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【プロットタイプ】元気?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

翳りのある人が好きで。

あの独特な色気が好きなんですよ。

底無しに明るい人よりも、何処か翳りのある人が好き。つい目で追ってしまう。だから私が諭羅にどれだけ嫌われ様とも、構わず突っかかりに行くのは、興味があるからだと思っている。

けれども何処か翳った人になんて声を掛ければ良いのか分からず、『元気?』と問い掛けるのは、きっと私の悪癖なのだろう。……聞かずには居られないのだが。


待ち合わせ時間、五分前。きちんと集合時間前に到着していた諭羅は私を一瞥すると、ただ静かに口角を上げた。何時もの、私に見せる翳りのある微笑だった。

「いやっほ〜、ゆらりぃ。元気してたぁ?」

「お陰で様で」

諭羅は私の事が得意ではない。好きか嫌いかで言ったらきっと嫌い。けれどもこうして付き合ってくれているのは、きっと諭羅の良心から来るものだろう。

それでもこうしてハイになって甘えてしまうのは、きっと諭羅の持つ独得の雰囲気から来るものなのかも知れない。

常に何処か陰っているから周りが放って置かない。つい構ってしまいたくなる。けれども。

「あのさ、こうして私が『元気?』って問い掛けるの、嫌じゃない?」

ずっと悩み続けている。何処か虚ろ。それな相手に無理矢理にでも『元気だよ』と言わせるのは、酷な事では無いかと思うのだ。

諭羅は少し悩んだ様に視線を動かすと、また静かに口角を上げた。

「まぁ、嫌か嫌じゃないかで言われたら嫌かな。逐一答えるの、面倒だし」

顔を見る。人を小馬鹿にした様な、したり顔。それでも心から嫌がっている時は絶対にしない表情だった。

「何? 今日は随分と私に気を使ってくれるんだね。心境の変化?」

「まぁそんなところ。貴方も知っての通り、私は筋金入りの移り気だからね」

根が繊細。だから少しでも不快感を感じると笑顔で縁を切る。けれども問題がない相手なら、皮肉で応戦する。何時もの諭羅だった。何時もの、脆く、壊れやすい、私達の友人。

「手間だなぁ。瑠衣が居てくれたらお世話係任せられるのに」

「思う存分、お世話させてやるよ」

きっと酷な事をしている。それでも本当に嫌なら切り落としてくれるから、思う存分甘えられる。これからも、そうであって欲しいと願うのは、私の我儘なのだろう。


「どうだった」

「どうもしないよ。何時も通りのゆらりぃちゃんでした〜」

諭羅の事見てるの、私だけじゃないからね。

作者はしっかり頭がおかしいことを前提にお読み下さい。


『梅香の君、如何お過ごしで御座いましょうか?』、『梅香の君、元気にしてるかな』。

これを一日数十回と繰り返します。

暇さえ有れば言います。『お腹空いた〜』、『暑い〜』ぐらいの頻度。


※あ、梅香の君ってモデルとなった神様を元に私が『勝手に』作ったオリキャラの事。

※もう色々あって神様になられた方だから、ずっと陰っててる。心から明るくなれない。


そんな方が『お元気ですか?』と聞かれ続けるのは、非常に酷なことじゃないかと。

全然元気じゃないのに、気を使って『元気だよ』と言わせている様なものなので。


でも聞いちゃう。口癖の如く。だって心配なんだもん。

今生きてるのが奇跡的な程に仄暗い空気纏った人が近くにいたら、生存確認の為にしつこく聞いちゃうよ!!


これが諭羅。構わずには居られない、『支えて欲しい』なんて言わないし、欠片も思ってないのに、周りが放っておかない。


本人は絶対鬱陶しい。でも本当に嫌ならば容赦なく縁を切りに掛かるから、安心して甘えられる。

そこまで無理をしないから。此処は本心で動くから。


もー翳りのある人が好きで〜!!

目を離したら遠くに行ってしまいそうな人が好きで〜!!

色気がすんごい。

目と口に色気がある人も好きだけれど、同じくらい好き。

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