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地理・国家・組織

 エクスローには六つの大陸がある。


 東西の大陸は北を頂点としてつながっており、その境界に流れる大河をシェス大河と呼ぶ。

 北の大陸は西の大陸の更に上にあり、北極とつながっている。

 南の大陸は、南極に近い場所にあり、気候は亜熱帯もあれば雪と氷に閉ざされた地域も存在する。

 中央大陸は、六大陸中最大の大陸だ。砂漠と荒野、世界樹などが存在する最も古い大陸だ。

 天空には選ばれた者のみが行けると言われる賢者の塔が管理する天空大陸が。

 魔界は西の大陸の地下にある大洞穴に存在する。


 東の大陸エベルングは、太陽神アギトを信仰する神聖ムゲール王国。

 西の大陸エゼアは、星の神エクスローを信仰するエルムド帝国。

 北の大陸クレアドルには、聖者サユキを信仰するルゲル枢軸連邦。

 南の大陸イリアデスには、暗黒神ゲフェトを信仰する第八の魔王リクトのグレム魔公国。

 天空大陸ハグーンには、創造神カイネを信仰する賢者の都ハグーンとジェニスの塔。

 中央大陸ファルナスには、青の月の女神フォンテーヌを信仰する複合種族国家、エイジス連邦。

 地下の魔界には、魔神グレアムを信仰する二十四柱の魔王たちのうち、二十一の魔王が治める連合国家プラウディア連邦。

 東西北がつながる北壁の大地には、魔王フェイブスタークの魔都グレイスケーフがどこにも属しない独立国家として存在する。


 世界には四大組織が存在する。


 神の王、青き月の女神フォンテーヌを信仰する、フォンテーヌ教会。

 教会は、紋様省という組織に統括されている。

 はるか古代にカイネが残した様々な形で描かれた紋章と呼ばれる図形を管理する。紋章は唐草模様や幾何学模様をしており、それをずらしたり併せたりすることで転移魔法や火焔を召喚魔法を、誰でも使うことができる。

 紋章は紋章眼と呼ばれる専用の魔眼を使わないと真の力は発動しない。紋章眼を持つ紋様省の役人と神父やシスターと呼ぶ。

 教会は世界のどこにでもあり、数人しか村人がいない廃村寸前の村にでも存在する。

 

 宗派を越えて活動する組織が総合ギルドである。

 カイネの反乱の後、聖女や勇者、英雄といった神々の代理人たちが各国の王侯貴族や代表者とともに作り上げた組織である。

 管理は各国の行政府に基本的には任されているが、国家間の利害をこえて起こった自然災害などには当たることがある。

 神や魔といった特別な力を持つ存在を監視するという役目も担っている。どんな種族でも、いかなる悪人であっても冒険者になりたいと願えば参加することが可能である。


 天空大陸にはカイネの意思を継いだ古代魔法や大精霊などの記録を管理し、正しい運用によって世界を破滅に導く存在が現れた際には別時空から地上へと姿を現して戦う、賢者たちが集う都市ハグーンとその研究機関であるジェニスの塔がある。

 ハグーンには王侯貴族の子弟子女であれば学ぶことのできるシャーニー学院がある。ここは誰であっても望めばその扉が時空を超えて目の前に現れる賢者の扉がある。

 資格のある者は誰でも賢者になることができる。その戦闘力は、教会の神父や勇者並みだと言われている。

 賢者は神殺しの代名詞でもある。


 南の大陸はグレム魔公国に属するルダイナル王国は、金色の猫の耳と尾を持つ獣人、猫耳族の国である。

 猫耳族は魔族であると同時に、世界最高の商売人でもある。

 女王を頂点に飛行船や飛空艇を持ち、六大陸間の輸送を一手に担う、天空航路を開拓した。

 主に女性が多く、彼女たちの体内には空の精霊が宿っている。特別な燃料が無くても、科学文明と魔導の融合した魔導科学により大量生産を可能にした大量の飛行機を所有する。

 その発着場は、世界の主要都市から田舎の村まで整備され、各種族の移動や世界産業の各である輸送を一手に担っている。

 魔王の管理下にあるが、独立した組織としてエイジス連邦にその根拠地を置いている。

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