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西瓜は大好きですか?ーyes!!by主人公

とりあえず、連載で出してみることに…


上手くいくかなぁ?

「転…生?」


『ええ、そうよ…

西瓜の食べ過ぎでお腹を壊して死んだ人…』


俺は盾矢子たてやね子塙すはな


しがない?高校生であった…


そう…昨日までは…





ー昨日ー


盾「やっぱ、夏は西瓜だよね!!」


シャリシャリ、ゴリゴリ…


蒸し暑い八月中旬…

僕は西瓜を皮と種ごと食べていた…


「西瓜アイスに西瓜サラダ、西瓜かき氷と西瓜ジュース!!

そしてなにより!!

西瓜だー!!」


普通の人なら異常に見えるだろう…


量にして、丸く太った西瓜を10個も食べている…


いくらなんでも…


盾「さ~て、次は西瓜おでんに…ウグッ!!」





その後、俺は救急車で病院に搬送され、一時間後…


永遠に目が覚めることはなかった…


最後に『西瓜王国を作りたかった』と言って…





そして現在、白いワンピースと白い帽子を被った?着た?

女の子もとい、神様と話している…


ちなみに、神様に決まった姿はなく、

話す相手にとって一番話しやすい姿か、

その話す相手の脳内で一番良いものになるらしい…


なので、夏に合う女の子の白ワンピ?に白帽子を被っている…

可愛い…


それは置いておいて、今それよりも気になる物がある…


さっきも言ったように、俺の脳内で一番良いものが話し相手にもなるのだ…


当然、俺の頭の中は西瓜!!


だから、俺の周りは…!!





西瓜畑ッーーーーー!!!!


キターーーー!!

天国地獄?神悪魔天使?上下右左?

何処からでも掛かってこい!!

西瓜があれば何だって出来るぜ!!


神『そう言えば貴方は、小学校の頃、おかわりの西瓜ひとつで全校生徒を気絶させてましたね…』


そんな事もあったな~…


その後、仕返しされたけど…

西瓜が無いと力が出なくて…


神『ところで、転生先の説明に入ります…』


あ、ごめん


神『いえいえ、では、説明ですが、貴方には【セカイ】と言う世界に転生していただきます』


盾「えっ?どこ?」


神『【セカイ】です。』


盾「名前は?」


神『だから【セカイ】です!!』


盾「ねぇ、ねぇ、名前は?」


神『ブチッ!!』


神は右手を前に出し指をパチンッ!!

と鳴らした…


その瞬間、俺の周りにあった西瓜達は灰になった…


盾「・・・。」


神『あっかんべー!!』




人の話を聞かないからこうなるのよ!!

と神こと、華水かすいは思った…


だが、しかし…


しまった!!


そう、後悔するには二秒も要らなかった…


華『あ、あの…ごめんなさいっ!!

西瓜はべ、別のを出すからぁ!!』


盾「…西瓜は言っていた…」


神「…えっ?」


盾矢子がゆっくりと話し出した、殺意もなにもない、至って普通…だったはずだが…


華水は汗が止まらなかった…

何故か?

それは…


盾「食べられたかった、美味しく食べて欲しかったって…」


人は喜怒哀楽を持つものである…

人は常時、その喜怒哀楽のどれかの状態なのである…

しかし、盾矢子は喜怒哀楽のどれでもなかった…


盾「可愛そうだよねぇ~…

可愛そうだなぁ~…

あぁ、可愛そう"だった"よな!!」

一歩一歩、ゆっくり歩いてくる…


華『く、来るなぁ!!

この西瓜がどうなっても…!!』


盾「"どうなっても"?」


盾矢子は足を止めた


華「そ、そう、この子が大事なら一歩も動かないで!!」


盾「人質…いや、西瓜質っていうのはなぁ?

無くなったら意味はねぇんだよ!!」


華「く、来るなぁぁぁぁ!!!!」




一話終了?

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