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無題詩1~42(2011年)

無題詩5



わらわらと湧いてくるリビドーを、

細かく裁断しちまって、

気がつきゃ欲望がなくなった。

分断脳の感覚如く、

SF作家は喚いてる。

100年後には作品の、

おもしろさがなくなるんだ!

だって科学はどんどん進み、

奇なる小説を超えてしまうから。

家が傾き足も傾き、

何も知らない僕は叫ぶ。

「何もわからないのはなんでなんだ」

君に届かない声は闇に消え、

光の欠片はばらばらに、

砕けた先に一等の宝くじ、

破り捨てれば気分いい。

殴れ殺せと無意識が、

メッセージを送っては送る。

墓に送ればさようなら。

散れば散って花が咲く。

それは幻影?それとも現実?






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― 新着の感想 ―
[一言] SF作家好きなので、語られるだけで気分がいいです。ただ、反論するなら、本当にすごいSF作家は百年ごときでは古びません。
[一言] これが幻影ならいいですね。 もし現実なら、世も末です。人間は、人間であるべき人間としての人間らしさを放棄して、人間という殻から抜け出して、ほぼ人間をやめたみたいな話に感じましたので……。 …
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