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21話 ダンジョン攻略中

「この辺りまでは森の中とほとんど変わらないから楽だな。」


 ダンジョンには何度も通っている、今は召喚獣達のLv上げをしている所だ。さすがに一人で入るからには戦力の底上げをしておかないと不安が残る。


「よし、スノー、イズミ。同時に攻撃だ!」


 イズミはすっかり元気になり順調に成長している。そしてなんとスノーがこの間進化したのだ。


スノー

スカイバードLv1

HP20/20

MP6/12

<スキル>

『つつく』『飛行』『風魔法』

状態:契約

ブルーバードから通常進化した個体。


 全体的に一回り大きくなったような感じがする。あとは風魔法の威力がすこし上がったのかな?確実に成長はしてると思う。

 スノーはLv8で進化した。野生の小鳥だったから必要な経験値が少なかったのかもしれない。

 ゴブリンズはLv8だけどまだ進化してない、予想だとLv10でホブゴブリンになりそう。イズミはやっとLv5になった、元々がモンスターなのである程度の力はあるみたいで元気よく走り回っている。


「そろそろ奥に行っても大丈夫そうだな。」


 いつもは1時間程のところにある分岐点で折り返しながらモンスターを狩っているのだが、もう少し奥でも戦えそうな感じなので全員召喚して警戒しながら奥へと進んで行く。


「この辺りからはホブゴブリンが出てくるみたいだな。手に持ってる武器が違うっていう事は遠距離タイプや魔法使いもいそうだな、とりあえず戦ってみるか。スノーけん制を頼む、一郎と二郎で敵の攻撃を抑えてみろ。花子は土魔法で援護、イクスとイズミは突っ込みすぎるなよ。」


((((((了解だ、グ、ギャ、ギ、よ))))))


 スノーがウィンドアローを撃ち込み、一郎と二郎が剣を片手にホブゴブリンに切りこんでいく。一郎が盾でホブゴブリンの攻撃を受け止め、二郎が切りつけるが避けられる。そこへイクスの体当たりが命中し、よろめいたところへアースボールとイズミの牙がヒットする。一郎と二郎が同時に切りつけた所でホブゴブリンは倒れた。


「よくやった、いい連携だったぞ!」


 思っていたよりも楽に倒すことが出来た。これならガンガン狩れそうだ。そこからは順調に経験値を稼ぎスキルも上がってきた。


「お、ゴブリンズも進化か!」


 予想通り一郎と二郎はホブゴブリンだったが、花子はゴブリンメイジへ進化した。一郎と二郎は二回り程大きくなってより筋肉質になったみたいだ、ダンジョンのホブゴブリンよりも強そうに見えるんだが、もしかしたら俺のスキルやステータスが影響しているのかもしれない。花子はローブを装備していた、初期装備みたいでボロいので後でシルクに作って貰わないといけないな。一応女の子だし。一応って言ったら花子に睨まれてしまった。ごめん。


一郎

ホブゴブリンLv1

HP25/25

MP5/5

<スキル>

『剣術』『盾術』『統率』

状態:契約(3体セット)

ゴブリンの通常進化種。すこしだけ強く、賢くなった。


二郎

ホブゴブリンLv1

HP24/24

MP5/5

<スキル>

『剣術』『盾術』『察知』

状態:契約(3体セット)

ゴブリンの通常進化種。すこしだけ強く、賢くなった。


花子

ゴブリンメイジLv1

HP16/16

MP15/15

<スキル>

『棍術』『土魔法』『魔力操作』

状態:契約(3体セット)

ゴブリンの通常進化種。魔法に特化している。


「これからもよろしく頼むぞ、ガンガン強くなってくれよな。」


(がんばります~ごしゅじんさま~)


 ちょっとだけ頭も良くなったみたいだ。また花子に睨まれてしまった。この調子ならイズミもすぐに進化しそうだな、戦うのも好きみたいだしフェンリルになる宿命だからきっと強くなるぞ~。


(あ、主様の愛が重いですぅ。)


 イズミにちょっと引かれてしまったが気にしたら負けだ。イズミはかわいくてモフモフで最強なのだ。さて、もう少し進んだら今日の攻略は終了かな。洞窟の中でよく分からなかったがシルクが呼んでるからそろそろ帰らないとな。





お読みくださり、ありがとうございます。

これにて本日の投稿は終了です。

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