えっ?これって本当にマッサージですか?エッチな事じゃ……
ここは戦場。
裸にバスタオル1枚のカオルはオート式小銃を撃つ。
敵の兵士たちが肉片となり爆ぜる。
「血で身体がヌルヌルする!」
「カオルサーン!リロード!」
ジョンソンの声にハッとなり、カオルは一度塹壕に身を隠した。
「身体が熱くなって来たわ!」
「リロードオッケぃ!ヒィウィゴー!」
「うおおぉぉおっ!」
ダダダダダダダダダダダ!カタカタカタカタ!
「……あ。……う」
上半身だけになってもしぶとく生きている兵士がカオルの太ももにしがみついた。
「ちょっ!どこ触ってるの!?」
「……リンパ。……リンパノナガレ……ヨクシテル」
「なぁんだ」
エロい事かと思ったら違った。
カオルは再び銃を撃つ。
ダダダダダダダダダ!
「ねぇジョンソン!」
「ワッツ!?」
「これ本当にマッサージ何ですかぁ!?」
「YES!」
マッサージだった。
ジェット機で夕方に帰国し。スーパーで買い物をしてカオルは旦那の待つ家に帰った。