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世界が一変した日から  作者: 田中 A太郎
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退屈な日常

  

 人間には様々な欲求がある、有名な三代欲求の食欲、睡眠欲、性欲だ。しかし人類は知能が高くなるにつれて、食べ物に困らないように獲物を狩る、採集、植物を育てる。質の良い睡眠をとるために、安全で安心して眠れる寝床を作るようになり。より良いDNAを求め己を研鑽し、愛を育んできた。

 しかし今、現代の日本ではほとんどの人間がそれらをより簡単に、少しの努力で欲求を満たす事ができるようになった結果。他の欲求が自分の中で強くなるのを人類は感じているが、理性と言う名の檻で抑えているのだ。


 しかしもし、その檻を開けてしまうような「鍵」があったとしたら・・・?







 「よぉ秋明あきら、また昨日も徹夜したんか?」


 重い瞼を開けて顔を上げる、いつものニコニコした笑顔。


 「いーや、昨日はちゃんと3時くらいには寝たよ」

 「いやそれ昨日ちゃうし・・・」

 「いいんだよ、授業中に寝るから」


 いつもと同じような会話。僕にとって教室は寝室、この窓際一番左後ろ、海斗かいとの背中に隠れて机というベットで、夢の中に溶け行くようにうたた寝をするのが僕の毎日のルーティーン。いつもと同じ、退屈な1日がまた始まると思っていた・・・




 


 


 

 





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