これは作者の性癖ではない
遅くなりましたと言っても
誰も見てなさそうですけどね
二日前、とある一軒家
「なぁ?捕まえたがこれからどうするんだ?」
ダボダボの服を着た20歳ぐらいの男が、これまたダボダボの服を着た20ぐらいの男に話しかけた
「どうもしない、なにも手を出すなよ?
手を出したらあのスイカ魔王が来るからな」
「あはは、スイカ魔王って都市伝説でしょ?」
ダボダボではなく、逆に体にくっ付くような服を着た20には届かないぐらいの女性がそう言った
ースイカ魔王とは!!
世のため人のため魔物のためにスイカを布教する魔物の王である
その目で獲物を捉えるとひかりの速度かな?と思える足で獲物をくわえて立ち去るというはた迷惑な魔王である
ちなみにその畑のスイカは魔王様の太鼓判の判定を受け、市場では競争がおこる
スイカは偉大
「都市伝説ではない、魔王はいる
そして、彼奴のことを俺はよく知っている
良いか?あの雌には傷一つ付けるなよ?」
その時である
「オシッコーーーーー!!!!」
まるで、間違えてカラオケの音量maxにしてしまったぐらいの大きさの声が聞こえた、ていうか聞かされた
「~ッ!!いい加減うっさいのよあの雌!!さっきからオシッコ!!オシッコ!!いい加減にしろっての!!」
「…あの地下室防音だぜ?
流石にションベンさせなきゃよそのやつらにバレちまうぜ?」
「いや、絶対に手を出すな
漏らさせろ」
その言葉に女は
「…趣味?」
と答えた…
「はぁ…説明するから勝手に変な趣向の人物にしないでくれ…」
「俺はどっちかって言うとOKのほう「説明すると、魔王には人が魔物に危害を加えると自動的に気づくらしい」」
「ふーん、タメになったわー…
性癖の話以外は」
「オッ!!シッ!!コーーーーー!!!!」
「ただ、いい加減どうにかならない?あの雌の声のせいで軽くノイローゼになりそうよ…」
「ん?なんだって?」
「なにか言ったか?」
二人は耳栓とヘッドホンをして曲を聞いていた
ちなみに曲は『あいしてるけどなんかなぁ…』
歌手しろのん