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蒼姫様と平和の送り人(仮)  作者: なずなよもぎ
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依頼

うん。

長いのできって投稿します…

見つけていただきありがとうございます。

アキラは考えていた。

彼の首元にあったエラは海人族(かいじんぞく)のものである。

通常、海から出ることのできない種族だが、人間と海人族が恋をすることで生まれる半魚人が存在する。


そして、その半魚人が育てられる村…それが(きり)の中に存在する”朝露(あさつゆ)(いずみ)”と呼ばれる場所だ。(通称「霧の村」)

彼はそこの村の出身だろう。とアキラは思っていた。

討伐(とうばつ)護衛(ごえい)、どちらにせよ遠い場所になることは予想ができていた。



もし護衛ならば半魚人であると海人族の親に会いたいというケースが多い。

親の顔を見ずに人間に育てられるからだ。

片親がいた場合もちろん「あってこい」と言われるのがオチである。

いや、一緒に会いに行こうが正解かな( ^ω^)・・・??



海人族は海底を住処としているが時たま人魚の入江(いりえ)に姿を現す。

興味本位、恋人との約束など、人魚が海から出てくる理由は様々だがそこに話しかけて中継ぎをしてもらうのだ。



でも、人魚を捕獲(ほかく)しようとうする(やから)もたまにいるんです。

そんな奴は牢屋(ろうや)にぶち込もう!


(慎重に問い詰めれば未遂でおわるだろうな…。)


どっちにしろ地獄(じごく)を見せるよ。アキラちゃんは。











アキラは先ほどリリカから渡された鍵で306号室を開ける。

荷物を置こうかと思ったが今の格好だと置くものがなかった。

現在の格好。

砂が入らないように体のラインがしっかりでているヒートテックのような薄手の長袖、下はタイツに半ズボン。あと紐靴。

防具は自作の胸当てのみを付けている。

(よろい)・・・は重いから「やだ」とのことです。

なんか忘れて、、、あ、荷物だ。

基本的に四六時中(しろくじちゅう) 太股(ふともも)にガーターベルトみたいにアイテムボックスをつけてるよ。腰にもあったよ。これも自作だから強度やばいぜ。

ちなみに中身は、武器デス。

※アイテムボックス

魔力を流すことで物がいくらでも入ってしまうバッグみたいなもの。

アキラちゃんは自作だからいくらでも入るけど、試供品は馬ぐらいの大きさしか入らないよ。

中身は亜空間になっていて食べ物を入れても腐りません。

アキラちゃんは作り方を熟知しているのでバッグがあれば作れてしまいます!!!

試供品はギルドでもらえます。


改めて紹介しましょう。

主人公のアキラちゃんことアキラ・キャースナー。

女です!!!!

黒髪赤眼。

ナイスバディだが、物凄く大きいわけではない。

谷間(たにま)はないかな…。

筋肉ですね…やわこくはないね。

肌はすべすべ!!!いいなあ

引き締まった身体をしてるよよよ。

髪はベリショ.........?

前髪長いよ。

身長170㎝。推定(すいてい)75キロ。15歳。つり目。顔はかっこいい系。

獣人族。珍しい先祖返り(親の能力を受け継がずその上の代の能力を受け継ぐこと)であり、猫と蛇の能力を合わせ持つ少女である。

太股に獣人族の証があるんだって。

でも獣人族特有の魔法は使えない。

現在Aランク。

ハンターになり1年弱。

まだ新米。といっても強さが他と違うぜ。

冒険者であり何でも屋を名乗っている。

料理と水泳以外は大体できる。



さて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さっきのフード男の部屋に突撃だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!




たまたま依頼人の部屋がお隣にあった。

(というか依頼人のお隣の部屋が空き部屋だったと言った方が正しい。)

『手間が省けたな。』

フッと小さく息を吐く。

というわけでアキラは依頼人の部屋のドアをノックした。

ドア向こうから焦った声が聞こえてくる。

〈あ、えっ!!?もう来たっ!?〉

ドタバタと音が近づいてきてドアが開く。

「え、っと、どうぞ。」

アキラは彼の部屋に入っていった。


「適当なとこに座ってよ。」

「お言葉に甘えて。」

アキラはなるべくドアに近い場所に背を向けて座った。

食堂でつけていたフードを取った青年の顔は整っていた。

しかしアキラに威圧(いあつ)されているのか、動作がぎこちない。

「え、えっと…とりあえず自己紹介から。俺はルカ・グラール。冒険者になったばかりだからイロイロ言えないけど…とにかくよろしく。」

「アキラ・キャースナー。大体冒険者は一年弱ってとこかな。よろしく。」


アキラが言い終えると、ルカといった男は一つの絵をリュックから取り出した。

「とりあえずこれを見てほしい。」

「……これは?」

そこに描かれているのは1人の女性の顔だった。

「美人だな。」

「そうなんだ!じゃなくてっ、この人を探して欲しいんだ。」

少し目つきが悪くなるアキラ。

ルカが縮こまる。

『人探しか…』

人魚の入江に行くわけではない。

しかし、こっちの方が時間を必要とする。

というわけで彼女は怒っているわけではなく、悩んでいた。

そして、一つ気になったことを聞いた。

「ちなみにどなた?」

「俺の姉」


あ、良かった身内か…




ルカ君のプロフィールは後ほど出します。

とりあえずよろしくお願いします。

面白ければブクマと星5をお願いしたいです。

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