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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第1069話 どんなのがあるのか楽しみだね。的なお話

こういう時、なんかお酒を飲みたくなるよな。

お酒が好きだから飲みたいってわけじゃないけど、こういう夜空の見える露天風呂とかだとお酒を飲んでるイメージがあるし、そういう風流なのには結構憧れがあったりする。

だからやりたい。

とはいえ、俺あんまりお酒持ってないんだよなぁ。

何かあったかな?

本音を言えばこういう時は日本酒とか焼酎とかを飲みたい。


そういえば、日本酒と焼酎の違いってなんだろ?

俺日本的にはまだ未成年だから分からないんだよね。

異世界的には成人だから飲めるので何も問題ないけど。

ま、今は考えても分からないし、それよりもお酒だ。

えーと……あ、これ前にアデルが太守からのお土産だって言ってた奴だ。

ワインだけど、ま、これでいいか。

つまみは……チーズ?

ワインの定番はチーズだけど……お、あったあった。


露天風呂でワインとチーズ。

何かが違う気がするけど、これはこれで。

うん。

美味しい。

とはいえ、お風呂でお酒は酔いが回りやすいって聞くし、この一杯だけ。


『あれ、ユウキちゃん、おっぱいおっきくなってない?』

『え、本当!?』

『うん。前よりも少し横から見るラインが違うよ。』

『やった!』


……………。

やっぱ無しで。

さっさと飲んでさっさと出よう。

嫁さん達の赤裸々な発言だけなら聞くのもやぶさかではない。

というか、ちょっと聞いてみたい気もするけど、そこにユキノと蒼井が混ざれば話は変わる。

さっきのもそうだけど、ああいうのを話されてるとなんていうか、こう、やり辛い。

何がと言われると上手くい言い辛いけど、とにかくやり辛い。

今後困りそう。

なのでさっさと出よう。

あーあ。

お風呂は最高なんだけどなぁ……。


お風呂を出て部屋でのんびりとしているとお風呂から出たみんながやってくる。

どうやらみんなは浴衣を買っていたようで、買ったばかりだけど早速着ている。

そして俺も買ったばかりというか、買わされたばかりの浴衣を着ている。

人前に出るような服ではないけど、湯上りで着るのは自然な事なので。


「そういえば浴衣ってこの世界じゃどういう扱いなんだ?」

「どうとは?」

「いや、日本じゃ浴衣は今はオシャレというか、祭りとかで着たりもするんだ。でもそれは日本での話だからな。こっちはどうかなって思って。」


俺は作務衣があるのでわざわざ外で着る必要はないんだけど、丁度いいので聞いてみた。


「それは先ほどレイダにも聞かれたが、なるほどな。レントが言っていたからか。」

「そうなんだ? で、どうなの?」

「先ほども説明したので簡単に言えば、日本と変わらないぞ。恐らくこれまでの転移者転生者等が広めたのだろうな。」

「なるほど。」


ここでも暗躍してたか。

まあ、普通にこっちの人達がそういう風に発展させていった可能性も否定できないけど。

どうせ着るならかわいい方がいいって感じで柄とかにも拘り、そして拘ったのだからと誰かに見せたくなって、結果部屋着だけではなくオシャレとしても着るようになったりとかな。

どちらにせよ、これで浴衣を着るのになんら問題はなくなったわけだ。

ちなみに作務衣はお坊さんや職人さんが雑事やお仕事をする時に着てるイメージがある。

でも俺は細工とかやってるし、鍛治も出来るから何の問題もないよな。


「お食事の用意が整いましたので、大広間までご案内させていただきます。」

「お願いします。」


お、夕食か。

大名家の夕食なんだし、さぞかし豪華なんだろうな。

どんなのがあるのか楽しみだね。

ぜ、全然話が進まない……

予定では既に出発してるはずなのに……

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