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ANXIETY 4-1

約3ヶ月ぶりです。

OSが死んだりアサシンクリードをやっていたりKASAWAKIのバイクが出たりと様々なものに目移りしていたら時間が空いてしまいました。

しばらくは仕事が忙しいために日が空いてしまうと思われます。

 一行が村を出て数日。

 廃村へ寄らず先に開拓街へ出向き、勇者の被害にあった獣人を街の教会へ預けてきた帰り道だ。

「……気が進まんのぅ」

「諦めろ」

「悪い噂なんぞはどこにでもある。が、とりわけ教会はそれも多くての」

「特別珍しい話でもない。……手の早い奴なら明日にでも話題になるだろう」

「お主、早々に何かしでかす気かや」

「神を崇め、陰で背くような輩には神罰が下るものだ」

 ヤコが呆れたような、けれど何処か安堵も混ざったような溜息を燻らせていると、2人の背後から近寄る足音が耳に届いていた。少なからず聞き覚えのない足音に2人は警戒していたが、慌てている様子も無ければ忍んでいるような気配も無い。触れてくるような距離になったら反応すればいいかとたかをくくっていた。

 カインがキャソックの内側でスリングに吊るされたSIX12を握り込むと、足音は一定の距離を空けたまま近寄ってこず、代わりにどこかで覚えのある陽気な声が飛んできた。

「よっ、兄ちゃん。また会ったな!」

「……誰かと思ったが、酒場にいた奴か」

 半歩ほど距離を取りながらカインが振り返れば、そこに立っていたのは初めて街に来た時出会った魔族の1人だった。人と同じく四肢と首を持ち、されども一部の獣人のような全身を覆う体毛は無く、朗らかに笑う口元からは肉食獣のような牙が見えたような、見えなかったような。

 亜人と呼ばれるいくつかの種族とは程遠く、その肌は亜種を超えて異様と言えるほどに人とは違う色をしている。

 それはあまりに印象的だったのだろう。時間にして1分か2分ほどしか交流がなかったというのに、カインはすぐに相手を思い出していた。

「おうともよ。いやー、故郷へ帰る前に会えてよかったぜ。でないと借りを返せないとこだった。ってか今度は変な仮面してんな」

「故郷? ここに住んでいたわけではないのか」

「ほぼほぼ住んでるようなもんだけどな。けど、あるだろ? 懐かしのあの味が食べてえ! ってこと」

「ああ……そういうものなのか。私はどうにも食事に無頓着でな」

「勿体ねえなぁ。んで? そっちのお子さんはいつ拾ったんだ?」

「いや、こいつは──」

 ヤコを見て不思議そうに問われ、カインはすぐに子供ではない旨を話そうとしたが、どうしてかそれは穏やかなヤコの言葉が遮った。

「のぅ(とと)様、此の御仁を紹介してくりゃれ?」

「────」

 あまりの衝撃にカインが絶句していれば、訂正されないのをいいことに誤解は進むというもの。

 華麗な爆弾投下によって魔族は2人を交互に見やり、以前見かけた女性2人の事を思い出し、再び現実に帰ってきた。

 そこから導き出された答えは言うまでもなく誤ったもので。

「子孫繁栄も程々にな?」

「……もう勝手に言っていろ。──それで、私に用があるらしいが」

「ああ、そだった。王都に帰るから、その前にこの間の借りを返しときたくてな」

「王都……というのは、魔王の?」

「だな。で、 兄ちゃんがくれた宝石を換金した時の一部を返すわ」

 魔族の男がベルトに繋がったポーチに手を入れたのを見て、カインは引き抜こうとしたその手を止めさせた。

 思わず顔を上げた魔族の男に対し、ただただ首を振って返している。

「代わりに道案内を頼めるか。途中、寄り道をするが王都に行く予定でな」

「おいおい。結構な距離あるぜ? 今の時代に言っちゃなんだが、人間の兄ちゃんが気軽に来るような場所じゃ」

「構わない。足りないのなら上乗せしよう」

「足りないってこたないが……ああ、わかったよ。いつ出発する? 俺様がついてやる」

 快諾してくれた魔族に対し、満足げにカインが鼻で笑い返した。

「助かる。明日には出る予定だ。街の南門に陽が半分登る頃でどうだ」

「いいぜ。……あ、砂地を超えるからそのつもりでな」

「問題無い。雪も氷も水も泥も砂も経験がある」

「とんでもねえな兄ちゃん。まーわかった。そんじゃ明日な」

 片目を閉じてウインクを飛ばしてきた魔族の男に苛立ちを覚えながらも、カインはせめて利用してから殴ろうと思い留まり、調子を合わせるように軽く手を上げて挨拶を返していた。

 群衆に消えていく姿を見届けて一息つけば、そろりと逃亡を図っていた幼女の首根っこを掴み、狐面の鼻先が付きそうなほど寄せられたヤコの顔は少しばかり青く、対してカインの口元はどうしてか薄ら微笑んでいる。

