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「未定」の書  作者: アナン
第一章 春に咲き、春に散る花
2/22

(1-1)プロローグ

――ねぇ、お母さん。

――どうしたの?

――本を読んで。

――ごめんね。もう本は全部読んじゃったわ。

――えぇー。

――あ、でも「未定」の書ならあるわよ。

――みていのしょ?

――そうよ。この本はね、読みたいって祈ってからじゃないと本文が出てこないの。それに、ちゃんと一文ずつ読まないといけないのよ。

――どんなお話になるかわからないから未定なの?

――そうよ。それと、この本の文章は今他の世界で起きてるお話なのよ。

――へぇー、すごいね。

――この本でいい?

――うん。その本を読んで。

――じゃぁ、読むわよ。

――うん。

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