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502 こんなはずじゃなかった

 そもそもここが七瀬財閥のマンションだってことを忘れてたね。家政婦さん一家もオフ会の日にリゾートに招待されてたみたいで、しかも私が参加するってことはさっき返信をした時点で伝わってたから殆ど無駄足に終わっちゃった。まあでも、黙って五日間居なくなるよりは印象が良いはず。無駄じゃないと信じておこうね。

 ついでだから下の階のレーナちゃんにも挨拶しに行ったら、さも当然かのようにゴスロリをバッチリ決めて出てきてくれて、恐れながらも普通の服について質問を投げかけたら『これが普通。他人の普通に流される必要はない』ってドヤ顔気味に言われちゃった。

 そう言われてみれば確かに、自分では普通じゃないって思いながら他人の思う普通の服を着るのって、普通じゃないかもしれないね。回答して貰ったことにお礼を言いつつ、オフ会楽しみだね~またね~ってことで退散してきた。自分が思う普通の服を貫き通すのも大事、か。


「リンネ様、申し訳ありません……! 全く、お役に立てず……! メルはご迷惑ばかりおかけする役立たずのゴミクズです……!!」

「そんなこと言わないでね、めーちゃんは役に立ってるから。調査もいっぱい進んでるし」

「リンネさん、先程からずっと負け続きです……。私達には、到底及ばない相手ではないでしょうか……」

『ぴゃう~……』

「いや~確かに遥か格上なんだけど、ちょっとずつ突破口が見えてきたから頑張ってみようよ」

「は、はい……」


 普通というものに対して自信がなかったように、カーミラさんとめーちゃんも格上ボス討伐に関しては全く自信がないのよね。まあそれもそのはず、私達が今挑んでいる相手は天上天下最強無敵機械王ストロンゲストなんだからね。

 しかもただの無慈悲モードじゃないよ。私がレベル高すぎてめーちゃん達とパーティを組むと経験値が手に入らないから、レベルやステータスを制限出来るモード……アイアンマンモードで挑んでるのよ。レベルは200に制限、ステータスはスキルによる上昇があっても999が上限。

 こんな条件で、しかもレベル100が二人もいるのに倒せるのかって? それを今模索してるところなのよ。もし倒せたら凄いじゃない? まあ倒せなかったとしても、今のカーミラさん達でも通用するものがあるって自信をつけて貰いたいから。勝てたら超ラッキー程度で挑んでる。


「それじゃ、まず行動パターンをおさらいしようか」

「行動、ぱたぁん……?」

「ストロンゲストは意思があるように見えるけど、実際は決められた行動と発言が連動してるだけで、相手がこうしてきたらこう、みたいな対処が全部決まってるのよ。それが恐ろしいスピードで実行されて完璧に決めてくるから厄介なんだけど、付け入る隙でもあると思うんだよね~」

「な、なるほど……」

「メルにはよく、わかりませんでした……」

「じゃあ理解できるように説明してあげるね。まずは、開幕の合体モーションからかな」


 ストロンゲスト……長いからおにーちゃんの付けた愛称で呼ぶか……。ロンゲは入場時確定で合体モーションから始動する。この時に攻撃しようにも、こちらは眼の前を見えない壁に阻まれてて攻撃出来なくて、バフとかの準備は可能だけど合体モーションをただ見ているしかないのよね。だからここでこっちは攻撃の準備しか出来ないってこと。

 そしてまず最初は確定行動、右腕の主砲【絶対破壊デストロイヤー】を撃ってくる。当たれば当然のように即死、HPゲージが複数あろうとも連続ブレイクして一撃死する。おにーちゃんが本気でガードしてギリギリ1ゲージブレイクで抑えられるぐらいには強力。その後も距離に応じてミサイル攻撃、レーザー攻撃、ブーストパンチ、バルカン砲、電光衝撃波、エクサビームソード、とにかく攻撃が多彩。

 かなりお喋りなように見えて実は行動と言動が連動してる。会話が成り立つように感じるだけで、実際は決められた内容を返してくるだけ。行動も距離や状況に応じて連動してるパターン構成。かなり練られた構成だから付け入る隙がないけど、私は昨日の苦い経験から一つ思いついたことがあるのよね。


「面白い作戦ですね……」

「……本当に、効くでしょうか?」

「うん、効くはず。もしこれが効いたら、さっき言ったデコイ作戦を実行に移してみよう」

『わっ!!』

「わ、わかりました……。頑張ります……」


 自信が壊滅して、好感度も【この世から消え去りたい】にまで達してるめーちゃんにどうにか自信を付けさせてあげたい。そして二度と、私の前で自分は要らない子なんだなんて言わせない。この世に不要なのはメルティスとその狂信者ぐらいなものよ。あと、私の嫌いなしらすとアボカドとしめ鯖ね……。贅沢な悩みだけど、食感がどうしても嫌いなのよ……。


「よし、行くよ~。それぞれ自分のやることをしっかりね!」

「はい、頑張りましょう!」

「努力、します……」

『きゃうっ!』


 それじゃ、何十回目の挑戦か忘れたけど~……やってみようか~!!