 そのせいなのか、爪痕のように細く閉じられたヤコの瞳孔は微かに震えていた。

「娘の不手際は父親が躾けてやらんとな……?」

「な、なあに、ほんのちょっとした冗談じゃよ」

「なるほど……冗談か。フ、フ、ンフフハハハハハハ」

 あまりにもぎこちなく、いっそわざと煽っているようにすら聞こえるほど棒読みの笑い声を発しながら、掴むようにも思える角度でヤコの頭へ力を加えていた。

 怒っているような乱雑さはなく、かといって本心から笑っているようなそれとも思えない不可解な何か。つまるところは不気味なばかりなのだ。

「こゃ!? 奇怪な声音をあげるでないわ、たわけめっ!」

「冗談を聞いた時には笑うべきだと学習しているが、違ったか」

「正気か? 本気で言うとるのかや!?」

「嘘もまやかしも言うが、私は常に本気だ」

 堂々とそう言い切られては、もはやこれまでの化かし合いなど意味をなさない。

 諦めたようなヤコの溜息が正面から吹きかかっても動じることはなく、これといって瞬きすらしている様子がわからないから不気味なのだが、ヤコからすれば緊張よりも呆れが強かったらしい。

 半ば閉じられた瞳からの視線はじっとりと纏わりつき、カインの背中に不愉快な汗が滲んだ。

「……お主、集落を出てからというもの正体を隠さなくなっておらんか」

「私の目的を知った以上、隠しておく必要性が無い。あそこでは他の目があったからそれらしくしていただけだ」

「それらしく……それらしくできておったつもりなのかや?」

「………………できていなかったか?」

「まったく……。我輩が友好を持ちかけんかったら、あの日の夕餉にでも為っておったろうな」

「私に人を喰む習性は無い」

「負ける算段が無い辺りは敬えるのじゃがなぁ」

 本当に欺こうと努力していたかは謎として、これ以上の問答で生まれるものは無いと判断したのか、くしゃりとヤコの耳元を掻くように払い除けて居直ってしまう。

 いつの間にか止まっていた足を再び目的地へ向け、彼にしてはやや遅い足取りで歩み始めた。

 2人の姿が辺からはどう見えるのか。奇異と呼ぶほどでもなく、されど安寧と呼ぶほどでもなくといったところか、辺りにはちらほらと一瞥する姿が見える。

 街にいる獣人たちと比べてもそうだが、ヤコの姿は幼い。所望ロリバ……まあ、そういった類なのだろう。背の低い者はいても、容姿はヒト種の大人なのだ。

 それが獣を模した面を付けた男と歩いているというのは、多少なりとも気を引くのだろう。主に面が。

「ああ、そういえば。お前たちを集落へ送ってやった方がいいか」

「いらぬいらぬ。吾輩はお主らと共にゆくでの」

「……そうか。それは手間が省ける。外見だけとはいえ、子供の姿をした奴を殺すのは気が乗らないからな」

 どうしてそういう事を言ってしまうのかこの馬鹿は。

 ヤコは薄々感づいていたようにニマリと目口を細め、前を見て揺るがないカインの口元を覗き込んでいた。

「なんじゃ、元よりその腹か?」

「どの腹かは知らんが、私の目的、素性、動向、関係、いずれかを知った以上、野放しにはできない」

「呵々。信頼の欠片も感じぬな! 如何な気心も度が過ぎれば狂気と云うが、何がお主の信を得るのか不思議でならんわ」

「多少の信用はしている。信頼は行動と実績に伴って築かれるものだ」

「……思っておったよりまともな答えが」

「お前は私をなんだと……いや、奇人扱いだったか。慣れたものではあるが──」

 諦めたカインが溜息を吐いていれば、やがてその視界に白い毛並の獣人が見えてきた。

 ヤコとは比べ物にならないほどに大人びた立ち姿に、やはり似ていない穏やかな物腰を思わせるほど垂れ目がちに閉ざされた瞳、買い物帰りだろうか籠を抱えても隠れない体躯、どれを以て彼女の娘だと言えよう。

 せいぜい狐の尾耳を持つ所と、人間よりの姿か。

「……あれは、知り合いではなさそうだな」

「じゃのぅ。まあ、放っておいても──うや? 何処へ消えたのじゃ?」

 その獣人、ウツギに話しかけていた大きな背丈の男が見えたとほぼ同時だろうか。ヤコの隣を歩いていたはずのカインが消え、雲に隠れた太陽のように男の後ろに辿り着いていた。

 そこにあることが自然である。あるいは、それこそが摂理である。1つの違和感すら感じさせない流動は僅かな迷いを見せたものの、男の膝裏を蹴り崩したかと思えば右肩を引いて振り向かせ、突き出た顎の先を裏拳で振り抜いていた。

