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Dystopia   作者: Sorciére
第0章 浄化の光
1/5

Purification

はじめまして。Sorciereです。

この作品は私が幼い頃から温め、空想してきたものの集大成です。自分の大好きな分野と、現代社会への問題提起を軸としています。

文章を見れば分かりますが、自分の体験に基づいた部分がかなりあります。留学に興味のある方は、この作品を読んでみれば現地の生活のことが少しは分かるかと思います。


いつも考えること。ラノベと文学は何が違うのか。

…それは作者の経験の数です。確かに、高校生や大学生が書いた本が賞を獲ることも多々あります。しかし、それはあくまで若年層ウケ。会社や銀行など職場で働いてきた大人の方々が書いた本(ドラマが大人気だったあの銀行員の話とかがいい例)は、ただの学園ドラマよりずっと深みがあり、読み手の共感を呼ぶものです。私はまだ若く人生経験も少ないのでそのような文章は書けません。だけれども、逆にあえて学生(それも留学経験あり)の目線から社会問題を突きつけるとしたらーそれも、SFという、若年層も読みやすい形でーと考えに考え、練ったのがこのDystopiaです。


何分、小説を書くのは初めてなので悪文も多々ありますが、どうぞ最後までお楽しみ下さい。


結論を選ぶのは、あなた自身です。

「これぞ我々が実行する浄化計画の第一歩だ…」

真っ暗な部屋に、男の声が響き渡る。それは少しの訛りのない綺麗な英語だった。

「さあ、同志よ。我らGEがこの地球を作り変えるときが来たのだ」

機械類のコードとモニターに埋め尽くされた広い部屋には数十名ほどの人影が見える。男の声によって皆歓声をあげ始めた。

「人類は大昔の産業革命からその進歩を絶えず続けてきた…。その代償がどれだけ大きかったかも知らずに。そしてその奢りこそが、今回の一連の危機を招いたのだ」

男はさらに続ける。

「そこで我々がこの地球の危機を救い、根本から作り変える。ー新たな大地に始めて降り立つのは私たち"創世者"たちだ!」

部屋のあちこちから同意を示す大声が再び上がった。お互いに肩を叩き合い、涙を流すものまでいる。

「…さあ、"楽園"を作り上げよう…」

男はそう呟き、モニター横の赤いスイッチを押した。

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