか渡って来そう。

唯一の欠点はドワーフの低身長とエルフのぺったんこを引き継いだ事か。


「ん? 今変なこと考えたよね?」

「気のせいでしょ。」


そして相変わらず鋭い、と。


「3人の意見を満たせる店ってどこか無い?」

「そうだな……ならばあそこが良さそうだ。」

「お、あるんだ。」

「蟹料理専門店だが、そこには雑炊などもあるし、お酒も良い物が揃っていると両親が言っていた。それなりに高い店だがな。」

「蟹!? よしそこに行こう! すぐ行こう! 今行こう!」

「またか!?」


またです。

でも仕方ないじゃないですか。

蟹料理ですもの。

美味しいものの前では道理も理屈も引っ込むんですよ。

それに3人の希望に沿ってるわけだし行かない理由がないよね?

というわけでレッツゴー!

剣に乗ってはDBではなくネギま! ネタです

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