「あら……あら、まあ」

「そこにヤコがいる。合流しなさい」

 ウツギが眉をハの字に曲げながら気の抜けた声を漏らしている間に、カインは人とは思えない毛深さと頭蓋を持つ男の片脚を掴み上げ、ずるずると引き摺りながら路地裏へと消えてしまった。

 そうして何事もなく……何事もなく? しばし2人が立ち尽くしていると、幾度かの鈍い音と篭った悲鳴が微かに聞こえた後、どうしてか純白の手を拭いながらカインだけが戻ってきた。

 何事かがあったことは間違いないはずなのだが、観測者が居ない以上は”何も起きていない”のだとしておこう。後日、どうしてか狐系の獣人に酷く怯える魔族がいたとか、いないとか。きっと悪夢でも見たのだ。そうしておこう。

「事情すら伺わぬとは、神罰を越えて厄災の化身じゃのぅ」

「体が勝手に動いてな。反省も後悔もする気はない」

「いいえ、お助けいただきありがとうございます。余暇を潰しにと誘いを頂いたものの、あてでは断りきれず……」

「よくやった、吾輩が許す」

「お前の掌は滑りが良いな。……私が持とう」

「あっ……ふふ。ありがとうございます、神官様」

 カインはキャソックの内側でスリングに吊るされていたSIX12を右手に、ウツギが抱えていた籠を取り上げて左肩に担ぎ上げた。

 微笑むウツギ、怪訝そうに眉をひそめるヤコ、微細にも口元を動かさないカイン。

 なんとも不揃いな組み合わせではあるが、どうにもそれほど波長が悪くない。ヤコの胃は悪化していそうだが。

「お主がそうも殊勝な心がけを持っておったとはのぅ」

「……なんの話だ?」

「ウツギも吾輩も、お主より力があるというに荷持を代わりおったじゃろう」

「それか。お前らでは有事の際に使わないだろうからな」

「………………。うむ。お主が良からぬ事を考えておる事だけはわかった。返せ」

「事を招く前に帰るぞ」

「あっ、待て! お主わざと早く歩いておるな!」

「あらあら……。参りましょうか、母様」

 我関せずと先を行くカインと、その後ろでヤコの手を引いて追いかけるウツギ。

 仲が良いやら悪いやら、どうと定める必要は無いだろう彼らの関係は凹凸だらけで、それでいて綻びの無い未だ紡がれたばかりのものだった。


 更に陽は登り、およそ昼頃。

 カインたちの他、エレインとアベルが買い出しをしていた分を合わせて廃村の教会に戻って昼食を採り、今はすべき事もなく全員揃って団欒の時。

 ……ではなく。

「だァら45口径の方が良いっつったじゃねえか!」

「あんな化け物なんぞ予期できるわけがないだろう。そも、最新の9ミリは45に劣ってなどいない」

「おねーちゃんはマカロフマグナムがいいと思いまーす」

 魔獣に再び遭遇したこと、魔物に襲われたこと、それらを踏まえて主力弾薬の再選定が始まったのだ。

 今までカインとヴァースが使っていた弾薬は2人だけで近距離から中距離までの人と獣を想定して用意されたもので、そこに魔物だなんだは含まれていなかった。そして銃は動作することを最も重視し、次いで環境汚染からの復帰が容易かどうかで選ばれていた。

 だが、今後はそれら選定条件が大きく異なる。

 まずもってレベルⅢ程度のアーマーは容易に貫通できる弾薬を選ばなければならない。これは先日のワイバーンより強い肉体を持つ、今後増えると予想される魔物に備えてだ。その次は対人用弾薬。その後、ようやくそれらに適合する銃を選ぶことになる。

「ともかく、ピストルの口径は9ミリを継続する。携行数や貫通力、使い勝手からの兼ね合いを考えれば、そうせざるをえない」

「つっても、あのAPマグナムがあるからだろ?」

「そうだ。あれなら安定して有効性があるはずだ。在庫がある限りは変更する理由もないが、大事をとって今後はより強力な弾へ変更する」

 ヴァースの指摘したAPマグナムは今現在2人のピストル(MP-443)に使用され、その貫通力は使用中のどの弾薬よりも高く、代わりに銃本体や射手への影響も大きい諸刃の剣だ。それを前提にされた(MP-443)だからこそ気兼ねなく使えるものの、そうでない機種では酷く銃を痛めてしまう他、動作不良や破損の原因にもなる。が、その優位性は捨てがたい。

 ピストルは予備の武器だと割り切ってしまうのは早計で、敵の進行を抑えるための牽制ではあまり使われずとも、今の彼らのように殺害を目的にした状況ではピストルの有無が命運を分ける場面は多々ある。それを理解し、身を以て経験しているからこそこだわる点でもあった。

