表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

神様は昇進しました

        登場人物

 ロキ:神々の王

 ヨルム:ウロボロスの末裔の老人

 ミーシャ:ヨルムの孫

 くまちゃん:神の亡霊

 フォード公爵:ギルドマスター

 「昨日は一体何だったんだ」

 「そうじゃのぉ、あれから見えないし後ろにおるかも知れないのぉ」

 「お祖父様そんな事言わないで下さい怖いじゃないですか」

 ミーシャの言葉に二人は大笑いした。だが、次の瞬間ミーシャが大切にしているクマのヌイグルミが動き始めたのだ。

 「ロキ殿も人が悪いですぞ怖いと言っとるのに目の前で動かすなど」

 「いや、動かして無いし初めてクマのヌイグルミの存在を知ったよ」

 「じゃあ、あれは何なんですか?」

 ゆっくりと体の調子を確認するかのように動き、こちらに歩いてくるヌイグルミ。

 『久しぶりだな、我もこのヌイグルミで旅に付いていくぞ』

 喋りだした事でミーシャは限界だったらしくあまりの恐怖に気絶してしまった。

 「やっぱり付いて来ていたんだな」

 「ほぉ、神はヌイグルミにも入り込む事が出来るのか」

 ヨルムが興味深そうに見ているとミーシャが現実世界に帰ってきた。

 「あれ、今クマちゃんが動いていたのを見てそれからどうしたのでしょうか?」

 『おぉ、起きたか心配したぞ』

 「そうだぞ私も心配で起きていられなかったぞ」

 「ロキ殿はミーシャの隣で鼻息荒くして添い寝してただけじゃと思うが」

 ミーシャがロキの方を変態を見るような目を向けている。

 「ち、違うんだ一人で寝ていたら風邪をひいてしまわないように添い寝してあげたのだよけしてチャンスなんて思ってないよ」

 「次は許しませんよ」

 ロキはあまりの嬉しさでミーシャに抱きつこうとするがさすがにヨルムに阻止された。

 「ロキ殿は報酬金をカットですな」

 「そんなぁー酷すぎるよぉ」

 そんな会話をしていると部屋の外からノックの音がする。

 「ロキ殿はおられるであろうか?」

 ロキはドアを開け「私に何か用があるのか?」とノックをした男に質問する。

 「ギルドマスターがお呼びです」

 「分かった今すぐ行くと伝えておいてくれ」

 男がギルドに戻るのを確認すると出発の準備をしてロキ一行もギルドへ向かう。

 ギルドに着くと受付嬢から待合室で待っているようにと言われた。

 「私って何か悪いことしたっけ?」

 「いや、悪いことはしてないが何人か殺しておるじゃろ」

 「あれは正当防衛だよ」

 ロキはチラリとミーシャの方を見るとミーシャは目を反らした。

 「過剰防衛で有罪じゃ」

 「間違ってるよそんな法律!」

 ロキが騒いでいると応接間にギルドマスターが付いたようで応接間に通された。

 「初めましてロキ殿とその仲間の方々、私がギルドマスターのフォード公爵だよろしく」

 「ここのギルドマスターは貴族じゃたのか珍しいのぉ」

 「ギルドは皆の家でもあり家族でもある守る力を持たねばやってはおれんよ」

 苦労人なんだろうなとロキ達は涙を拭く素振りを見せる。

 「だが今日呼んだのはそんなことを聞かせる為では無い」

 「では、私達に何の用件で呼んだのでしょうか?」

 ロキ達はやはり何の為に呼ばれたのか分からない為フォード公爵に質問した。

 「お前らと巫女の戦いを見ていた者がいてな、報告によると上級魔法使いや上級冒険者の放つような魔法を軽くあしらったというが本当だったら昇格試験を受けさせてやらなきゃいけないのだ」

 「その確認をさせろって事ですか」

 フォード公爵は無言で頷く。

 「だから、報告通りならAランクの試験もクリア出来るはずだからAランク魔獣を用意した。

 ヨルムとミーシャはAランク魔獣と聞いて身震いをした。Aランク魔獣と言えば普通のスライムと違い心臓である核の場所を移動させ核の破壊を難しくする「リバイバル・スライム」や食べた魔獣の特性と武器を取り込む「キマイラ」、視線を合わせただけで人を殺す「コカトリス」等のそれこそ何年も冒険者をやって来た熟練された者でしか勝てない魔獣ばかりだ。

 ギルドの地下には闘技場を思わせる練習場があった。その練習場のど真ん中には大きな檻が置いてある。

 「じゃあ、私から行かせてもらおうか」

 「お前にはキマイラを用意した」

 檻からは勢い良く、顔はライオン体は山羊で尻尾は蛇といった姿をしたキマイラが出てきた。

 「負けたテュポーンの子供如き私の敵ではない」

 ロキは雷を出現させるとそれを槍のようにキマイラめがけて投げつける。すると、感電死を通り越して蒸発してしまった。

 フォード公爵は絶句した。

 「で、Aランク魔獣というのはいつ出てくるのだ?」

 「いや、今のがAランク魔獣なのだが、ありえないありえない・・・」

 フォード公爵は小声でぶつぶつと言っているがロキの知った事ではない。

 「ロキ殿が強いのは分かったしかし、その仲間がその実力についていけないという事があるかもしれないから試験は続行する」

 「次はわしが行くかのぉ」

 檻からは鶏に良く似たコカトリスが出てきた。

 「わしにはコカトリスか相性は悪くないのぉ」

 ヨウムはコカトリスに睨まれても動じず逆に睨んだコカトリスの両目を潰しの尻尾の蛇を引き千切り千切った蛇で絞め殺してしまった。

 「ばっかな、たしかにコカトリスに睨まれたのになぜ死なない」

 「それはわしが制限付きの不老不死じゃからじゃよ」ヨルムは即死するような効果を持つ能力を無効化する加護をゼウスから与えられたのだ、これにより未完成ではあるが不老不死が完成したのだ。

 「では、スライムはどうだ!」

 水槽が割れ中からスライムが現れる。

 「本当に水分だけですね」

 ミーシャは氷の魔法を発動させスライムを一気に凍らせスライムの一部から氷の槍を作り出すと核に勢い良く突き刺す。

 これでフォードの用意したAランク魔獣が全滅してしまった。実際はAランク冒険者パーティで一匹狩るような魔物なのだが個々の性能すらもAランク冒険者パーティ並みだと言うことを意味している。

 「貴殿方の実力は良くわかりました、しかしギルドではAランクまでしか認定出来ないので皆さんにはAランク冒険者の認定カードをお渡し致します。」

 「こんな紙切れで認定できてしまうのか」

 「このカードには絶対に破れないように魔法が掛けてありますな」

 「それにすごく綺麗な色をしています」

 それもそのはず他の色と区別するため豪華にしているらしい。

 遂にロキ達も上級冒険者の仲間入りを果たしたがそれを良く思わない上級冒険者もいると言うことをまだ知らない。

 遂にロキ達も上級冒険者になり話のショートカットをすることが出来るようになりました。

 一つ一つ依頼の旅に物語を組んでいたら終わらないよ。なので少し強引に上級冒険者にしました。たいへん申し訳ございません。

ですがこの作品の事は嫌いにならないで下さい。

 作者LIAR

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