表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白狼伝説  作者: Alaru
第一章 
16/16

村長さん


白い風が舞うと、そこにあったものは全て氷になっていた。


これほどまでとは、特級冒険者たちが為すすべもなく凍らせられていく。


特級といえばどれもこれもこの領地のトップクラスの者たちだ。


恐ろしい。


確かにそう思った。


これを事前に知っていなければ化け物と言ってしまう気持ちもわかる。


人間の至れる境地を超えている。


氷像がすべて崩れ去り蹂躙が終わった。


彼はこの町を去るといっている。


妥当な判断だろう。領主の殺人罪で大変なことになる。


息子が彼についていくと言っているが彼に断られた。


はっきり言って、私は息子について行ってほしく無いと思う。


彼は2年後に会おうといって出て行ってしまった。


息子は泣いている。


それもそうだろう。


こんな小さな村だ、子供はそう多くない。


いても年の離れた子しかいない。


初めてできた同世代の友達だったのだろう。(外見は)


ああ、この後どう使者に領主のことを説明すればいいのだろうか・・・


私は深いため息をついた。
















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