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マレーシア空港に到着

僕は初めて一人海外旅行ワーホリに挑戦した。


日本からマレーシアに行く時は日本人の従業員なども多かったためスムーズにチケットを持ってマレーシア(KL)に行くことができた。


空港を降りてクアラルンプールについた時、僕はすごく驚いた。


空港はとても広く室内の中なのにも関わらず暑い。


空港に到着してすぐ汗で体はべちょべちょになり長袖を脱いだ。



周りにはたくさんの普段見ない外国人の姿があった。


こんなに暑いのに肌を全く見せない宗教の人(マレーの人に多い)、中国人、イケメンの白人や綺麗な歯の黒人など。


僕は急にすごく不安になった。


『もしも自分がチェックインに間に合わなくてマレーシアという暑い国から出られなかったら?』


今思えば結構無駄な事を考えていたのだがあの時の僕は本当に子供が挑戦する


『初めてのお使い』


に近いものだった。


ゲート番号の書かれた飛行機のチケットを持っていたがそれで本当に飛行機に乗れるのか急に不安になったため、空港で働いている人にチケットを見せながら下手な英語で聞いてみた。


『excuse me , do I need to check in ?』(すいません、私はチェックインが必要ですか?)


従業員は携帯をいじりながら答えた。


『yeahhh』(はい)


日本の従業員との対応の差にとても驚いた。



僕は全く感謝をしていなかったが日本人らしく


『thank you』と言った。


この時の僕はすごく、日本人らしかった。

日本人らしい、というのは礼儀正しいとか優しいとかいいイメージしかなかったため海外でぼったくられたりもした。



それはある意味良い体験であった。


日本に帰国した後はみんなからよく『いい意味で変わったね』と言われた。


僕の気持ち的にも



もっと『ありのままの自分』的なものを他人に見せられるようになったのではないかと今では思っている。




結局、7人ぐらいのマレーシア人の従業員にチェックインについて聞いたところ、そのうち2人はまともな回答をしてくれてさらに二人の言っていたことは一致していた。


なので僕は彼らを信じることができた。


日本人も何人か空港の中で見かけたのでその人たちに聞けばすぐに答えがわかったかもしれないがわざわざ海外という自分の知らない言語を話す国に来たのにも関わらず、日本人にすぐ頼ってしまえばこの先、僕は日本人なしでは何もできない人になりそうだと思ったので、外国人に何回も英語で挑戦した。



こんな言葉を聞いた事はあるだろうか?



『もし迷ったら難しい方を選べ』


これはスキンヘッドのマッチョのA君が言った言葉である。(色々な人が言っているかもしれないが)


彼とジムで筋トレしている時、僕は彼に聞いた。


これとこれ、どっちの方が効果がありますか?


彼は言った。


『迷ったらきつい方を選べ』


僕は筋トレだけでなく何事にも当てはまる事だと思った。


なので日本人に日本語でチェックインについて聞かなかったことについてそれは、良い選択だと思った。



A君は空港に時間を潰せるジムがあると言っていたが空港はあまりにも広く地図の読めない僕は見つけることができなかった。



マレーシアの空港には少し高いフードコートや休憩する場所、外でタバコ吸うところがあった。


フードコートでマレーシアの料理を食べた後、僕は外の景色が見たかったため外に行った。



するとプロレスラーみたいなゴツい髭の生えたおじさんが僕に迫ってきた。












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