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化粧師  作者:
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第四話 八股の大蛇 三

  三


「それで、キメラを?」

 杉里登は左右に立ち並ぶガラスの円柱を眺めながら、前を行く白衣の男に問い掛けた。

「そう。河豚は貝類などから猛毒を摂取し、体内に蓄えます。誰かに教えられた訳でもないのに、河豚だけが体内に毒を蓄積するように出来ている」

「はあ」

 杉里は曖昧に相槌を打つ。先程からずっとこの調子だ。

「つまりその遺伝子ですよ。習性と言うのは遺伝子に組み込まれた情報だ。どうすれば身を隠す事が出来、外敵から身を守れるのか。痛覚すら持たない生き物がそれを知り、実践しているにも関わらず、万物の霊長である人間はその方法すら知らない」

 白髪を几帳面に撫でつけた男は、愛しそうにガラスを撫でた。その中では得体の知れない生物が目を閉じている。魚とも爬虫類ともつかない。杉里は半魚人を連想した。

「完全な生物……ですか」

 不気味な姿をした不可思議な生き物達を横目に見ながら、杉里は呟いた。

 マッドサイエンティストと呼ぶに相応しい彼の研究成果達は、チューブや線の張り巡らされたガラスの筒の中で、静かに眠っている。一通り説明はされたが、どれも杉里には理解し難い生き物だった。兎に縞馬の目を移植したものなどは、少女漫画を思い出した。

 先程から博士の喋るペースが早過ぎて、メモが追い付かない。彼は紙面を見ずにメモを取るという特技を持つが、その字は本人にしか解読出来ない。

「私はこの技術を、ゆくゆくは人間に応用したいと思っている」

 ああ、この男は本気なのだ。杉里はなんとなく、そう思った。

「人が人を越える。人を越える知能と身体能力を、万人が持つ世になる。素晴らしいと思いませんか? 私は待ち遠しい」

 机上の空論でも妄想でもない。この男は確かに合成獣を作り上げている。

 その技術を人間に対して使用したら、どうなるのだろうか。人獣になるのか。はたまた獣人か。どちらにせよ、それはもう人間ではないのだろう。人間と、呼びたくはない。

「あちらの扉は?」

 杉里は部屋の奥を指差して聞いた。

「私の自室です。汚いので、ご覧にならない方が宜しいかと」

「あ、これは失礼。――色々ありがとうございます。参考になりました」

 杉里はノートを閉じて、深々と頭を下げた。メモを取るのを放棄したのだ。それよりも彼は、一刻も早くここから出たかった。

 異常な臭気だ。博士は平然としているから、恐らくもう、鼻が慣れてしまっているのだろう。どこか嗅ぎ覚えのある、懐かしさすら感じる臭いだ。自分がそう感じるという事は、あらゆる意味でいい臭いではないのだろうと杉里は思う。

 博士はにこやかな表情で、出口まで見送ってくれた。外に出た瞬間、力が抜ける。敷地内から出てようやく、空気が変わったような気がした。外の空気というものは、こんなにも美味かったのか。


 杉里は駅へ向かいながら考える。何故キメラなど研究するような狂科学者が麻酔薬を作ったのか。動物に使うなら、それ用のものがある。人間用は人間だから依存性を気にするのだ。

 今日聞いた話を反芻する限り、彼は動物からいい所を取り除いて人間用のドーピング剤にする傍ら、キメラを研究しているようだった。

 無論人体実験など出来ないから、ああして合成獣を作るのだろうが、それならば麻酔薬など必要ないではないか。麻酔薬が必要になるなど、人体実験をするか動物が人間並の知能を持ったか、そのどちらかの場合のみだ。

 そこまで考えて、杉里はぞっとした。

 もしも体内で猛毒を蓄積し得るような生物に、人間並の知能があったら?

 象があのままの姿で駿足を誇ったら?

 人間はどうなってしまうのか。なんだか背中が薄ら寒い。

 警察には連絡しないという条件で取材を受けて貰ったはいいが、杉里は誰かに聞いて欲しくて堪らなくなっていた。こんな事を一人で抱え込みたくはない。

しかし、言えない。言えるはずもない。そんな勇気は、杉里にはない。

友人の内、一人は刑事だ。後輩に相談するのもなんとなく、妙な気がする。妻や子供にはこんな話は出来ない。仕事の話は出来る限り家庭に持ち込まないようにしている。

 改札まで来て、車を使わせて貰えない事に溜息を吐いた。ガソリン代が高騰しすぎた為に、禁止されてしまったのだ。車で来ていればこのまま友人宅へ向かったのに。彼の家は駅から遠いのだ。