 銃があっても弾が効きませんでした、では話にならない。

「45口径で同じのはねェのかよ……。なら、対人用弾薬はどうすンだ」

ライフル(プライマリ)に関しては7.62x39ミリ(7ミリソヴィー)と同等以上の殺傷力を基準に、魔物対策にはより強力な弾を選ぶ必要がある」

「もう1種なァ……。ラプアマグナムでも持ってくのか? テメェ持ってたろ。証拠品リストにあったぜ」

「確かに338はあるが、この世界の盾には木板を張り合わせた物以外にも、鉄板を組み合わせた複合板があるらしい。いくら粗雑な純鉄でも、場合によっては殺傷力を得られない可能性もある、特に我々にとって未知の……魔術だの魔法だのが加わるとな」

「はい。手持ちの盾ですと木製のものから鉄、木と鉄を併せたものの3つが主に使われております。魔術強化の入ったものも多少は」

「だそうだ。まあ、当てれば最低でも腕を無力化できるだろうが、持っているのは精密狙撃用に調合した自作弾(リロード)とボルトアクションだけで、環境に合わせて毎度調整していたから在庫は無いぞ」

 エレインからの補足を受けながら、カインは頬杖をついて溜息を漏らしていた。

 どれだけ貫通力の高い弾薬を用いても一定の硬度と角度が組み合わされば弾いて流す事は出来てしまうが、その衝撃に耐えて盾を構えていられるかはまた別の話だ。手持ちのものが相手なら大した障害にならなくとも、設置型になれば面倒な相手になる。その場合は爆発物で飛ばしてしまうのが現実的だが、それができる状況とは限らない。

「ラプアマグナムってどんな弾なの? おねーちゃん知らないんだけど」

「なにより、この自然環境の中だ。生木はお前の肩幅程もあればラプーアやAPワイルドキャットでも止めるぞ。……いくらでもある」

「ワームキャット?」

「なら、どうすンだよ」

「色々と考えはしたが、1つ、お前に似合いそうな弾がある。とても私ではその性能を活かしきれない奴が……な」

 カインがポケットから何かを握り込んで引き抜けば、指の隙間からは明らかに騒々しい太さの弾頭がはみ出ていた。

 もはや小銃弾の規模ではない。ゴトリ、ゴトリと1つずつ並べられていく姿が、ヴァースにはそれがなにか超えてはいけない壁のような気がしてならなかった。

「お前も名前くらいは聞いたことがあるだろう。かつて最強の名を得たオートマチックピストルカートリッジの、その後の姿を」

 最強のオートマチックピストル。いつかの時代にそう呼ばれた拳銃を多くの人が知っているだろう。

 だがその先はどうか。

「50口径、べオウルフ。貫通力は乏しいが、着弾時の衝撃(ストッピングパワー)に関しては言うまでもないだろう、私はセミオートで撃てる中距離弾薬の中で最も制圧力が高いと思っている。2人にはこれと50……いや、口径が被ってわかりにくいな……51口径の試射をしてもらう」

「試射って、これ、撃っていいのか?」

「撃たずに適正は観れないだろう。…………正直な話をするとな、私はお前が羨ましく思う」

 短く息を吐いたカインの言葉がよほど意外だったのか、当のヴァースだけではなくウツギを除いた5人が驚いたような顔をしていた。

 エレインやヤコたちにはなんの話をしているのか皆目検討も付いていないが、それでもこの男が誰かを羨むとは思っていなかったようで、揃って次の言葉を待っていた。

「私は知識や技術こそあるが、それらは全て、私の身体が脆いが故に得たものだ。強力な武器があっても、まともに使って耐えられる身体ではない、今使っている9ミリでさえ私には負担になる。だからこそ、その屈強な肉体があればと何度思ったことか」

「おねーちゃん初耳なんだけど!?」

「……だァから22口径に固執してたのか」

「いや、あれは用途から選んだだけだ。それに、わざわざ伝える必要もなかったからな。……ああ、今も必要なんてない、どうやら弱気になっているようだ。いかんな……」

 今度は大きく溜息を吐いたかと思えば、本の少し間を置いて「まあ、それはどうでもいいとして」と切り出してしまった。

 明らかにどうでもよくないはずだというのに、あたかも捨ておいたかのように話を続けてしまう。

「撃ってもらうのは無改造のライフルだ。まずはそれで弾薬への適性を見る」

「待って待って待って」

「流していい話じゃねェだろ。そうすっとテメェ、今使ってる7ミリも辛いンじゃねえのか」

「無害と言えば嘘になるが、あくまで古典的(トラディショナル)な扱いをしたらの話だ。その為に構え(スタンス)も工夫しているし、銃も可能な限り調整している。携行量を大きく超えて連続で撃たない限りは問題ない」

