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ぼくのともだち  作者: 遥風 悠
13/17

ぼくのともだち⑭

でも。すぐにひとりにぎゃくもどりです。びょうきがなおると、


おやすみもおしまいです。


みんなへやからでていくのです。


みんなすぐに、ふつうのせいかつにもどるのです。


いまはかのんがいるのでさみしくはないけれど、うらやましいと


おもいます。


いいなっ、て。


じぶんのすきなようにあそびにいけます。ともだちのおうちに


いったり、ならいごとにいったり、おそとにごはんをたべにいったり。


ぼくもおおきくなったら、きっとじゆうにおきあがることができるんだ。




でもおかあさん、こんかいはちがいました。


おかあさんはにゅういんしたのだと、おとうさんがおしえてくれました。


いつかえってくるのときいたら、わからないとこたえました。


ぼくはすぐにかえってくるとおもっていました。


けれども、なんにちまってもなんにちまっても、いいこにしてても、


よるおそくまでおきていないのに、かえってきてくれません。


それに、おとうさんのかえってくるじかんもだんだんおそくなって


きました。ぼくとかのん、おうちにふたりだけのじかんがふえました。

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