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第一話『戦争開始』

久々に投稿、好きなようにやります。

ここは日本…かつては世界に誇る平和な国であった。

しかし、現在…平和などという二文字は消え失せた。

自身の身は自身で守るしかない…法はもう機能しない…いや、機能しようとしているのだが…

街中では、銃撃戦が繰り広げられ、人の生首が転がる、爆破が起こる、テロが日常的に起こる。

もう今までの受け身にしかならない警察の姿勢では意味をなさないのである。

だから、警察すらも平和のために殺す…そういう世界だ。

しかし、まだ日本は国を保っているが、大多数の国では国として成り立っていない…現代に転移した原始時代…気に入らなければ、殺す。そこには感情しかない。

そういう点でいえば、日本はまだ平和だろう。


俺は呑気に通学路を歩く。

周りを見ると、高校生同士の喧嘩…


「ふざけんな!」


「ぶっ殺すぞ!」


…両者チャカを持ってるから、本当に殺せるんだよなぁ…

あー、平和とは縁遠き世界かな…


「おっ?いたのか?ミズキ。」


ミズキ

「いつもいる…ミズキは勇気の隣にいる。」


俺の名前は鳳凰院勇気。鳳凰院なんて大層な苗字を持ってるが、雑魚中の雑魚だよ。


勇気

「さぁ、早く行こうぜ。1限目は何だった?」


ミズキ

「1限は自習。教科の先生は死んだ。」


勇気

「そうか、死んだか。」


周りの人間が死んでもこんなもん。

命が果てしなく軽い…それが今の時代だ。


勇気

「はぁ、早く安全なところに行きたいな。」


ミズキ

「なら、全て殺す?」


勇気

「辞めなさい!」


妄言を吐き散らす…すると…


勇気

「ミズキ…」


ミズキ

「分かってる…1人。」


後ろから気配を感じた…敵は1人…


勇気

「ミズキ…今はあれは使うな。」


ミズキ

「りょ。」


勇気

「出てこいよ!分かってるぞ。1人だな。」


さぁ、どんな奴か…


「はい!」


すると、出てきたのは…

滅茶苦茶デカい女だった。

でっか…2mはあるだろ、こいつ。


勇気

「ど、どういったご要件で?」


ミズキ

「勇気…ビビらない…私がいる。」


この体格、佇まい…そこそこ強いな…


「あの!私に強さを教えてください!師匠!」


勇気

「師匠!?」


ミズキ

「ッ!?」


ミズキが目をかっぴらいて睨んでくる…


ミズキ

「勇気…師匠ってどういうこと?友達なの?親友なの?彼女なの?」


勇気

「もちつけ、ミズキさんやい。俺に弟子はいねぇよ。」


「はい!まだです!」


ミズキ

「まだぁ?」


勇気

「弟子はまだって意味だ。少しは文脈を読め!」


俺は溜め息を吐く。


勇気

「名前は?」


真優

「尾白真優です!師匠と同じ高校一年生です!」


ミズキ

「ん?名簿にあった!同じクラス!」


勇気

「マジ?2mもあったら分かるだろ?」


幾ら俺が周りに興味無くても…流石に分かるはず…


ミズキ

「休んでた。」


勇気

「1ヶ月も?」


ミズキ

「1ヶ月も。」


勇気

「お前何してた訳?」


真優

「特訓です!特訓を積んで師匠に近付けるようにと…」


勇気

「…後で勉強教えてやるから、来い。」


ミズキ

「哀れに思った…私も教える。」


真優

「ありがとうございます!」


まぁ、これも運命か…俺達は学校へと向かう。


校門に着くと…うわ、アイツがいる。


???