 博士はあそこに住んでいると言っていた。あんな恐ろしいものに囲まれた場所で、あんな臭気に包まれて、一人で。それはただ単純に一人でいる事よりずっと、寂しい事なのかも知れないと杉里は思う。

 杉里は己が人殺しである事を自覚している。それは呼吸をしなければならないのと同じように彼にとって不可欠な事だから、今までやめようと思った事はなかった。

 しかしどうだ。杉里の内には今僅かにだが、あの博士を哀れむような感情が生まれている。それは即ち蔑んでいるのと同義ではないか。本来蔑まれて当然な筈の人殺しが動物殺しを蔑む。

 同属嫌悪に近い感情だ。そしてどちらも、同じ事なのだろう。杉里は人を殺して引き裂く事に快感を覚え、彼は動物を繋ぎ合わせて新しいものを作り出す事を生きがいとしている。正反対の行為だが、その異常性に何か違いはあるのか。あるとは言い切れない。

 何も違わない。杉里の狂気もあの老人のそれも、本質的には多分、そう変わらない。

 杉里は恐ろしい。彼と同じように、自分が常に人を殺せるようになったら、どうなってしまうのだろう。友人を殺し、妻と子供にも手を掛けてしまうだろうか。それが愛する者と知りながら、失う事で孤独を味わうと分かっていながら、やっぱり殺すのだろうか。殺す人間がいなくなってようやく、己の欲望は治まるのだろうか。

 それでも今の杉里は、孤独が恐ろしいと思う。自分勝手な感情だ。己の手で孤独を味わう事となった人もいると言うのに。

 そしてその恐怖を抱き続ける事で、人間であろうとしている。愚かなのだ。そんな事は重々自覚している。かと言って今の自分と人殺しを楽しんでいる自分を、別物にするつもりはない。友人などは二重人格と言い表すが、杉里にはどちらも己であるという認識がある。罪を認めたくないのなら、杉里自身も素直にもう一人の人格がやったのだと言うだろう。しかし彼には犯行当時の記憶があるし、やった後も自分でないと言い逃れした事すらない。

 自分は一人で、何かの拍子に感情が爆発して、凶行に走ってしまうのだと理解している。罪は罪だ。

 杉里が長年追い続けてきた殺人犯は、全て自分のせいにしろと言った。仮に杉里が彼女と同じようなものだったとしても、果たしてそんな大きな事が言えるだろうか。

 自分の罪が増える事に怯えてはいない。しかし彼女が言ったような台詞は、自分には吐けないだろうと思う。一体今までに何人殺してしまったのか。それすら覚えていないのに、人である事に縋り付いて生きている。

 人でなくなったなら、何になるのだろうか。

 彼女は既に人ではない。人である事を捨てている。ならば何なのかと問われても、上手い言葉は浮かんでは来ないだろう。人殺しは人殺しでしかない。だから彼女と会って、一度話してみたいと思った。そう考えるようになったのは、彼女が只の快楽殺人者ではないと気付いてからだ。雑誌記者の杉里としてではなく、杉里登として話してみたかった。

 それでも彼女は矢張り人間でないのだろうし、殺人鬼の文字通り、鬼だ。

 鬼なのだ。


 帰社した杉里は、デスクの前で頭を抱える後輩に出会した。彼の席は入り口のすぐ側にある。

 短い首を捻って歩み寄ると、沼津誠一は唐突に顔を上げた。

「ああ、杉里さん! 助けて下さい!」

 黒いセルフレームの眼鏡がずれている。沼津は優しげな顔立ちに悲壮感を目一杯浮かべていた。

「また変な事件の記事押し付けられたんですか?」

 反対側に首を捻り、杉里は彼の机上を覗き込む。達磨が頷いているようにしか見えない。

 新人の沼津は、事ある毎に上司から無理難題をふっかけられている。それは未解決事件であったり、凶悪な殺人事件であったりもしたが、どれも既に報道されているだけの内容しか判明していないようなものばかりだ。自分で調べるのが面倒だから沼津に押し付けているとしか思えない。

「謎の失踪者を追え! ……て、なんです?」

 また知らない事件だった。事件と言っていいのかどうかさえ怪しい。週刊誌にはよくあるような、俗物的なタイトルだ。

「知らないですよ、どこから手をつけたらいいのかも分かりませんし……ああもうどうすれば……」

 沼津は情けない声で言いながら、再び頭を抱えた。

「例の拉致とかじゃなくて?」

「そんなどこでもやってるような記事、あの部長が書かせると思いますか?」

「じゃあ何……って、それが分からないんですね」

 妙な奇声を発して、沼津はデスクに突っ伏した。

 大袈裟な苦悩ぶりだ。杉里なら世界が滅亡するとでも言われない限り、こうはならないだろう。

「失踪者が異常に増えているんだそうです。ここ一週間で、都内だけでも五十人超」

「ご、ごじゅ……警察は何やってるんですか」

 思わず口を突いて出たが、沼津に聞いても仕方がない。

 杉里は短い腕を組んで、ううんと唸った。

「聞いてみようか。国定警視に」

 弾かれたように顔を上げ、沼津は目を輝かせた。喜怒哀楽の激しい男だ。最初からそれを期待して杉里に相談してきたのかも知れないが、沼津がそれほど頭の回る人間とも思えない。

