『不可能可能の問題外の、リターン、になろう』・・・『詩の群れ』から

『不可能可能の問題外の、リターン、になろう』・・・『詩の群れ』から

㈠

何て意味不明なんだ、と、例えば、お菓子を無造作に食べる俺がいるだろ。

何をいきなり言い出すんだ、まずは、不可能可能の問題だろ。

いや、寧ろ、不可能可能の問題外の話だな、だろうだ。

それは、適切な自己のための自己の話なんだろ。

㈡

結局、リターンしてくる現象に、我々は夢を見るさ、だろうだ。

そうか、確かにディレッタントな、自己の姿勢を放棄した過去が忘却の窓だろ。

だろ、なろう、という意思と共に、しかし、なってないなろうな、空虚な時間差。

でも、やはり、不可能可能か聞かれたら、俺もお前も、可能だと答えるだろうな、だろうだ。

㈢

不可能可能の問題外の、リターン、になろう、俺たちの我々の合言葉さ、そうだろ、え？

だろうだ、詩の群れは、やがて浮遊して、雲になったりしてな、だろうだ。