【天上天下最強無敵機械王ストロンゲスト:NO MERCY IRONMAN MODE】(推奨:不明)

・チャレンジコンテンツ

・ダンジョン入場時に解除可能な全ての状態が解除される

・慈悲はない

・【戒】装備重量が5.0倍になる

・【戒】レベル上限200

・【戒】ステータス上限999

・【戒】アイテムを使用できない

・【戒】回復スキルを使用できない

・【戒】覚醒以上のスキルを使用できない

・4人まで入場可能

・召喚等による人数増加不可

・1日に何度でも挑戦可能

・DESTROY:D


 な~にがデストロイだ、今度こそボッコボコにぶっ飛ばしてやるんだからね。見てろよ開発者、隙が全くない完璧で最強のロボットを作ったと思ってるなら、大間違いなんだからね!


『ノーマーシーアイアンマンモードに挑戦します。挑戦内容は選択の通りです。10秒後にローレイの海岸エリア、決戦の地に転送を開始します……5、4、3、2、1……転送』


 さあ、ここからはスピード勝負よ。向こうが合体完了するまでにどこまで準備出来るか!


『――ムソウガッタイ!!』

『ジャンボが【憑依】を発動、カーミラに憑依しました』

「深淵よ、隠匿の夜よ、来たれ!!」

『【アビスナイトメア】を発動、周囲のフィールドが【深淵の夜】に包まれます』

『メルメイヤが【六道輪廻】を発動、忍術を複数回連続で発動する状態になりました』

(くら)きよりも(くら)き夜の衣、我らを秘匿せよ」

『カーミラが【ダークムーンカーテン】を発動、深淵の夜の効果で全員が【月影】状態になりました。発見不可状態です』


 この準備時間は、ロンゲが合体時間を確保しててズルいからその救済として用意されてる時間。本来は一人か二人が巨大化とかして、残りのメンバーがバフなりデバフなりをばら撒いてさあ開始ってなるんだろうけど、今回私達の中に巨大化を持ってる人は誰もいない。

 巨大化がないなら、別の方法で倒せばいいじゃない。そういうわけでまず調べたのが、ロンゲの探知能力。ロンゲは相手が隠れている状態だったり夜フィールドになると【暗視モード】【赤外線スキャン】【動体ソナー】を発動してくる。この内脅威になるのが赤外線スキャンで、どうやら熱を発するものを見つけて攻撃してくるらしい。これをどうにかして無力化したい。


『テンジョウテンゲ、サイキョームテキキカイオー、ストロンゲスト!!』

『ストロンゲストが【無双合体】を完了しました。行動制限フィールドが解除されました』


挿絵(By みてみん)


 相変わらず馬鹿みたいにデカいし、威圧感が凄まじい。さて、合体を終えた時に敵の姿が見えないとなるとやってくる行動は当然決まっている。その前に私がさっき思いついた作戦を実行させて貰うよ。


『メルメイヤが【水遁・大海嘯】【火遁・炎龍陣】を発動しました』

『ストロンゲストが【暗視モード】【赤外線スキャン】【動体ソナー】を起動しました』

『相殺! 【水遁・大海嘯】【火遁・炎龍陣】が衝突し、無力化しました』

『YOU ARE AN IDIOT! HA HAHA HA HA HA HAAA! AH HAHAHA HAA! XDXDXD』

『ストロンゲストが【絶対破壊デストロイヤー】を発射スタンバイ……対象不在により中止しました』


 ああ、お前はそこで笑っているが良い。次第にその笑いが、お前の断末魔に変わるだろうから。


『(めーちゃん、臆せず突撃! 絶対に成功する!)』

『……? ……??』

 

 気がついたか? 煙幕じゃお前は赤外線スキャンでこっちの位置を特定出来るから、蒸気だよ。水蒸気、それも尋常じゃない量の熱い熱い水蒸気だ! 暗視も出来ない、熱も感知できない、動体ソナーだって忍者であるめーちゃんが本気で忍べば探知出来ない!!