「皆の者!私の部下となるのだ!」


真優

「あれなんです?」


ミズキ

「…次世代の東京四天王候補…同じ学年の遊佐香織。」


勇気

「まぁ、勧誘だよ。下っ端を集めてるんだわ。」


真優

「なるほど!師匠は下っ端はーーー」


勇気

「いりません!」


そうして、話しながら中に入ろうとした…その時…


香織

「貴様!デカイ体…私の盾にピッタリなのだ!部下にしてやる!光栄だろう?」


香織が真優に話しかけた…まぁ、アイツはガタイが良いが…


真優

「嫌ですよ!なんで盾にならなくちゃならないんですか!」


…これは不味いな。


香織

「テメェに拒否権なんてないんだ!強さこそ正義!貴様は私より弱い!それが結果なんだよ!」


香織は得物を出した…

それは黄金に光るナイフ…


香織

「いいナイフだろ!私の下に着くなら見せてやる!」


真優

「え?嫌ですよ。私は師匠に着くと決めてるので!」


勇気

「えっ?」


あんにゃろう…俺にふりやがった…


香織

「貴様は…同学年の鳳凰院ではないか。あんな小さい雑魚の何がいいんだ?」


真優

「師匠を馬鹿にするな!師匠は世界一強いんだぞ!」


香織

「ほぉ…」


香織が地面を蹴る…そして、見せるのは飛びながらの光速の回し蹴り…コイツ、殺す気だわ。


勇気

「ミズキ…本気でやる。」


俺は躱しながら指示を出す。


ミズキ

「了解。」


そう言うとミズキは真優の手を掴む…


ミズキ

「離れて!喧嘩する!」


「わ、分かった。」


周りから人が消えた…邪魔者は現れない。


香織

「貴様…武器はどうした?」


そっか…皆、最低限、銃か刃物持ってるもんな。


勇気

「俺の相棒はこれだ。」


俺は拳を突き上げる。


香織

「拳…ワハハハ、笑わせてくれる…素手が武器?」


香織

「私の出る幕はないだろう。行け!ワンコ一号から三十号!」


「はいっす!」


下っ端が数をかけて襲撃してくる…確かに数で攻撃し、敵を殲滅する…合理的だ。

だが、俺の前では無意味だ。


香織

「えっ?」


香織

(何が起きた!?ワンコ達が鳳凰院を囲った次の刹那、もう既に倒れていた。)


香織

(私の動体視力を凌駕した…だと!?)


香織

(なんだ…素手なのか?何か武器をーーー)


思考した…その隙が命取りになるとも知らずに…


勇気

「なぁ、なんで意識を切った?」


俺は既に拳を振り被っていた。

 

香織

(切った…だと…一瞬ではないか!その一瞬…こんなの目指すアイツらよりも…)


勇気

「ほらよ!」


香織

「カブォ!?」


香織

(あ、意識が遠のく…なんて拳だ。こんな一撃…)


香織

「…まだだ。」


ほぅ…耐えるんだな…


勇気

「なら、もう一発いくぞ。」


香織

(食らったら…死ぬ!)


すると、香織は俺の拳を屈むことで躱した…しかしよ。


勇気

「お前さん、蹴りは想定していないのか?」


香織

「なっ!?」


香織

(躱すのは…無理だ。)