「ってこたァ、解決してンだな?」

「誰も気づかない程度にはな」

「そっか……なら、うん」

「おどかしやがって」

 安堵したような表情で2人が引き下がっている中、なにを説明されているのかわからない4人はただただ疑問符を浮かべているばかりで解決に至っていなかった。

 問題ない、と言っていたのを信じるしかないのだろうが、理解できないものに納得もできようはずがない。今後への不安と懐疑心、希望的主観、個々に渦巻くものは違えども最後には託すしかない。今更この男を疑ったところでどうにもなりやしないのだから。

「勝手に騒いでいただけだろう。……話を戻すが、まずもって2人には弾薬への適性を見る。2人の癖はわかっている、それを元に大まかにライフルを組んでおくが、微調整は今後の整備時に進めていくことになる」

「組んでおく? 今から作ンのか?」

「ああ。元々、あの村に出向いた後はすぐに戻る予定だった。ついでにおおよその地理や気候、天体といった自然情報を観測し、それを基に携行する銃を組むつもりでな」

「選ぶ、じゃなくて作ろうって辺りがカインだよねえ」

競技用銃(レースガン)専用銃(シューターカスタム)と同じだ。有名な量産品は汎用性こそ優れていても、特定環境や奇抜な条件に強いわけではない、そこからそれぞれの用途、個性に調整してこそ意味がある。……それと、お前らには組み終えた後に”慣らし(テスト)”をしてもらう。今夜は寝れると思わないことだ」

 話も節が付いたとみたのか、隣に座っていたヤコが袖を引いてカインを振り向かせた。ぽへっとした呑気な表情とは裏腹に、周りに見えないよう小さく指さされた方向を見れば辺りの戸惑いようも視界に入るもので、それがなんらかの指示を求めてのものであることはカインにも容易に理解できた。

 が、しかしだ。

 そもそもとして多人数での行動、ましてやその指揮を執った事など皆無に等しい彼には荷が重すぎるようで、何かを言おうと口を半開きにしたまま固まってしまった。

「50口径かー。……んー……ん? カイン? どしたの?」

「…………いや」

「カイン様……?」

「あー、もしかして? ねえカイン、やること(ザバチャ)は未完を含めてどのくらい?」

「……弾薬の適性試験、小銃弾による有効性の確認、各レシーバーの組み付け、旅支度。付随する項目が大小数種」

 慣れかなにかか、様子に気がついたアベルが訪ねてみれば、カインはまるで音声認識のAIのように返事を返していた。

 それでもどこかぼんやりした様子で、とても正気とは言い難い。

「なら支度は他の子達にまかせていいよね?」

「個々人に関しては知らん」

「ん、わかった。出発はいつ?」

「明朝」

「ふんふん、なるほどなるほど」

「あ、あの、カイン様はいったい?」

「カインってば個人に対しては容赦なく命令できるんだけど、個々の能力がはっきりしてない場合はそれでも3人くらいまでが限界なんだよね、適正とか考え始めて答えが出なくなるの」

「思ったより要領が悪いのぅ、此奴」

 ヤコ、ウツギ、サニア、エレイン。アベルの言う通りであれば、確かにカインの許容量は超えているのだろう。

 彼の場合は限られた人数、それも基本的には極少数で最大の効果を求めねばならない事が多かったがためにそうなってしまったのだろうが、それにしても適正の無さが露呈しているように思う。

 それの代わりなのか、ここぞとばかりにアベルは指示を飛ばしていった。

「というわけで、みんなはこれから旅支度ね。また街まで行く人はいる?」

「私はさっき、エレインさんに頼みましたので」

「はい。先程済ませております」

「吾輩らはその手の類をあまり持たぬからのぅ」

「あては集落に帰る程度ですので……」

「あらま、みんな身軽で」

 どうやらカインたち異世界組以外は用意ができているようで、あとは3人を待っているような状態のようだ。

 とはいえ休息も必要だ。自由にしつつ必要なことを割り振らんとすれば、アベルの中に答えはすぐに浮かんできた。

「それじゃあ……んー、サニアちゃんとモフモフ2人は水浴びできそうなところを探してもらっていい? その後は自由でいいから」

「もふ……もふ、もふ……うぬぅ」

「行きましょう、母様、サニア様」

「わかりました」

「あの、わたくしは」

 思いついた仕事をヤコたちに伝えていると、残されたエレインが小さく手を上げて主張していた。

 アベルは既に何かしら考えがあったらしく、不可解にもその口角をわずかばかり吊り上げれば至って普段通りの口調で続けた。

「エレインちゃんはボクらの手伝いを頼んでもいい? ちょっと力仕事だろうから、エルフを頼りたいなーって」

「承りました。背信行為以外でしたらなんなりと」

「とーぜん。それで、カイン? 試射はどこでやるの?」

「────あ? ああ……こっちだ」

「エレインちゃんもおいで」

「は、はいっ」

 ヤコたちが出ていったおかげで視界に入る人数が減ったからか、ようやくカインが正気を取り戻していた。彼にもそのあたりの自覚はあるようで、短く溜息を吐いて無力感を振り払うほどだ。

