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神様は街の調査をするそうです

         登場人物

 ロキ:異世界の神々の王

 ヨルム:ウロボロスの末裔の老人

 ミーシャ:ヨルムの孫

 イワン:酔っぱらいの冒険者

 ロキ一行は洞窟で仲間にした魔獣達を引き連れ森を抜けると二人の男が仁王立ちして現れた。

 「よう、お前らが最近Aランク冒険者に上がったロキって奴等は」

 「そうだが、私達に何か用か?」

 「お前らがギルマスを買収して成り上がったのは噂で聞いたから腕前を試しに来たんだ」

 ロキ達は少し首をかしげて分からない事をアピールしてみる。が、しかしやはり疑惑の目は晴れないようだ。

 「良いよ、どこからでもかかってくるといい」

 「3対2はこちらが不利だから二人に絞ってくれないか」

 「何を言っている私は一人でやると言ったのだ」

 男達は少し間をおき意味が分かるとロキに指を指して笑った。

 「二人のAランク冒険者を相手に一人でだとお前頭大丈夫か?」

 ロキはやれやれというジェスチャーをして見せる。

 「来ないならこっちから行くぞ」

 ロキは死人を出さない為に威力を弱めた雷を全身し纏わせる。男達を殴る為に走り出す。

 「そんな攻撃この鎧のには効かねぇよ!」

 受けても無い攻撃をただの拳の攻撃だと思った男は防御もせずに受けようとする。しかし、拳が近づいて来るにつれ男は気づき始めた、これはただの拳じゃない何かを纏っている。

 男は咄嗟に剣で防御するが拳に触れた瞬間電気が走り全身が麻痺してそのまま倒れてしまう。

 「あ、兄貴どうしたんだ?」

 だが、全身が痺れて口すら動かせない男は静かに目を瞑った。

 「よくも兄貴をやりやがったな!」

 男はロキの胴体を真っ二つにするつもりで大剣を横に振るが、ロキの雷を纏った体に触れるとこちらも全身が痺れて動けなくなり大地に倒れこむ。

 「弱すぎて話にならんな私を倒したければ人間を辞めてから来い」

 ロキ一行はその後男達に見向きもせずギルドへと向かい進んで行く。

 ロキ一行はギルドに着くと依頼達成の報告とヨルムがケルベロスから剥ぎ取った部位を受付嬢に渡すと受付嬢からAランク冒険者に最速で成り上がったロキ一行を良く思わないベテラン冒険者がいるから気をつけてっと忠告を受けた。

 ロキ達は宿屋に戻ると神の亡霊であるクマのぬいぐるみに洞窟内にあった墓の事を尋ねた。

 「お前の名前を教えてくれ」

 『我は奴に敗北してからの記憶が全く無くてな名前も分からないのだ』

 「役に立たんな」

 『我を役立たずと言ったな、良いだろうどちらが強いか今決めてやろうじゃないか』

 「二人とも落ち着かんか、お主達が争ったら王国が滅びてしまうじゃろ」

 二人は少し睨み合うが大人しくなった。

 「あのぉ名前が無いならくまちゃんって呼んでも良いですか?」

 『良いだろう、そう呼ぶが良い』

 その言葉にミーシャは笑顔になった。

 そして、ロキ達は眠りについた。

 翌朝、ギルドに着くと酔っぱらいに絡まれた。

 「最近調子に乗ってるって言う新人はお前らか?」

 酔っぱらいは酒臭い口から言葉を出す。

 「新人なのは認めるが調子に乗った覚えはない」

 「じゃあ今からこのイワン様がお仕置きしてやろう」

 すると、ふらふらと良く分からない動きで蹴りや拳をつき出す。

 「すまんがお前はもう寝る時間だよ」

 ロキはイワンに触れると軽く電気を流し気絶させた。

 それを見ていた受付嬢の人が「すみません」と謝るとイワンを宿屋に運んでいく。

 ロキ達は何事も無かったかのように掲示板から仕事を探す。

 「街の調査とか面白そうじゃないか」

 ロキが手に持っていたのは「夜な夜な街中で魔獣の鳴き声がし街の人々が怖がっているから調査してくれ」と言うもの。

 「そうじゃな調査なら命の心配も無いじゃろうしな」

 ロキ達は依頼書を受付嬢に渡すと夜まで宿屋で休む事にした。

 そして、日も暮れ夜になるとロキ達は動き出した。

 まずは裏路地等の人通りの少ない所を探し、外の魔獣の声じゃないかと街の壁付近にも行ってみたりする。

 しかし、まるで収穫が無く初日の調査は終わった。

 次の日は下水道等の地下を調査してみる。

 すると、上からなにやら魔獣の鳴き声がするじゃないか。

 急いで上に行ってみるとそこは教会のある場所であった。

 「何で教会から聞こえるんだ?」

 「とりあえず中に入れば何か分かるじゃろ」

 ロキ達は教会に入り地下への階段を探す。

 すると、ゼウスの彫像を動かしたような跡が残っていた。

 ロキ達はゼウスの彫像を動かし地下へと降りていく。

 地下は不気味で色々な魔獣が檻に入っていたり液体に浸けてある魔獣もいた。

 奥へと進んで行くと広い部屋がありそこから魔獣の鳴き声がしている。

 ロキ達は扉の隙間から中を覗くとAランク魔獣のキマイラがなにやら魔獣を食べていた。

 しかし、キマイラはロキ達の気配に気づきこちらに襲いかかってくる。

 キマイラの姿は練習場で戦ったのとは違い三つ首でたてがみは蛇、顔はライオン、体は山羊で尻尾は竜のように固そうな鱗に覆われていた。

 「わしも見たことの無い個体じゃな」

 「あぁきっと魔獣を食べさせてこんなのにしたんだろ」

 キマイラは雄叫びをあげると普通のキマイラとは比べ物にならない位のスピードでこちらに向かってくる。

 ロキは雷を剣のようにし右手に持つとキマイラに向けて薙ぎ払う。

 しかし、キマイラは軽々とその攻撃を避けお返しに毒を吐きかける。

 ロキはそれを避けるがこちらの移動先にいたキマイラに噛まれてしまう。

 キマイラは噛んだ箇所から毒を流し込み殺そうとする。さすがのロキも体内に毒を流し込まれると苦しい表情をみせる。

 「いい加減離れろ!」

 思いっきりキマイラを殴り離さようとするがたてがみの蛇も噛みつき離すまいと噛む力を上げる。

 毒が長時間流し込まれ続け遂にロキが膝をついた。

 「お返しは三倍返しだ」

 ロキは噛まれている箇所に雷を集中させ逆に流し込む。

 すると、キマイラはようやく離れる。

 ロキは地面を凍らせキマイラを地面に固定するがキマイラは自分の足に光線を浴びせると当たった所から石化が始まり凍った部分ごと砕き、足を自由にする。それも驚く事に砕けた足が再生し始めているのだ。

 「仕方がないあれをやるか」

 ロキはキマイラに雷の膜を張ると膜から電気を高出力で流し込む。

 すると、耐えられなくなってキマイラの体が灰へと姿を変える。

 「今回のキマイラは手間取ったな」

 「お主がてこずるようなキマイラがどおしてこんなところにいたんじゃろうな」

 ロキ一行は調査内容を報告書に書きギルドに提出した。

 しかし、今回の調査が達成になることは無かった。

 朝から書いているのに全くアイディアが浮かばないしどこに向かうのか分からなくなってきました。

 しかし、ラストまでは書きたいので応援よろしくお願いいたします。

 作者LIAR

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