香織

「ガハッ!?」


そして、俺の蹴りが奴の延髄に突き刺さる。

…まぁ、手加減はしてる。


香織

「…。」


死んではいないだろう。


勇気

「行くぞ。ミズキ。遅刻する…」


ミズキ

「写真は取らなくていい?」


勇気

「いらねぇよ。もうコイツと関わることもねぇだろう。」


真優

「師匠!凄い!」



放課後になった。

その間にも奴は犬みたくずっと俺に付き纏ってくる。

流石にトイレの中までは辞めてほしかったが…


ミズキ

「私もトイレついていこうか?」


勇気

「辞めろ、マジで。」


勇気

「それで…お前はなんで俺についてくる?」


真優

「なんでって…弟子になりたいから!」


勇気

「弟子なんて取ってねぇんだがな…」


その時、廊下にいた女子達が話していた。


「ねぇねぇ、あの人が遊佐さんを倒したんだって…」


「マジで?あの遊佐さんを…2009年産まれの次世代四天王の筆頭格じゃん。」


…目立つのは嫌なんだがな…

…まぁ、朝あったことだし、しゃーねーか。


勇気

「帰るぞ。ミズキ。」


ミズキ

「りょ。」


真優

「はい!」


勇気

「真優…もうついてくんな!面倒なんだよ。」


俺は睨む…すると、尾白真優は笑顔で言った。


真優

「分かりました。」


ミズキ

「…。」


…調子狂うわ。

俺はミズキと共に学校から帰宅した。



勇気

「さて…新事業に手を出すか?いや、まだかも…」


「勇気、電話よ。」


勇気

「姉貴、分かった。」


俺は2階の自室から降り、1階のリビングの電話まで向かった。


勇気

「どうした?ミズキ?」


俺は電話主のミズキに話しかける。


ミズキ

「学校へ行く…今すぐ。」


学校…今すぐ…ね…


勇気

「お前、学校閉まってるだろ…」


ミズキ

「早く来て!」


ミズキの大声…久々に聞いた…


勇気

「分かったよ…」


俺は家を出た…てか、携帯でメールしろよ。



学校に近付けば近付くほど…鉄の匂いが強くなる。


勇気

「おいおい、マジかよ。」


喧嘩か…いや、抗争だろ…このレベルは…

学校の校門付近には…男達が倒れていた。


香織

「はぁ…はぁ…」


真優

「…ゴフッ。」


真優も香織も血塗れ…そして、その奥にいたのは…

東京四天王…城北を統べる者…鬼神…東郷和人だった。


勇気

「…貴方は東郷さん、なんでこんなところへ?」


俺は問いを投げ掛ける…すると、東郷は笑った。


東郷

「何故か…それは当たり前だ…次世代東京四天王筆頭格の強さを調べたいからな。」


勇気

「…負けたからですか?」


東郷

「あぁ、雑魚に負ける次期東京四天王など要らん…」


東郷

「俺らの面を汚した糞女を処分しに来たのよ。」


コイツ…調べるとか言ってただろ…

…違うか。始めからボコボコにしたかったんだな。


勇気

「なら、なんでもう一人もボコボコに?」


真優の顔は青痣でいっぱいだった。


東郷

「それがな…コイツ…言う事聞かなくて、面倒だったからだ。しかし、中々の強さ…部下にし、可愛がってもいい…」


典型的な三下ムーブ…


勇気

「真優、なんで逃げない?」


真優

「なんでって…師匠がついてくるなと言ったから。」


…は?


勇気

「そんなことのためにやられてたのか?」


真優

「はい!師匠の命令は絶対ですから!」



「リーダー、俺、リーダーの言う事聞きますよ!」


「勇気、俺らが手足になってやる!」


「勇気様、貴方様に従います。私の希望ですから。」



…しゃあねぇか。


勇気

「東郷さん、これからは俺が相手です。」


東郷

「は?チビに何ができる?」


勇気

「…できますよ。」


俺は拳を握る。


勇気

「貴方に勝つことが…」


気に入った奴は死なせねぇ…それが俺のポリシーだ。


東郷

「言うなぁ…やれ!テメェら!」


「はいよ!」


「殺します!」


下っ端共が襲いかかってくる…しかし…


勇気

「余裕なんだわ。糞が…」


俺は次々と雑魚を薙ぎ倒す…


「死ねっ!」


一発が俺の頭を捉えた…金属バットか…


「はっ?」


金属バット程度なら…金属バットが凹むよ。


勇気

「それ貸してくれよ。」


「なっ!?」


俺は金属バットを奪うと…雑魚を片付ける…


勇気

「ひぃ…ふぅ…みぃ…まぁ、百程度か?」


だが、金属バットで頭を殴られている…血が出てるわ。


東郷

「…大口を叩く程度の強さはあるようだ。」


東郷は釘バットを持つ。


香織

「無理だ。東郷には勝てない。パワーとタフネスが規格外なんだよ!」


勇気

「香織、お前は誰に負けたんだ?」


香織

「貴様だが…」


勇気

「なら、お前に勝った俺に賭けてみろ。」


真優が香織の肩を掴む…


真優

「そうです。師匠は勝ちます。信じてください。」


…他人に期待されるのは悪くないが…吐き気がするな。


東郷

(コイツ…遊佐に勝ったのか…なら、あの強さも納得だ。勝ったら側近としてこき使ってやる。)


勇気

「…やっぱ、漢なら…拳だろうが!」


次の刹那、俺は金属バットを投げる…

それは不規則に動く…


東郷

「当たるかぁ!」


しかし、東郷は釘バットで守った。

だが、既に俺が懐を取っていた。


東郷

「速いなぁ…ゴキブリかよ!」


東郷は釘バットを振り下ろす。

…やっぱ気持ち良いのは…圧倒的勝利だ。


勇気

「オラァ!」


俺は拳を振り上げる…


東郷

「何だとぉ!?」


それは東郷の釘バットとぶつかる。

俺はパワーは規格外なんだわ。


東郷

(バットが…ひび割れて…)