 先導されるがままにカインへついて行けば、聖堂にある祭壇の裏手に隠されていた螺旋階段を下り、鋼鉄製のドアを重々しい音を響かせて開け放ったのだ。

「なーに……ここ。こんな場所だったっけ」

「お前の死後間もなくに完成した地下倉庫だ。あの頃はただの空間だったが、時と共に各方から多量の援助が始まってな」

「だよね? だよね!? ボクがいた頃はなーんにもなくて、端の部屋を私室にしてた程度だし。はぁー……すっごい量、知らない銃がいっぱいあるよカイン!」

「弄るな、触るな、走るな、止まれ」

「これらは全て……武器、なのですか?」

「ああ。我々の世界で人が生きるために生み出された武器だ」

 初めて夢の国にでも来た子供のようにはしゃぐアベルの襟を掴み、そのまま後頭部を小突いた。

 とはいえそれで留まる程アベルは従順ではなく、動けないと分かっていて尚も走り出さんと足掻き続けている。まあ、彼女の場合はその気ならカインをふり払うなど造作も無いのだろうか、それをしないあたりは理性が勝っているというべきなのか、それともふざけているだけなのか。

「これ全部カインが整備したの?」

「レッドフラッグが刺さっているのは未調整だ。イエローフラッグが整備済みだな」

「何度見てもすげェ量だよな、ここ」

「見物がしたければさっさとテストと慣らしを終わらせることだ。こっちの棚の……このARピストルとあの莫迦でかいライフルを持て。隣のマガジンも適当にな」

「これ? レッドフラッグが刺さってるけど」

「こっちもレッドフラッグが刺さってンな」

「それでいい。あとは……」

 カインが案内した先の棚から2人が1本ずつライフルを担ぎ、それを放ってワークベンチの横に鎮座していたワゴンを引っ張ってくるなり棚の中にしまってあった銃のフレームやら部品やらを次々と載せていき、気がつけば2段あるワゴンは上下ともいっぱいになっていた。

 そのまま部屋の隅にある背の丈ほどのシャッターを開け、中で滑車に引っかかってぶら下がっていた太いロープを手繰り寄せていると、人1人が乗れそうなリフトが上がってきたのだ。

 定位置まで上がってきたのを確認してロープを留め具に巻けば、搬送用なのが見て取れる。

「ンだこりゃ。アナログのエレベーターか」

「古典的なリフトだが、破損しても修理が楽でいい。下へは隣の階段で行ける」

 ワゴンをリフトに載せるなり、するするとロープを送り出せば手にかかる力も次第になくなり、ワゴンが下に着いたのが確認できた。

「狭いが、バレルはぶつけるなよ」

「はーい」

「へいへい」

「まだ、下に続くのですか……?」

「地下は苦手か」

「いえ……そのようなことは」

 シャッターを閉じて隣の螺旋階段から更に地下へと足を踏み入れて照明をつければ、そこがなんのためにあるのかすぐに理解できた。

 試射をするのなら地上に出るべきだ。そう思っていた2人の期待を裏切るように広がる空間は用途を一瞬で把握できる構造で、まるで小さなボーリング場のように5つのレーンが並び、壁は全面に吸音剤が貼り付けられ、レーンの奥には天井に届くほど土が盛られていたのだ。

「おっま……射撃場(レンジ)まであンのかよここは」

「いくら所持使用が許可されていようと、地上では好き勝手撃てないからな。仕切り棚(ボックス)仮想標的(マンターゲット)を組み換えれば室内戦戦闘訓練場(キルハウス)にもなる」

「あの、カイン様? このような場所でなにを……?」

「上に並んでいた武器の試用だ」

 壁沿いに、もう1層の壁のように積まれた大量の箱から幾つかを選びだし、それぞれをレーンにあるカウンターの足元ヘ並べていく。

 小脇に抱えるほどもある箱の中からは慎ましくも金属音が響き、中に入っているものが何かを暗示されているような、というか箱には堂々と出処を示すロゴマークと中身の表記が入っていた。

「ベオウルフ、335グレインホローポイント(HP)。持って行く場合の弾頭とは違うが、とりあえずはこれを使え。51口径は700グレインのソフトだ」

「50口径でピストルブレースかよ……」

「これで試射するの?」

「そうだ。先に予備用(バックアップ)のアイアンサイトをつけろ。所詮はこの距離だ、調整は適当にやれ」

 階段の隣にあったシャッターを開けてワゴンを引っ張り出すと、その中にあった雑多なパーツから1組の樹脂製照準器と対応する6角レンチ(ヘックス)を選んでヴァースへ投げつけた。

 ヴァースは難なく受け取り、2人はそれぞれ別のカウンターに銃を置いてトップレールの両端に照準器を取り付けたり、あるいは標準装備されていた照準器を覗いたりと試していた。

