あなたの好きな言葉は?ー両手にスイカ!!by主人公
なんかグダグダになってますけど勘弁を…
前回の合い挽き
じゃなくて、あらすじ
主人公はドッキリに告白してみたら、何故か受けられた
華水が主人公に惚れてる伏線が二話のタイトルだったこと
神様助けて
あらすじ終了
華水の顔が近づいてくる
その白い帽子により、顔は暗く、より怖く見える
スライムやベスカ達が居れば、状況は変わるかもしれないが、
その後の旅に支障が出てしまう…
…だが、今はそんな悠長なことを言ってられない…
子塙は大きな声で『助けて』と言いそうになったが、
『た』と言った瞬間、ここには居ない第三者の声が響いた
それは、子塙にしては会いたくなかった相手
それは絶対にこの世界で会うはずのない者
「兄さん!!じゃなかった…ご主人様!!助けにきました!!」
霊の声である
霊はその頭にある大きな猫耳をピクピクと可愛げに動かしている
「なんでお前がここに居るんだよ!!」
「光あるところに闇あり
ハンバーガー屋あるところにチキン屋あり
お○ぎ居るところにピ○コあり
ご主人居るところに奴隷あ…性奴隷あり!!」
「なにその理論…まぁ、良い助けろ」
「どちらがよろしいですか?」
霊は一歩ずつ近づきながら、猫耳をいままで以上にピコピコ素早く動かし、子塙と距離を詰めてくる
「霊を食べるか、そこの発情ワンピ帽子を食べるか」
「どっちも食わねぇよ!!
賞味期限切れてんだろ!!」
「霊にする?」
「私にする?」
「「それとも仲良く?」」
「霊も華水も外で済ましてきたから要らないです」
「「私達、替・え・玉♪」」
「…お会計」
「「童貞」」
「…あげない」
もう嫌だ…誰か助けろ
そう思っていると、華水ではない別の神様が俺に援軍を出してくれた
ホモゾンビA.B.Cとムキムキマッチョがあらわれた!!
援軍…ではないな
でもチャンスだ
「華水!!霊!!モンスターだ!!早く逃げるぞ!!」
良し!!これで逃げられる!!
「霊はやっぱり純粋に愛して欲しいと思ってるんですよ!!
兄さ…ご主人様に虐められるのがたまらなく愛と思うんです」
「そうですよね!!私はスイカを出す道具みたいに扱われてますけど、
人の扱いじゃないからこそ気持ち良いんですよね!!」
「分かりますか!?華檎夢さんとは良い友達になれますよ!!」
「あの、頭を踏みつけられたときの首の痛みと踏まれた場所の痛みが、
背中を伝ってゾクゾクするのがもうやめられなくて!!
あぁ!!もうしたり顔で叩かれたい」
「ミミックさんも分かりますか!?
やっぱりご主人様はドMを造るのがすきなんですね!!」
逃げられると思っていたら華檎夢、霊、ミミックで、
ドM会議してやがる!!
…蹴りたくなってきた
なんて言うかこう…命ギリギリの所で涙ぐみながら慈悲を媚びる姿を見てみたい…
謝っているが、本当は痛めつけて欲しいと思わせたい…
その瞬間から痛めづけず、無視しまくって、最後の最後に踵落としを腹に決めたい…
痛みと快感を混ぜた顔をじっくり眺めて、見下して…
その後はグリグリと腹を弱く虐めて、不意に強く踏んで、
従わせたい…
アァ、ハヤクシタガワセタイ…
子塙は今まで抜けなかった自分の体を、へっこみから簡単に抜き取る
その様子を華水達は見ていた
「俺が神だ」
『は?』
「!?」
霊以外の全員が子塙の言葉に対し、疑問しか出てこなかった
それもそのはず、いきなり私は神様だと言われても信じる人は皆無だ
しかし、この男、子塙はやってのけたのだ…
「皆の者!!俺にスイカを献上するが良い!!」
それは簡単な事だ…
王や神になれる簡単な方法…
上に立つ者で一番手っとり早い方法…
それは…
ホモゾンビがその手に持つ西洋剣で子塙を突き刺そうとする
過翠創造にて創り出したスイカでホモゾンビの突き攻撃を止める
それと同時に大外刈りをホモゾンビに決め、
ホモゾンビを地面に倒す
そして、ホモゾンビの頭に足を置く…
その時、霊以外の人たちは、またドMを作るのかと軽く思っていたが…
子塙は頭に置いた足をそのまま力を入れて行き、
容赦無く踏み砕いたのである
そう…上位に立つ事ができる絶対的な条件…
ー圧倒的な強さであるー
子塙君は普通に強いです