 杉里は私用の携帯を鞄から取り出した。社用のもので掛けると、国定は電話に出ない。事件の詳細を聞かれるのが嫌なのだ。それでも私用の番号で掛ければ出てくれるから、友人としては認識されているのだろう。

「……ああ、警視」

 姿勢を正した沼津は期待に満ちた眼差しで、杉里を見上げていた。調子のいい男だ。

「すいません。ちょっとお聞きしたいんですが、最近失踪者が増えてるって話……あ、やっぱりご存知で……え?」

 杉里は目を円くして黙り込んだ。その表情が徐々に堅くなって行く。沼津は怪訝に眉を顰めた。

「は? に、楡くんが? お兄さんも? ああ、そんな……」

 ついひと月程前知り合った青年の名を聞いて、沼津は首を捻った。杉里の表情が強張っている。

「わかりました、後日伺います。――あ、沼津く……はい」

 杉里は電話を切って沼津を振り向いた。珍しく真剣な表情の杉里に、沼津は思わず背筋を伸ばす。

「楡くんがいなくなったそうです。今度九重くんちに集まるようなので、僕も行ってきます。情報は流しますから心配しないで」

「へ? あの、自分は……」

 杉里は丸い顔に苦笑いを浮かべた。

「来るな、だそうです」

 沼津はがっくりと肩を落とし、俯いたまま椅子を回してデスクに向き直る。

 困ったように頭を掻いて、杉里は漸く自分の席へ戻った。


  四


 港の倉庫内にある、巨大な冷凍庫。その一番奥のスペースには、皮膚が殆ど失われた人間の腕が一本、大事そうにしまわれていた。楡が拾ったものだろう。

「腕だけか」

 呟いて背後に立つ佐島を振り返ると、彼は吐き気を堪えるように掌で口元を覆っていた。顔が青ざめている。

 国定は呆れた表情で溜息を吐く。

「まだ慣れないのか君は。それでも刑事か」

「慣れるモンじゃないですって。警視もこんなの持って帰ってくる楡さんもおかしいすよ」

 佐島はちらりと国定が持つ腕を見たが、またすぐに目を逸らした。見たくもないのだ。

「しかし、右腕だけじゃな」

「右?」

 佐島は怪訝な表情で顔を上げた。

「右腕すか?」

 片眉を上げた国定が佐島の目の前に腕を突き出した。哀れな青年はひいと悲鳴を上げて後ずさる。遊ばれている。

「見ろよ、見た方が早いだろう」

「ほんと勘弁して下さい。右腕、肘から先?」

 国定はビニール袋に包まれた腕を引っくり返して、まじまじと観察する。一部分だけではあまり興味を持てないらしかった。

「ああ、そうだな。どうしてだ」

「あのバラバラ、右腕の肘から先だけ出てなかったんす」

「山に埋められてたやつか? 行ったのかな、あいつ。その割にはふやけてるが」

 水死体を見慣れた為か、国定は監察医でもないのにそれだけは判るようになっていた。

「さあ……従業員の証言取るなら一緒に聞いた方がいいんじゃないすかね」

「表立っては聞けないぞ、僕は担当じゃないんだから――あ、君」

 国定は腕を出したものとは別の冷凍庫を開けようとする若い従業員に、声を掛けて引き止めた。金髪に顔中ピアスだらけの男は、怪訝な面持ちで近付いて来る。

「楡いなくなったんだけど、君何か知らないか?」

「ちょ、軽すぎますよ警視! 何考えてんすか!」

 腫れぼったい目を円くした青年を見て、佐島が慌てた。この上司は偶に抜けている。

「え、いなくなったんスか?あの後?」

 今度は佐島が目を見開いた。不健康そうに青白い顔は、どこか国定に近いものがある。唇が異様に薄い。

「あの後?」

「ああ、あの、宗サン追っかけてったんスよ。お兄さんを」

 国定も驚愕の表情を浮かべた。三者三様に驚いてばかりで要領を得ない。

「孝太郎さんを? どこで?」

「ひっ」

 ぐいと近付いた狐のような目を見て、青年は悲鳴を上げた。瞳の小さな細い目に近付かれると、慣れても怖い。

「警視、いきなり顔近付けるのやめて下さい、目怖いんですよ」

「この目は生まれつきだ」

「っとにもう……あの、詳しく聞かせて頂けませんか? 楡さんのその日の動向とか。あ、あなたの名前も」

 身を引いて国定から出来る限り遠ざかっていた青年は、佐島の童顔を見て安心したようだった。少し距離を置いたまま困ったような表情で口を開く。

