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俺の日常はぶっこわれ  作者: 紫月うぷ
2/7

謎の団体(ただの部活)と聖神モネフコ様(ただのケモミミ) パート1

どうもお久しぶりです。紫月うぷです。

・・・・

「おせえじゃねえか!!」

って思った方。申し訳ありません。指摘があったので、これからは同じサブタイトルのものをパートで分けていきたいと思います。投稿頻度上がるかな?そんなわけでこれからもどうぞよろしくお願いします。あ、サブタイの聖神モネフコ様ですが、モフネコのアナグラムです 新キャラの子のことです

いつから私はこんな風になったか。

いつから私はこんな生き物になったか。

惨めで、逃げて、誰かを恐れて、

結局私が悪いんだ。

それでも、私がいなくなっても喜ぶ人はいない。

だからこんな私は私でいちゃいけない


・・だから・・・・・


・・・今日も・・・・・



・・・・・・生きないと・・・・・・


                        *


キーンコーンカーンコーン


「んあー・・結構早かったなー。後は部活見学かー」


「2時間すぐでしたねー。あ、零乃れのさんは部活見学行くんですか?」


窓から2番目の席の俺と一番窓側の席のリーゼは日光がよく当たるため、結構な睡魔に誘惑されたりする。そのおかげで時間がたつのが思ったより早く感じる。


「ん。リーゼも行くか?」


「はい!」


「リンと待ち合わせしてるから用意出来たらそこ行くぞ。」


て・な・わ・け・で


「あっ!お兄ちゃーん!」


「お?うたも一緒だったのか。」


「連れてきたんだよ~」


「?」


リーゼが不思議そうな顔をする。


「九野詩(ここのうた)。中2で、俺の従妹いとこなんだ。」


「そうだったんですか。私は最上雪もがみゆきで、リーゼって呼ばれてます。よろしくお願いしますね、うたさん」


「はい。よろしくお願いします。・・・・・」


年下のリンの後ろに隠れながら答える。うーんやっぱり人見知りだなー。

・・・よし


「・・詩。リーゼはフリーゼッドっていう異生物なんだ。」


(え!?あのっっ!?)


(大丈夫だって。ほら)


少し詩の顔が明るくなる。


(あれ?異生物って聞いて安心したんですか?)


基本異生物と居て喜ぶ奴はいないからな。その疑問ももっともだろう。


「詩は獣人病なんだ。」


獣人病。獣耳やしっぽに限らず、つのや翼が生えてくることがある病気。今のところ根本的な治療法はないという。そして、異生物と同じくあまり喜ばれるものではない。


「だから、迫害される人間より自分と似たような異生物は安心するんだよ。」


「そうだったんですか・・。」


「それにな、この白髪もアルビノっていう色素が薄くなる病気で、余計にな・・・」


「・・詩さん。何か困ったことがあったら、遠慮しないで言ってくださいね。」


「・・ありがとうございます」


小さな声。だが、獣人病の事をおおやけにされて怯えていた表情はもう無かった。

思えば、リーゼも今の詩と同じような経験をしている。その言葉には何か安心できるものがあるのだろう。


「うっし。で、何から行く?って言っても俺は文化系しか無理なんだけどな。」


「私も運動系はちょっと・・」


「ボクはどっちでもいいよ。詩ちゃんは?」


リンが聞くが、それについては答えなかった。


「・・・雪さん 私ポンコツですけどいいですか・・」


予想外の言葉に、聞かれたリーゼは少し固まる。が、すぐに微笑ほほえんで答えた。


「私も昨日までそう思ってました。ですが、零乃れのさんはそんな私を助けてくれたんです。・・困っていそうだからと言って助けてくださったんです。それで・・考えたことがるんです」


「?」


「役に立つか立たないかで価値が決まるのなら、既にこの世界なんて崩壊しているともいますよ」


「・・・」


詩は口を開けて聞き入っている。


「私は迷惑なんてちっとも気になりません。なので本当に遠慮しなくてもいいですよ。」


「・・・・うん」


おお、笑顔になったな。よかったよかった。

リーゼには感謝だな。

で、結構遅くなったが、


「どこ見たい?」


「・・美術部」


「おっ、んじゃ行くか」


「うん!」


家の外では詩の笑顔なんて稀にしか見れないだが・・

リーゼすげえな

そんなことを考えながら部活表を見ていた俺は、あることに気づいた。


「・・あでも、美術部じゃなくてイラスト部ってのがあるな。」


「・・へ?」

結構早く執筆できたので、一週間に2つ・・上げれるかな?頑張ります。後めっちゃどうでもいいですが、     F-35B大好きです。(謎のミリタリースピリッツ)

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