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200文字小説集 vol.2

密室で財布の中から札が消えた(200文字小説)

作者: 日下部良介

 朝起きたら財布から札が消えていた。

 昨夜、タクシーで帰宅して釣りを受け取った。

 その時はちゃんと札が数枚入っていた。

 まさか泥棒?

 家中の窓やドアを調べてみた。

 すべて施錠されていた。

 いわゆる密室。

「考えろ…」

 僕は記憶の糸をたどった。

「あっ」

 僕は浴室へ向かった。

 そして、そこで見た光景にハッとした。

 壁一面に札が貼り付けられていた。

 そう言えば、かなり酔っていた僕は昨夜、帰宅後に服を着たまま風呂に入ったんだった。

 



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― 新着の感想 ―
[一言] オフロに着衣のままだと、家中が水浸しになりそう、それとも上がるときに、逆に脱いできたとかw
[一言] なかなかに考えさせられる、ミステリー? ものでしたね。 まさか、服着たまま風呂に入る人がいたなんて! お酒はほどほどに・・・・・・ですね。
[一言] それは豪快過ぎでは・・・(笑) お互い飲みすぎ注意です(笑)
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