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俺の日常はぶっこわれ  作者: 紫月うぷ
6/7

謎の団体(ただの部活)と聖神モネフコ様(ただのケモミミ)パート5

テスト勉強やその他いろいろありまして一回分遅れました・・・もうなんか毎回言ってる希ガス・・

そんなわけでテストなので、これからしばらく救済(変換ミスり面白いからそのままで。正しくは休載)したいと思います。それとブックマーク!1件ですがありました!すーごくうれしいのだー

「そこの布団に入ってる子はドラゴン、君はフリーゼッド、その子は・・獣人病であるか。」


「!?」


「・・わかるのか?」


ミレンは不敵な笑みを浮かべる。


「ふふふ・・実は私は読心スキルを持っているのだよ」


ほう、スキルとな?


「異世界に居た時から受け継いでいるものだ。魔力量の多いドラゴンの君は、使ったことくらいあるんじゃないかね?」


「スキル、持ってるのか?」


リンは布団から顔を出して答え・・ない


「・・・うぇ?」


「だめだ、おねむだ。」


リンは熟睡すると耳元でシンバルたたいても起きないから諦めることにする。


「リーゼは?」


「こっちに来てからはありませんね・・。」


「あんま使う機会無いやろうからな。」


まあ人間は煙たがる魔法なんか使ったりしないだろうな


「・・そして、君。」


ミレンが指をさす。その先は・・・詩。


「君は、いじめられたことがあるのかね?」


「・・・・え」


詩が少し不安そうな顔になる。

・・あの事だからな


「ミレン。できれば聞かないでやってくれるか?」


「・・いや、詩君は相談したいようだがね?」


「そうなのか?」


「・・うん」


「それならいってくれればいいんだぞ。」


「だって、迷惑かけたくないから。」


なるほど。気持ちはわからなくもない。

俺も昔そうだったからな


「詩君。」


俺が何か言おうとした矢先にミレンが口を開く。


「容姿、特に獣人病のことでいじめられたのだね。」


「ったくみっともない。本人がどうすることもできひんのにそれをいじめるやなんて。」


「それ以来、君は地味な格好で獣人病を隠しているということか。」


「そして、深く落ち込んでいるようだね。」


「・・いえ、当たり前のことなんです。私のせいでみんなに迷惑かけて・・・」


・・助けてやりたい。だが、・・・俺に何かできるか?

思い当たることはない


「詩君は人の価値は何で決まると思う?」


唐突に何の話だ?


「我はこう考えるよ。」



「人の価値とは、他人も決められないことはない。しかし、それ以上に自分自身が決める方が何百倍も重要なのだ。」



「・・えと、あの」


「君は今自分に価値がないと思っているだろうが、それは所詮自らが勝手に決めた妄想なのだ。」


何の話かと思えば、詩を元気づけようとしてたのか。

にしても心に響くな。一方的に生きろとか言ってるんじゃなく、すべて分かってて言っているような。


「零乃君リン君リーゼ君葉っぱ君。」


「ん?」


「君たちは詩君が必要ないと、価値がないと思ったことはあるかね?」


「・・一度もない。そんな考えを持つこと自体に悪寒が走る。」


「わ、わたしは、詩さんと今日出会ったばかりですけど、とてもそんな人には思えません。むしろ、守ってあげたいです・・。」


「俺も」


「ボクも」


「ほれ詩君。君をしたうものはすぐそばに幾らでもいるのだ。どんな声にささやかれても、それに目が眩むでない。言葉という嘘を吐き出せる道具に惑わされるでないぞ。」


ミレンは何故か手を差し出しながらやさしいような鋭いような目で見る。


「・・ミレン、その手はなんや?」


「・・なんだろう」


「良いこと言うたとおもたらすぐこれや・・」


蛍はそんなことを言いつつも、少し笑っているように感じる。よく見れば周りにいたやつらも呆れたような微笑ましいような、そんな顔をしていた。

ミレンは皆から慕われているのか。

とそんなやり取りが終わったころ、ふいに部室の扉が開いた。


ガララー!


「わ、私は驚いた、何故なら見知らぬ者が複数存在し、部員全員が集合しているのだから。」


・・なんか喋り方おかしくね?てか背中にメカっぽいものや触手みたいに動く服のおびが見えるんだが・・。

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