拡大を止めるには、足を止めろ
人の移動を制限するには、交通網を制限する必要がある。
特に、新幹線と高速バス。これらを使って、低所得層がコロナ疎開する。飛行機は空港で監視ができる。フェリーなど船で長距離の移動する人も、港で監視できる。しかし、新幹線とバスはターミナル設備が貧弱で検査ができない。駆け込み乗車も発生する。
関東圏で封じ込めたいなら、その中で折り返し運転すべきだった。乗り換えがあれば遠出を控える人もいよう。車内の汚染が外へでることもない。政府はとぼけているが、武漢を見れば緊急事態宣言と同時に大量の人が首都脱出を図ることは分かっていたはずだ。むしろそれを望んでいたのではないだろうか。人がいなくなれば、あたかも自粛しているように見える。感染も減るはずだった。
「コロナを止めるな!」
中途半端なな緊急事態宣言が、そう聞こえてきた。
しかし、実際は日帰りの遊び客が地方都市にあふれた。温泉は来訪歓迎。街中は拒絶。対応にも差があった。かくして感染は日本中で勢いを増した。
総理夫人が行くところがなくなったといって大分へ行くくらいだ。普通の人が家でおとなしくしているはずもない。病気になれば、すぐ入院できる。人にうつしても損害請求されることはない。風邪でも仕事を休まないことを美徳とする。こんな日本でどうして抑止が働くと思ったのだろう。
固定費の高い経営が多い都会では店は休まない。最悪、従業員は解雇できる。経営者にとっては家賃補助が大切だ。仕事好きな日本人。長期休暇をゆっくり自宅で過ごしてもらうには、彼らの足を止めるしかないだろう。