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カノンちゃんはタイヘンです。  作者: 陽海
〈chapter:04〉カノンちゃんのヒミツです。
23/28

【???】 裏話

本日は二話連続更新なので、読み飛ばしにご注意ください。


m(__)m



 ここで時間は、少しだけ遡ります。


 場所はカノンちゃんたちが軟禁されている廃ビルから移動して、ふたたびジョージさんの邸宅へ。そこには来客用の片づけを済ませたイケメンが、自室のソファに腰を落ち着けていました。自家用ドリップで淹れたオリジナルブレンドのコーヒーの香りを楽しみながら、優雅に寛いでおります。


「……ワッツ?」


 現役JKと同居している勝ち組確定な三十路男性の家において、唯一彼が『仕事道具もあるからね』と同居人の入室を拒んでいるプライベートルーム。その部屋の壁や天井には埋め尽くさんばかりに拡大や縮小がされた写真が貼られており、その割合はカノンちゃんとママで三対七といったところでしょうか。もちろんすべて盗撮であり、ジョージさんの大事な宝物です。


「フーム……」


 そんな狂気に塗れた部屋のなかで、唸るイケメンが見つめるのは、電灯の消えた部屋における唯一の光源である液晶ディスプレイです。画面のなかで立ち上げられた、この猫招市のものと思われる拡大マップ。そのなかを移動する光点の速度に、ジョージさんは疑問を抱いたようでした。


「このスピード……ウォーキングじゃないな。ドライブか? だとしたら、エンジェルが僕に頼んでこないのはロジカル的におかしい」


 ちなみにジョージさんがカノンちゃんとの同居に際して、独断で用意した数々の生活用品や小道具。そのなかに、髪飾りと一体化した超小型発信機が混ざってしまったことは不運なアクシデントであり、ジョージさんが今まさに起動している追跡アプリとそれが連動していることに、因果関係はありません。


「この場所……今は使われていないメイキングホテル?」


 それから十数分後。光点が停止した位置を確認したジョージさんは、すぐに外出と諸々の準備を整えて、ガレージにある大型バイクのキーを手に取りました。


「……おっと。いちおう『これ』も持っていくか」


 その手には、本日購入したばかりのスチールバットが握られております。



 お読みいただき、ありがとうございました。


 次回の更新は8/17の予定です。


 m(__)m



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