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微ユニークから始まる異世界生活  作者: 椎茸大使
【第七章】封竜祭に参加します
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第952話 ゴブリンの小集団のみでした。的なお話

昨日はすみません。

とにかく眠くて書く余裕がありませんでした。

さらにスマホの調子がおかしくなかなか書く事が出来ませんでした。

本当にもう、ね……さっき100%だったよね!? なんでいきなり電源切れて10%になってんのさ!? しかも何度再起動しても電源が切れるしやってられるか! と、スマホを叩きつけたくなりました。

今は一応ちゃんと動いてます。

なん、にも!

起こらねぇ〜。

お昼を食べて東に向かってひた走る馬車。

その旅路はお世辞なんて要らないほどに平穏な旅。

魔物の襲撃どころか小動物すら見かけないぞ?


この旅路にあるのはかっぽかっぽと鳴る蹄の音と車輪が回る音だけ。

馬車は吊り下げ式なのかなんかショックアブソーバーやらスプリングやら搭載してるのかは分からないけど、奴らのお陰で揺れも少ない快適な旅。

それはいいんだけどさ……あいも変わらず何にも起こらないのって、それどうなの?

何も無いのはいい事なんだけど、こうも何も無いと自分が冒険者なのか忘れそうになる。

これじゃただの旅人じゃね? と。


「ここまで何も無いと、腕が鈍ってしまうな。」


なんとなくの呟き。

しかし今回はそれが良かったようで、一部の人(名前がレから始まる人)が分かりやすいくらい反応した。

その後他のみんなも「確かにそうかも」と、同意があり、今日はこの近辺で野営をし、夕食までの時間で魔物を見つけて身体を動かす事に。

一応演舞を行う候補なのでね、身体を鈍らせるのはあまり良くないし。


「とりあえずメンバーを半分に分けて、片方が魔物討伐、もう片方が留守番で1時間半くらいしたら交代って事でいいかな?」

「いいんじゃない? それよりもメンバー分けはどうするの?」

「普通なら戦力を均等に分けるべきなんだろうけど、どうする? 一緒に組みたい相手がいるなら配慮するけど、そうじゃないならバランス良く分けようと思う。」

「んー? まあ、バランス重視でいいんじゃないかな。変に配慮して戦力が偏っちゃったらかえって危ないしさ。」

「それもそうか。みんなもそれでいいか?」


特に反対意見もないので、バランスよく分ける事に。

まずは索敵能力からリリンとユキノを分け、遠距離攻撃特化という事でシアとルナを分け、後はまあ、適当に? 俺とセフィア、アカネと蒼井、ルリエとレイダさんをそれぞれ分けて組む。

結果、俺の方はユキノ、シア、蒼井、レイダさんという組み合わせに。


どちらが先に行くか厳正な審査じゃんけんの結果、セフィア達が先という事に。

うむ、まあ、あれだ。

真打は遅れて登場するってやつだね。

とりあえず待っている間俺はアイリスさんとリナさんに贈る指輪のデザインでも考えておこうかね。

あ、リナさんは首輪か。

いやでも一応指輪も考えていた方がいいかな。

備えあれば嬉しいなってね。


指輪は出来るだけシンプルに、でも質素な感じにはならないように……。

宝石はやっぱりルビーかな。

ダイヤとかが定番なんだろうけど、ウチは【紅玉の絆】なわけだし、身内という意味を込めてルビーで。

首輪の方もルビーを使って、でもザ・首輪っていうのを贈るのは流石にどうかと思うから、そこはチョーカーで。

あー、チョーカーならアイリスさんとレイダさんとも相談したいな。

全部金属っていうのもありなんだろうけど、革や布を使った物もあるだろうし。

まあ、デザインを考えるだけなら今は相談しなくていいか。

そういった事は後で考えるとして、今は気の向くままデザインを考えればいいか。



デザインを考えていたらあっという間に交代の時間。


「レント、これお願い。」


リリンが戦果をストレージに入れてと、アイテムバッグから取り出してくる。

アイテムバッグはアイテムボックスの魔道具版なので時間経過がある。

なので劣化を嫌い時間停止機能もある俺のストレージに入れて欲しいみたいなのだが……え?

ちょっと待って?

何これ?

多くない?

どんだけ倒したのさ!?


最終的に、リリンが取り出した魔物達は見上げる程にうず高く積まれるまでになりました。

随分と高く積まれていますね。

最後の方はリリンも高々とジャンプしながら積んでいましたね。

そこまでするのなら横に出せばいいだろうと思いますが、隣でドヤァっと自慢げな顔をしている辺り、きっと褒めて欲しいのでしょう。


……現実逃避はこのくらいにしておくか〜。


「随分とたくさん倒したんだな。」

「ん。頑張った。これがとっておき。」


最後に見せようとしていたらしい魔物を取り出した。

その魔物の名はエレクトロブル。

いつぞやのジェイル家の一件で倒したり、アカネやナタリアさんの好物でもあったりする魔物。

俺もこの牛肉好き。

その番と子供で3頭だ。

そしてさらにドヤるリリン。

とりあえずリリンの頭をなでこなでこと撫でながら倒した魔物を見ていく。

上の方は積みやすさからかゴブリンやコボルト、ラージラット等の低ランクの魔物。

土台となる部分には体格のいい魔物が積まれている。

あ、下の方にゴリラとか熊さんがいる。


山になってる魔物をストレージに放り込み、次は俺達の番! と意気込んで森へと突入。

しかしリリン達が暴れ回ったせいかチャージラビットやホーンファングといった小物すら居ない。

いや、むしろ小物だからこそ居ないのかも。

結局、俺達が狩れた魔物は頭が悪い事で有名で危険な存在を察知できなかったと思われるゴブリンの小集団のみでした。

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