『メルメイヤが【月夜の忍び】を発動』

『……?? ……??』

『メルメイヤが【忍法・身代わり人形:雷電獣】を発動、デコイが設置されました』

『FOUND YOU :>』

『ストロンゲストが【雷光衝撃波】を発動、MISS……。ダメージを受けた対象が存在しません』


 更にデコイ設置、これをどこに設置するように指示したかって? そうだよ、ロンゲの背中だよ!! 背中にあるジェットパックの隙間に設置するように指示したんだよ。

 身代わり人形の雷電獣は風と光属性に対して完全抵抗、雷光衝撃波のダメージも無効化出来る。お前は自分に張り付いたデコイしか感知できず、それを振り払うのに自分を攻撃しなければならないんだよ!


『ストロンゲストが【ドルフィンミサイル】を発射スタンバイ……中止しました』

『FOUND YOU :>』

『ストロンゲストが【エクサビームソード】を発動スタンバイ……中止しました』

『FOUND YOU :>』

『ストロンゲストが【ホーミングレーザー】を発射スタンバイ……中止しました』

『FOUND YOU :>』


 うん……うん……?


『FOUND YOU :>』

『ストロンゲストが攻撃スタンバイ……中止しました』

『FOUND YOU :>』

『ストロンゲストが攻撃スタンバイ……中止しました』

『FOUND YOU :>』

『ストロンゲストが攻撃スタンバイ……中止しました』


 あれ……? 自分の攻撃に当たって自爆するはず……あれ……? あれ……?


『FOUND YOU :>』

『……? ……?』

『YOU ARE AN IDIOT! HA HAHA HA HA HA HAAA! AH HAHAHA HAA! XDXDXD』

『FOUND YOU :>』

『……? ……?』

『(リンネ様、こ、これは……?)』


 え、いや、そんなことを言われても、私にもわかりませんけど……。自分のことを攻撃……しないね……? あれ……? まさか、自分には攻撃しないようにプログラムされてるのが逆に悪さしてるの!?


『……? ……?』

『ERROR……ERROR……』

『……? ……?』

『ERROR……ERROR……』


 なんかその場でぐるぐる回り始めちゃった……。左手をブンブン振ってるけど背中に届かないし、でも後ろに敵が――実際はデコイ――いるって感知はしてるから、見つけようとして、結果としてその場でぐるぐる回ってるってこと……? こ、これが、エンドコンテンツのボスが取る行動なんですかぁ……!?


『(とりあえず、顔に動体ソナーとか赤外線スキャンとかあるから、潰しちゃって……?)』

『(は、はい! 迅速に行動致します!!)』

『メルメイヤが【六道輪廻】【火遁:炎龍陣】を発動、Weak! ストロンゲストの【メインカメラ】【暗視装置】【赤外線スキャナー】【動体ソナー】を破壊しました!』

『FOUND YOU :>』

『……? ……?』

『ERROR……ERROR……』


 あ、ダメだこれ。絶対にバグだわ、挙動がおかしいもん! 絶対に想定された動作じゃないよ、これ!


『(めーちゃん、ちょっとこっちに戻ってきてくれる……? これね、多分ダメだと思うの)』

『(え……? 破壊には成功しましたし、このまま攻撃すれば! 倒せそうです!!)』

『(うん、間違いなく倒せちゃうだろうね。でもちょっとね、ね?)』

『(は、はい……)』

『FOUND YOU :>』

『……? ……?』

『YOU ARE AN IDIOT! HA HAHA HA HA HA HAAA! AH HAHAHA HAA! XDXDXD』


 えーー……。馬鹿は君の方だよ……ロンゲくん……。本当はメインカメラとかは絶対死守してきて、おにーちゃん達でさえ壊せたことがないぐらい厳重に防御されてるんだけどね? いや、こんなに簡単に壊せるはずないもん。しかも壊した後も行動が変わらず、同じ場所でぐるぐるぐるぐる……。


『動画撮影を開始いたします』


 あ~……。運営さん、見ていらっしゃいますでしょうか……。貴方達の作ったロンゲくん、なんか壊しちゃいました。いや流石に、戦闘中にお問い合わせを送るのなんて初めてだよ……。


『YOU ARE AN IDIOT! HA HAHA HA HA HA HAAA! AH HAHAHA HAA! XDXDXD』

『……? ……?』

『ERROR……ERROR……』

『FOUND YOU :>』

『……? ……?』

『現在情報を送信中です……。暫くお待ち下さい……』


 あ、なんかピタッと止まった。流石に行動パターン変わった?


