ぼっちの会
「大丈夫?」などなど人類には一言何気なく声をかけれる言葉があり、簡単に言えば初対面の人と簡単に会話することができる魔法の言葉というものがある。
だが、本当に誰もがそんな簡単に魔法の言葉を巧みに使う事ができるのだろうか?
もちろん答えはNOである。なんてったて今この俺がまさ魔法を使えず、悩む者なのだから…。
っと自問自答しながら俺は斜め前の忘れ物をしたいたいけな同級生を見ていた。
「前川実さん、なんで教科書を忘れてきたのですか!あなたは授業を受けたいという意思があるんですか?
それともないんですか?受ける気があるのなら周りの人に見せてもらいなさい!」
っと英語の磯辺先生は前川さんに10分前から言い放っていた。
しかし、前川さんはだれかに教科書を借りようともせずただただうつむき、前川さんの周りにいる奴らも同様にうつむき関わるまいとしていた。
その状況を時計を見ながらイライラしていた磯辺先生は前川さんの周りでただ一人窓の方に顔を向けていた俺に対し「朝道!前川に教科書を見せてあげなさい」
っと断るなよオーラを放ちながら俺に言い放ち前川さんに顎で机を動かせという意思表示をしくっつけたのを確認すると、何事も無かったかの様に授業を開始した。
もちろん、くっつけた後俺は前川さんに話しかける事は出来ず、反対に前川さんも話しかけてはこなかった。
普通ならば礼くらい言えと思う場面だ。この様な無愛想ぽさが影響してクラスではのけ者にされている。
しかし、俺は知っているこれは単なる恥ずかしいだけであるということを。
ではなぜ、そう思うかって?
それは学校に友達のいない者で集まる「ぼっちの会」のメンバーで俺はあり、前川さんもまた「ぼっちの会」に所属するメンバーの一人で本当の姿を知っているからだ。




