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白狼伝説  作者: Alaru
第一章 
8/16

村に帰還


「うっ・・・」


あ、少年が起きたみたいだ。丸1日寝てたからなこの子


「おはよう。調子はどう?」


「ルークを探さないと!」


「ルーク?だれ?そんな子森にいないみたいだけど?」

今森にいる人間は目の前の少年と、大人が数人だけだ。


「森で迷って帰ってきてないんだ。早く探しに行かないと!」


「まって、まだけが治ってないんだから。おとなしくしてて。」


「でもまだ・・・」


「少なくともその子はこの森にいない」


「なんでわかるの?」


やべ、どうしよ


「け、今朝森の中を見回ったけどいなかった。たぶんもう村に戻ってるよ。」


どうしよう怪しかったかな?すごく見られてる。



「・・・わかった。 助けてくれてありがと。オレはレイ、よろしくな。」


「こちらこそよろしく。僕の名前は・・・」

どうしよう名前ない・・・


「名前は?」


「グウィン」

パット頭に浮かんだのがこの名前だった。なんでだろう?


「ふーん。なんでグウィンはこんなとこに住んでるの?」


やばいやばいやばい、どうしよう


「師匠と住んでたんだけど独り立ちして、ここに住むことにしたんだ。」


ほんとのこと言う作戦発動。



「ふーん。そうなんだ」


あれ?なんか目線が頭の上に来てる?

なんでだ?  




あ!もしかして耳?


大急ぎで確認するが耳は出てない。よかったなんで上見てるんだろう


「頭になんかついてる?」


「いっ、いや何にもついてないぞ。ぼーっとしてただけだ。」




そうだったのかよかった。



それから1週間過ぎた何とか正体はばれず(ばれてないと思う・・・)

怪我も僕の傷薬スーパーでふさがったので、村に返そうと思う。





「レイ!傷もふさがったしそろそろ村に帰らない?」


「グウィンも村で暮らさないか?」


「え?」


「結構いいとこだぞ、店もあるし・・・」


どうしよう、でも村に住むといつかぼろが出そう。この人型ってきついんだよな、今回もレイのスキを見て狼化してたし、狩りの時とか寝ている間に。


「今回は、遠慮しとくよ。 ここで暮らしながら薬とかを売りに行くからまた会えるけど。」


「そうか、わかった。ありがとな!」


「森の外れまで送るよ。」



こうしてレイは村に帰って行った


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