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プロローグ
久しぶりにSFぽい物を書きます。
完結出来るように自分のペースで書いていきます。
放課後の体育館倉庫。
俺は、今日同じクラスに転校してきた須藤真琴と二人きりであった。
彼女はマットに倒れ込む俺のうえに覆い被さり、その柔らかい唇で俺の口を塞いでいる。
俺の頭の中は、この状況が整理する事が出来ずに真っ白になっている。
こういう時は目を瞑るべきなのか、開くべきなのか解らない。
倉庫の外には、人の気配。何やら、慌ただしい感じがする。
誰かをさがしているような……。
「静かにして……」彼女はゆっくりと、顔を上げ唇を開くと鋭い視線で辺りを確認した。
先ほどまで、口づけを交わした唇が綺麗な花びらのように見えた。