東郷

「ゴフッ!?」


勇気

「よいしょ!」


俺は釘バットすらも破壊…バットは粉々に…そして、拳は貫通し、東郷の顔を捉える。


…まぁ、簡単には食らわないわな。


東郷

「チビ…いいパンチだ。」


コイツ…寸前で顔面ずらしたな…反応速度も速いな。


香織

(あの時のパンチよりも速い…私は手加減されていたんだ。)


東郷

「ガキ!ここから殴り合いだ!」


勇気

「いいですね!やりましょう!」


そこから俺達はひたすら殴り合う。


東郷

(このチビ、なんちゅう力だよ。こりゃ厳しいな。)


東郷

(…ちょっと待て…このパンチ…知ってるわ。)


東郷

「お前、あの化け物の弟か!なら納得だわ!」


勇気

「知らないが、納得できたんなら、いいんじゃないっすか?」


やべぇ…顎が弾ける…体が引きちぎれそうだ。

東郷和人…噂に違わぬ豪快な男…殴り合いなら、勝ちはない…普通ならな…


勇気

「オラァ!渾身の一撃だ!死んどけよぉ!」


俺は拳に力を込める…アイツラを守るために…ありったけを…


東郷

「うぉ!?」


東郷

(何かまずい!?)


そして、渾身の一撃が東郷の顔面を捉えた。


勇気

「死んでも文句は言うんじゃねぇぞ!」


東郷

「ガハッ!?」


それは東郷の顔面を捉えた…


東郷

「…ゴフッ。」


東郷は地面に伏せる。

…アイツ…寸前にデカメの石拾ってガードした…判断能力が高い…無かったら…即死だった。


東郷

「負けたわ…東京四天王が情けない…ゴフッ。」


勇気

「いや、アンタは実際強かったぞ、苦手なタイプだったし…」


東郷

「…相性有利で負けたのか…それはまた…悔しい気持ちすら湧かないわ。」


勇気

「そうかよ。…アンタは過去一強かったよ。」


東郷

「過去一…か…それは過去を忘れているのか…消しているのか…まぁ、構わん…敗者はただ去るのみ…」


そう言うと東郷は立ち上がった…フラフラで…


東郷

「お前ら!俺は負けた!撤退だ。」


「嘘だろ、東郷さんが負けた!?」


「あの東郷さんが!?」


下っ端達は東郷に肩を貸しながら、去っていった。

俺が殴った奴もいる…それなりに強かったな。


香織

「嘘…ホントに勝った…だと…」


真優

「言ったでしょ!師匠は最強なんです!」


香織

「アハハ…」


香織

(あのレベル…なれるかな…)


東郷の集団は消えた。


勇気

「真優…後、俺は『ついてくるな』とは言ったが、『帰るな』とは言ってないぞ。危険な場面は逃げろよ。」


真優

「はい、すみません!ですが、危険な場面には首を突っ込みます!強くなりたいので!」


…全く、コイツは…


勇気

「…強くしてやるから、絶対に無駄に付き纏うなよ?」


真優

「はい!了解です!」

 


…そして、この事実は…東京全土に広まった。


「…東郷が負けたのか。良いね。私の引き立て役にちょうどいい…」


城西…双龍の貴公子 龍宮寺 獅音


「…鳳凰院勇気…あの女の弟か…良いだろう。血祭りに上げてやる。」 


城南…恨みなき復讐鬼 鬼塚 隆太


「へぇ、面白そうな子だね。僕みたいに情けなく、負けることになるのかな?」


城東…百戦錬磨の敗北者 語部 彼方


…そして、広がったらいけない奴にも…


「勇気様…愛してます!愛してます!殺したいほどに!ええ!貴方の眼球を食したい!」


イレブン・マーダーズ 

『切って殺す』令和のジャック・ザ・リッパー


「…ムカつく。」


イレブン・マーダーズ

『燃やして殺す』高校生連続放火魔

 

そして、東京の帝王にも…


「…あの人の弟か。」


東京の帝王 日本最強の漢 神道 進


そして、この勝利が東京全土で巻き起こる高校生戦争へと発展するのだ。

文字数はやる気によりけります。

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