「ここの最長距離は50メートルだ。紙製標的(ペーパー)はそこにある。左端のレーンは使うな」

「レールは電動なンだな」

「天上までは配線がある」

「……どうやって使うの?」

「ヴァースに習え。それぞれのライフルを軽く説明しておこう」

 アベルがアイアンサイトを覗いていた巨大なライフルをさらりと奪い取り、ボルトハンドルを引いて見せる。

 51口径特有の長いストロークから覗くポートはライフルと同じく巨大で、成人男性の指すら入りそうな大きさは例え単発式でも使いやすそうだ。

「モデル107A1、10発装填のセミオートマチック、74センチバレル、全長約145センチ、13キロ。使い方はわかるな?」

「俺ァな」

「その形、ってことはモデル82と同じ?」

「操作に大差は無い。本来はマズルブレーキと併用するものだが──」

 どうしてかカインはドライバーを手に取り、銃口部分についたマズルブレーキの根本にあるクランプを外し、ついにはマズルブレーキそのものを取り外してしまった。

 続けて剥き出しのバレルを床に向けてひっくり返し、ストックについていた緩衝材すらも外してしまう。

「仮に51口径を使う場合、これとは別のライフルだ、甘ったれた反動吸収はしてくれん。慣れておけ」

「え、じゃあなんでそっちを使わないの?」

「……だな? なンか理由あンのか」

 2人の疑問は最もで、銃の事などまるでわからないエレインすらも後ろで小首を傾げていた。

 適正をみるのなら、できるだけ環境は再現するべきものだ、だというのにこの男はあえてそうしていないと言い切っている。

「わざわざ整備の手間を増やすつもりか? 使い捨てても構わないからこれを使えと言っている」

「テメェ、金持ちみてえなこと言ってンぞ」

 ただでさえ値の張る銃ばかりだというのに、なんてことを言うのだろう。

「元々、これらは私に調整を依頼してきた奴の私物でな。とはいえ、渡す手段がないのなら構わないだろう、使い潰せ」

「クズじゃねェか」

「依頼って事は……え? もしかして、おねーちゃん以外に銃を組んでるの!?」

「ああ、活動には金が要るからな」

「そういやテメェ、表でも裏でもそこそこ名の通った銃器職人(ガンスミス)だったな」

「浮気だ! カインがおねーちゃん以外に浮気した!」

「お話はわかりかねますが、浮気は許されざる行為です、カイン様!」

「…………莫迦を続けて時間を無駄にするようなら、脳細胞を殴り潰すぞ?」

 ピタり。

 極めて普段通りに放たれた脅しの1つで、やかましくも囃し立てていたアベルが不自然なまでに黙り込んだ。

 違和感を持て余すほどの様子にヴァースとエレインは目を離せないでいるが、当のアベルが口をきっちりと鎖したままカインから巨大なマガジンを受け取るなり、文句の1つも漏らさずに弾を込め始めたのだから不思議でならない。

 これまでの様子を見る限り、明らかにアベルの方が上の力関係にあるように思えたが……。

「急にどうしちまったンだよ」

 アベルに倣ってヴァースもマガジンを受け取り、しゃがみこんで51口径をマガジンに込めつつ小さな声で続けていた。

 やはり気になって仕方がないのだろう。

「……殴るって脅し始めたカインには逆らっちゃだめ」

「そンなか。あいつが脅す時は大人しいほうじゃねェか?」

「普通は手が痛いから、自然と体が加減するでしょ? カインってば、痛覚が壊れてるから加減なんてできないし、共感もできないのよね……」

「そりゃ怖ェな。……なあ、ベオウルフってなマガジンはどうすンだ?」

「刺さっているのと、これを使え。ベオウルフはARのアッパー変更だけで使えるのが利点だ」

 新たに投げ渡されたスチールプレスの標準マガジンを受け取り、ヴァースはアベルと別れて50口径を込めることにした。

 ライフル弾のように絞られた首(ボトルネック)を持たない形状は見るからに拳銃弾なのだが、僅かとはいえ先すぼまりの形状はライフル系にありがちな傾斜だ。その規模以外はすべて拳銃弾と言っても違和感がない。

 まあ、元々が拳銃弾なのだからそういうものかもしれないが。

「あっ、あの、カイン様? わたくしはなにをすれば……」

弾込め(ロード)の……。…………2人に訊いてくれ」

「なら、お嬢さンは俺の方を手伝ってもらっていいか? 単列装填口シングルカラムフィードは力仕事なンだ」

「はい。お任せください」

「終わっても、指示するまでは撃つな」

 そう言って、レーンに背を向けるように設置されたワークベンチの前に折り畳みの椅子を持ち出し、ワゴンに積んでいた部品をガラガラと流し出すように並べ始めた。

 大小様々な部品と、指先ほどに小さなものだけは別の容器に分けられている辺りは雑なのか雑でないのか、並べ方は酷くバラバラなためにどちらなのかよくわからない。

 弾薬から響く金属音を聴きながら用意した2本のストックパイプを、同じく2つ用意したヒンジでつながったナットのような部品に規定位置までねじ込み、ピンのような部品を中に入れてからもう少しひねってロックリングを回して仮止めしていく。