「えーと……俺は友利竜也って言います。その日は新歓バーベキューだったんスよ。河原で皆で飲んでて」

「ああ、毎年場所探しに行かされるって愚痴ってたな」

「みたいっスね。そんで、俺楡さんと抜けて河原彷徨いてたんス。したらなんか、お兄さんがナイフ持って襲いかかってきて」

 国定は怪訝に表情を歪めた。平然と言ってのけてしまう友利も読めない男だが、それだけの反応で済ませる国定も、佐島にとってはよく分からない。

 常にそうだ。彼にとっては現場自体が異空間で、全ての事件が絵空事のように思える。現実味がないのだ。それは紛れもない事実であるにも関わらず、現実とは思えない。

 現実には有り得ないような事態にも遭遇した。それを易々と受け入れてしまう周囲がおかしいのだと佐島は思う。彼は凡庸な人間だ。襲い来る非日常を受け止められるような余裕はない。

「それで?」

「それで……追い掛けて行ったんスよセンパイ。そのまま――ああ、そうか。俺が止めてりゃセンパイ無事だったんかな」

 友利は妙に細い眉を悲しげに顰めた。悲痛な面持ちに佐島はつられて視線を落とすが、国定は平然としている。この男には心がないのか。

「場所は?」

 国定はいつの間にか手帳を出していた。

「始めて行ったんで駅名も覚えてないっス。確か、ナンかの研究所の近くだったような」

「研究所? 何の? 誰の?」

「ええっと、誰だっけなァ。お……」

「大胡博士」

 それだ、と言いたげに、友利は発言した佐島を指差した。見た目通り気安い男のようだ。佐島も同じような性格なので、不快とも思わなかった。

 国定は視線を落として、考え込むような表情になる。

「僕はその一週間前に呼び出されて、ここに死体を回収しに来ている。楡がこいつを見つけたとすれば、バーベキューの場所探しに行った時だろうな。て事は」

「博士が怪しい」

「そうだ。外出て鑑識に連絡。博士の麻酔薬の成分を、徹底的に調べさせろ。ついでに長見に頼んでこいつ修復してもらえ」

 佐島は勢い良く敬礼して外に飛び出して行った。

 彼はようやく自分の役割を理解して来たようだ。それも国定にとって都合のいい方向に。国定は僅かに口角を上げる。

「あの……宗サンの言ってた刑事さんスよね?」

 楡が言っていた事など、国定は知らない。

ぱしりが板についてきた佐島の背中を、温かい目で見守っていた国定は、そうだと短く返した。

「宗サンが見つけたんスか?それ」

 国定が手に持ったビニールを指して、友利は尋ねた。

「ああ。あいつは死体を見つけるのが得意でな、協力して貰ってるんだ」

「それで、驚かなかったんだ」

「何?」

 友利を振り返ると、彼は頭を掻いた。金髪の根元がかなり黒くなっている。

「俺、殺人犯とよく知り合うんス」

「そうか。今度知り合ったら連絡してくれ、佐島に」

 国定も別段、驚きはしなかった。そんな不可思議な特技を持つ人間は何人でも知っている。

「俺、出来る限り協力するんで、宗サン絶対見付けてください」

 真摯な瞳だった。有りがちな若者という風体の割に、真面目な男のようだ。沼津とはえらい違いだと国定は思う。

「分かってる。不本意だがあいつは友人だ、必ず見付けて助ける。だがな」

 国定は細い目を更に細くした。何かを睨むように。

「君にも僕にも到底手に負えないような殺人犯だって、世の中にはいるんだ。絶対に知り合うんじゃない。重々承知しておけよ」

 友利はごくりと生唾を飲み込んだ。


  *****


 4月6日

迷い込んだ青年を捕らえ、新たな被験体とする事にした。健康状態は良好。適度に嗅がせておけばいずれ自滅するだろう。


 4月9日

件の被験体は心神喪失状態にはあるものの、当てがった女に手を出さない。どうした事だ。このままでは針金虫は寄生出来ない。


 4月11日

痺れを切らして自ら話をしに行く。好きなようにしろと告げるも首を横に振るばかり。何故だ。根源的な欲求に逆らうのか。明日からは薬物の投与を取り止め、彼の研究を進める事にする。

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