『A problem has been detected and STRONGEST has been shut down to prevent damage to STRONGEST――』

「あ、壊れた……」

「え……え……? 背中にデコイを、くっつけただけですよ……?」

「今まで見たこともない動きをしておりますね……」

『…………』


 こ、壊れた……。完璧に機能停止しちゃった……。ど、どうしよう、これ……。


『世界の管理者:お世話になっております。世界の管理者で御座います。不具合のご報告、誠にありがとうございます。現在運営チームにて戦闘データの解析を行い事象を調査中です。また、今回の戦闘は間違いなく勝利できたものと判断致しましたので、撃破時間記録なしという処理にて、勝利扱いとさせてください。このようなことが二度と起きないよう、これより総点検をさせて頂きます。この度はご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳御座いませんでした。報酬をお受け取りの上、退場して頂きますようよろしくお願いいたします』

『ストロンゲストを撃破しました! 撃破タイム、なし』

『レベル981に上昇しました。おめでとうございます』

『カーミラがレベル200になりました。上限解放をしましょう』

『ジャンボがレベル200になりました。上限解放をしましょう』

『メルメイヤが強敵相手に10分以上生存を達成しました。免許皆伝! 昇華転生をしましょう』


 ええ……。ええ…………。


「リンネさん、これは、ええと……?」

「えっと、勝ちました……。予想外、想定外の攻撃に対処出来なくなって、壊れたみたい……」

「こんなに、強かった相手にも、こんな抜け道のような倒し方があるだなんて……!!」

「どんなに非力な存在でも、力を合わせて知恵を絞れば強大な敵にも勝てるってことよ。今回は、特別過ぎるけど……それでも、勇気を振り絞って背中にデコイを取り付けためーちゃんのおかげで勝てたの。これは揺るぎない事実よ。だからもう、自分を使えないとか迷惑とか、要らない子とか絶対に言わないでね? めーちゃんは私達の家族みたいなものなんだから。もちろん、カーミラさんもジャンボもね」

「メルは…………はいっ!!」


 うん、とりあえず報酬の宝箱を貰ってサッサと帰ろう。再挑戦コマンドは、選択不可になってる……。まあそりゃそうだよね、いま不具合の調査中だし再戦できるわけないか。


「あっ! 虹オーラの宝箱ある! あれはね、超レアなアイテムが入ってる奴だから、開ける時はぱんぱかぱーんって言わなきゃダメなんだよ? じゃあ、カーミラさんとめーちゃんで一緒にぱんぱかぱーんしよっか!」

「ぱ、ぱんぱか……?」

「ぱんぱかぱーん、ですね……? わかりました、メルメイヤさんやりましょう」

「え、えっ、あっ! 待ってください、今行きます!!」

「良いですか?」

「は、はい! せ、せーの……で」

「ぱんぱかぱーん」

「ぱん……あっ……せーので……」

「あっ、す、すみません……」

「メルこそ、ごめんなさい……!」


 うーん、タイミングの確認をしようと思っためーちゃんと、せーので開けちゃったカーミラさんとで、全然タイミングが合わなかった……!! まだまだ連携面というか、心が通じ合うって領域には距離を感じるね……。


『カーミラが【□■エーテルが凝縮された大瓶】を獲得しました』

「え、えっと? これは、なんでしょうか……? 夜空が詰まっているような、きれいな瓶ですね……」

「大瓶!? 初めて見た!! おー……綺麗だね、めーちゃんも見る?」

「あ、はい! わあ……綺麗ですね……凄い……」


 おお、エテ瓶の大瓶なんて初めて見た!! 説明文によれば、エテ瓶十本分として扱うことも出来るし、このまま素材としても使うことが出来るのね! これ、絶対ドロップ率が壊滅してる類のアイテムだよね……。大事に保存しておこう、いずれ使う時が絶対に訪れるはず。エテ瓶として扱うにはもったいないよ。


『――ピーンポーンパーンポーン……。こちらは、バビロンオンライン運営チームです。現在、致命的な不具合が発見された為、緊急メンテナンスを1時間後に実施致します。また、今回の緊急メンテナンス後、全プレイヤーに本日限り有効な全ダンジョンの入場制限のリセットチケットと、1200ゴールドチケットを配布致します。誠に申し訳ございませんが、ご理解とご協力の程を、よろしくお願いいたします……』


 これ、絶対さっき私が報告したやつが原因だよね……? うわあ、なんかすみません……。変な攻略方法を編み出してるうちに不具合なんか起こして本当にすみませぇん……!!


『動画の撮影を継続しますか?』

「あ、動画……。面白い動作だったし、ギルドメンバーさん向けに切り抜いてギルド掲示板に貼っちゃおうかな……とりあえず、帰ろうっか」

「はい、大きな成果でしたね」

「もっと精進します!」

「うんうん、じゃあ上限解放と昇華転生を……まずはアイナさんに挨拶して、それから千代ちゃんママに弟子入り頼むか~……」


 とりあえずメンテまで1時間しかないし、やることだけやりにいかないと! さてさて、急げっ! 急げっ! 他の宝箱も回収だ、急げっ! 急げっ!

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本作をご覧頂き誠にありがとうございます
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