「マガジンって2つだけか?」

「今はな」

 ワークベンチの縁につけられていたクランプにマガジンのような器具を固定し、そこにARの下半分(ロアフレーム)を差し込み、ストックパイプに追加した部品からボルトを1本と小さなレバー、それとカバーを引き出してフレームの後端へとあてがった。

 小さなリング状の部品をT字型のレンチを使ってフレームへとねじ込み、レンチが曲がるほどの力を加えて満足したのかヒンジ横にあったボルトを締め、先程取り外した部品を戻してカバーを固定していく。

「ARのエンドプレートにそんなのあったっけ?」

「ストック用の折り畳みヒンジ(アダプター)だ。KTRやヴェープルにも付いていたろう」

「そこまで見てませーん」

「……見ろ。相手の脅威度は口径、防護、装備、これら3点と付随する指揮系統から測れる。だというのにお前はいつもいつも考え無しに近接戦へ持ち込んで──」

「あー、あー! お説教はやーめーてー!」

「お前を失うのは損失が大きいから言っている。今でさえお前が蘇生したなどと信じがたいというのに、そう何度も死なれてたまるか」

「えっ、えっ!? おねーちゃんが死ぬと困るの? そんなに大事にしてくれてるの!?」

「そうだな、その前にお前が本者かそうか、その頭をかち割って調べるとしよう」

「やーん、それは死んじゃうかもー」

 工具ではなく背中から手斧を取り出したかと思えば、ぬらりと振りかぶってアベルへと向き直った。

 いい加減懲りたのか、それとも懲りないからこうも幾度となくふざけているのか、どうにも真意を理解できないでいるカインは脅すだけ脅して諦めたようで、溜息を吐きながら手斧を戻してしまう。

 アベルも話が進まないと思ったのだろう。短く反応してみせるだけで、それ以上は何もしなかった。

「……ふふ」

「どうした」

「いえ、仲睦まじく思えたものでして。少し……羨ましいと」

「アレが欲しいならいつでも持っていけ」

 トリガーやハンマー、マガジンキャッチなどの小さな部品と対応する各種スプリングを取り付け終えたロアフレームをマガジン型の固定器具ごとバイスから取り外し、今度は奇妙な形をしたロアフレームを直接バイスへと挟みこんでいた。

 そのフレームにはマガジンを差し込むためのマグハウジングが無く、グリップとストックチューブ、トリガーユニットを取り付けるための部分という後半分しか残っていない物だった。トリガーを守るはずのトリガーガードを取り付けるための基部は削り落とされたのか存在せず、フレーム単体として見ても不完全な代物だ。

「まさか、このフレームを戦闘用に有利と思う日が来るとはな……」

 本来は法規制や民間の趣味人向けに開発されたフレームを見ながら、カインはまたしても溜息を吐くのだった。


カオナシ

自称:カイン

本名:???

種族:人

職業:無職

特技:キャベツの千切り(料理が上手いわけではない)・スキニング

特殊技能:無顔の呪い(被害者)



サニア・ルルイラフ

種族:ハーフエルフ

職業:冒険者

特技:火起こし

特殊技能:神託



エレイン・カーボネック

種族:エルフ

職業:弓の教官→神官

特技:裁縫・交渉(笑顔ごり押し)

技能:神聖魔術・弓



ヴァーテル・スレイム

種族:人

職業:刑事

特技:錆落とし

特殊技能:刑事の勘



ヤコ

種族:獣人(妖狐?)

職業:獣人集落の長

特技:???

特殊技能:千里眼(?)



ツラハガシ

通称:アベル

本名:???

種族:人

職業:無職

特技:お姉ちゃん特権(ワガママ)

特殊技能:???



ウツギ

種族:狐の獣人(白毛)

職業:集落代表

特記事項:(ヤコ)より大きいことを気にしてる


魔族の男

種族:魔族

職業:???

特技:???

技能:???





M107A1

全人類が愛してやまない50BMG弾を10発装填するセミオートマチックスナイパーライフル。

50口径対物ライフルの地位を作り上げたM82の後継機。

本来は巨大なマズルブレーキと大型のストックパッドで反動を軽減するが、理由があるらしく取り外されてしまった。

光学機器は搭載されておらず、お情け程度のアイアンサイトが乗っているだけの新品同様の物。


ハイランダー.50ベオウルフピストル

.50ベオウルフ弾を規格したメーカーによる同口径用のARピストル。ARピストルとして特殊な点は特に無く、ベオウルフ弾用にアッパーセットが変更されているのみに留まるモデル。

なにか説明をしたいがそれ以外に言うことがなにもないほど普通のARピストル。

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