5.異教徒狩り
第5話
異教徒狩り
異教徒狩り!
あるいは、異教徒ハンティング!
教皇はどう考えているのだろうか?
聖典には「武器を放棄せよ」とか書いてあるが!?
そもそも、異教徒を改宗出来れば、それだけ教会も信者が増えて、良いのではないのかと思うのだが?
教皇に聞いてみたいが、教皇と北の騎士団とは、ツーカーの仲だから、余計なことをすべきでは無い。
危ない、危ない!
おそらく、この異教徒ハンティングでの設けは、教会へ流れているのだろう。
もし、私がこの異教徒ハンティングを真剣に阻止するなら、やれることは2つになる。
教皇に接するより、危険かもしれないが、やるべきだろうか?
もし、途中でしくじると、大陸中を敵に回しかねない。
息子のことで、そこまでする必要はないはずだ!
うん、ないはずだ。ないはず……
しばらくして、私は、ハンティングの参加の回答は、他の貴族の締め切りと同じ日に、息子のエルマーに回答させた。
賛否は本人に決めさせた。
無論、参加だ!
ちくせう!?
今回の参加は仕方が無いとして、次回から継続しての参加は、ちょっと辛いものがある。
というのは、あの推薦状だ!
西の貴族他、推薦状を書いてあったが、あの様な宣伝に息子が使われるのは、ちょっと。
私は、思い切って、阻止策の2つを今後のため、イチかバチかやってみることにした。
ただし、ハンティング中になると息子を捕虜にでもされたら困るので、タイミングは気を付けないといけない。
読んで頂き、ありがとうございます。
全話で15話です。
なかなか、良いものが書けたかと思いますよ。
自画自賛んんん!